【社会的促進】人がいた方が勉強がはかどるのか?

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勉強の質を高める

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周囲に人がいた方が仕事や勉強ははかどるのか?

【社会的促進】
・課題に取り組むとき、同じような行動をとる人や、評価者の目があったほうが活動の生産性が向上すること

周囲に人がいる環境と、一人きりの環境。
どちらが集中できるのかは人それぞれだと思っていませんか?

ある程度周りに人がいた方がいいか、1人がいいのかは、個人差の問題として説明されることが多いです。
しかし、実は課題の難易度によって変更したほうがいいのです。

1900年ごろまでの研究では、同じような行動をとる人や、評価者の目があったほうが活動の生産性が向上するという考え方が一般的でした。

しかし、あなたも経験上、周囲に人がいるからこそ仕事や勉強がはかどることもあれば、周囲の人の目が邪魔になってうまくいかなくなるということもありますよね

「結局、1人のほうがいいの?周囲に人がいた方がいいの?」

という疑問を本記事で解決します。

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課題の難易度によって、環境を変える

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【クラーク・ハルの動因水準の考え方】
・ 周囲の人が増えると、うまくいくことは、うまくいきやすくなる
・ 周囲の人が増えると、失敗しがちなことは、失敗しやすくなる

人の目は、プラスに働くこともあれば、マイナスに働くこともあります。

ペーター・ハントらによる実験では次のような結果になることを示しました。

  • 簡単な迷路の課題では、1人でやるよりも一緒に課題に挑戦するほうが成績がよい
  • 難しい迷路の課題では、一緒にやるよりも1人で課題に挑戦するほうが成績がよい

周囲に人がいると、主観的な緊張感は高くなります。
そして、比較的優しい課題、またはうまくできる自信のある課題では、緊張感が高いほうがうまくいきます
一方、難しい課題、うまくできる自信のない課題では、緊張感が高いと、失敗しやすくなります

では、実際に課題の難易度によってどのように環境を変えればよいのかを見ていきましょう。

簡単な課題は、図書館やカフェなどの周囲に人がいる環境が集中できる

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上述したように、簡単な課題は、緊張感が高い方が集中することができます
つまり、周囲に人がいる、図書館やカフェで勉強するのがいいでしょう。

「『簡単な課題』ってどこまで?」

このように疑問に思う人も多いでしょう。
難解な計算問題や、読書感想文などのクリエイティブな作業以外は、人の目がある方が集中できるでしょう。

また、個人的には、勉強する習慣のない人は、人の目がある環境で勉強することをおすすめしています

『集中できるか』という指標のみでみると、難易度によって環境を変えるべきであるという意見には賛成です。
しかし、『勉強できるか』という指標で見るのであれば、断然周囲に人がいる環境がいいでしょう。

  • 見られているという適度な緊張感
  • 頑張っているところを見られたいという心理
  • せっかく来たんだから勉強しないとという意識
  • 周囲が勉強している姿によってやる気がもらえる

図書館やカフェで勉強をすることは、このようなメリットがあります。

勉強習慣がついている人や、一人でもサボらないで作業をできる自信があるという人は、難しい課題を家で、簡単な課題を図書館やカフェでやるようにしてみてください。
一方、勉強習慣がない人や、一人でもサボらないで作業をできる自信がないという人は。人の目がある図書館やカフェで作業をするようにしてみてください。

難しい課題は、自宅や個別ブースなどの1人の環境が集中できる

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上述したように、難しい課題は、緊張感が低い方が集中することができます
つまり、周囲に人がいない、自宅や個別ブースで勉強するのがいいでしょう。

難しい課題とは、難解な計算問題や、苦手な論述問題、読書感想文などのクリエイティブな問題などが挙げられます。

また、時間を測って模擬試験や過去問を解く際も、自宅で解くのがおすすめです。

要するに、周囲に人がいなくても、『誘惑に負けない』『ある程度緊張感が保たれている』状態であるならば、一人で勉強をしたほうが集中できるでしょう。

しかし、先程も述べたように、勉強する習慣ついていない人は、勉強する習慣がつくまで人の目があるところで勉強をするのがよいでしょう。

とくに自宅には、スマホ、マンガ、テレビ、ゲーム、本などの誘惑物が置いてあり、またそれらを触っても誰にも見られていない環境が整っているため、自宅での勉強はかなり難易度が高いです。

学生や社会人におすすめの勉強場所は、こちらの記事でも紹介しているので、ぜひお読みください。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

「人がいた方が勉強がはかどるのか?」
という疑問に対する答えは、「難易度によって変わる」です。

簡単な課題であれば、周囲に人がいた方が集中できます。
一方、難しい課題であれば、一人きりの方が集中できます。

しかし、これは『集中できるか』を指標にしたときの話です。
そのため、「難しい課題は家で勉強したほうがいい」とは、簡単に言うことはできません

なぜなら、家にはスマホやマンガ、テレビ、ゲーム、本などの誘惑物がたくさんあり、一人でこれらすべての誘惑に打ち勝ち、いつでも勉強できるという人はかなり少ないからです。

もちろん、私もすぐに誘惑に負けてしまいます。

本記事で紹介した、クラーク・ハルの動因水準の考え方は、今度勉強スケジュールを決める上で、大切なポイントになると思います。

  • 家で勉強するときは、なるべく難しい問題
  • 外で勉強するときは、なるべく簡単な問題

このように意識していただけると、幸いです。

こちらの著書もぜひチェックしてみてください。

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