【東大院生が実践】コントロール感で勉強のやる気を高める方法

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仕事の質を高める

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勉強のやる気を高める、コントロール感って?

【コントロール感】
・ コントロールできる、またはコントロールしているという感覚
・ 自分が決定権を有しているという感覚

「なかなかやる気がでない」
「勉強したい気分にならない」

このような悩みは、コントロール感で解決することができます!

コントロールという言葉の意味を知らない人はいないですよね。
goo国語辞典によると、コントロールとは、『ちょうどよいぐあいに調節・統制すること。管理』と記されています。

心理学でコントロールは、さまざまな意味を持ちますが、ここでのコントロールとは、「自分の能力や主体性についての感覚」という意味です。
人が力を発揮するためには、コントロール感というのが深く関わってきており、多くの実験が、コントロール感の重要性を示唆しています。

本記事では、コントロール感を応用し、勉強のやる気を高める方法をご紹介します。
それでは、早速、本題に入っていきたいと思います。

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”やらされる”とやる気は下がる

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【ブーメラン効果】
・ 
あからさまに説得されればされるほど反発し、逆の行動を取ってしまうこと

【心理的リアクタンス】
・自分の行動や態度を選択する権利が脅かされると、自由を取り戻そうと激しく抵抗すること 

子どものころ、「勉強しなさい」と言われれば言われるほど、勉強したくなくなるということはなかったでしょうか?
また、「絶対に見ないで」と言われると見たくなることってありますよね。

これらは、『ブーメラン効果』と『心理的リアクタンス』を端的に表した現象です。

「これをあれ」「あれをやれ」と強制されても、人はますますやる気がなくなってしまいます。
なぜなら、人は自分の行動は自分で決めたいものだからです。

説得されると逆の行動をとってしまったり、行動を制限されると激しく抵抗してしまうのは、コントロール感を失ってしまうためだという捉え方もできます。

子どもに「勉強しなさい」と言ってはいけない

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私は、SNSや書籍で、子どもに対して、「勉強しなさい」と言わないようにしてくださいと発信しています
勉強して欲しいのであれば、「勉強しなさい」ということは逆効果になってしまうからです。

そのかわりに、「すごいね!」とたくさん言ってくださいと伝えています。

「テストで80点取ってすごいね」
「今日は勉強できてすごいね」

「すごいね」と言われるたびに、子どもは「もっとすごいねって言われるために努力しよう」と思います。
子どもに望む行動を取らせたいのであれば、思ったことをそのまま口にするのではなく、大人の知性で子どもをやる気にさせることが重要なのです。

自分のやる気も、知性で引き出す

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子どものやる気を引き出すのが大人の知性なのであれば、自分のやる気を引き出すのも大人の知性です。
あなたが子どもでないのであれば、自分のやる気は自分で引き出せるようにしておいた方がなにかと都合がいいことが多いでしょう。

ここでは、佐々木正悟さんが書いた、『すぐやる人に変わる 心理学フレームワーク』で紹介されているアメリカの老人ホームの利用者を対象とした実験をご紹介します。

60歳以上の高齢者を対象にした実験で、施設の部屋にある植物の世話や、映画を観る曜日を自ら決めることのできるようにしたグループと、家具の配置や行動の時間など、何から何まで「施設の職員にお任せする」グループに分けたところ、選択権を持つグループの方が、主観的(本人たちの評価)にも、客観的(施設職員による評価)にも、いずれから見ても、より活動的になったと評価されました。

人は、「やらされている」という感覚があると、やる気が起きなくなります。
一方、「自分で選択している」という感覚、すなわちコントロール感があると、自然とやる気が湧き上がってくるのです。

それでは次に、やる気が起きないときに、「自分で選択しているのだ」という感覚であるコントロール感を高める方法をご紹介します。

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やる気が起きないときは、ひとつ先の未来を想像する

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ひとつ先の未来を想像することで、コントロール感を高める方法を、2つの具体例を挙げて紹介していきます。

【2つの具体例】
① 会社の昇進条件を満たすため「TOEIC730点」をとりたい(サラリーマン向け)
② 受験勉強で、やる気が出ない日が多々あり、どうにかしたい(学生向け)

具体的なやる気の高め方①

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例:会社の昇進条件を満たすため「TOEIC730点」をとりたい(サラリーマン向け)

上記の例では、まさにやる気が起きにくいシチュエーションと言えます。
なぜなら、「やらされている」という感覚が出てしまうからです。

仕事の都合上、資格をとることを義務付けられていたり、勉半強制的に勉強をさせられたり。
ほとんどの社会人の方ならば経験があると思います。
自分で決めたことではないので、どうしてもモチベーションが上がらず、「やってられるか!」と投げ出したくなりますよね。

しかし、やる気が出なくても、なんとかしなければいけないのが世の定め。

そこで、簡単にやる気を高める方法としておすすめなのが、『ひとつ先の未来を想像する』というものです。
換言すると、自分の目標と目の前の勉強とを無理矢理でも紐付けるという方法です。

「会社の昇進条件を満たすため、TOEIC730点を取りたい」

では、TOEIC730点をとった先の未来のことを想像してみましょう。

  • 頑張りが認められ、うまく昇進できるかもしれません
  • 子どもに、「すごい!」と尊敬されるかもしれません
  • 収入が上がり、家族と海外旅行に行けるかもしれません
  • 英語も話せて、海外旅行がもっともっと楽しめるようになるかもしれません

どうでしょう?
少しワクワクしてきませんか?

「TOEICで730点取るのは、会社の昇進条件を満たすためではなく、子どもに尊敬されるためだ」
「TOEICで730点取るのは、会社の昇進条件を満たすためではなく、家族で海外旅行に行くためだ」

行動理由を上書きすることで、自分で選択しているという感覚である、コントロール感を得ることが出来ます

実際に想像してみると、やる気もモチベーションもぜんぜん違うことを実感できると思います。

具体的なやる気の高め方②

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例:受験勉強で、やる気が出ない日が多々あり、どうにかしたい(学生向け)

人の気分にはムラがあるもの。
対策もせずに、いつでもやる気がある状態というわけにはいきません。

そんなときに、やる気を高めるおすすめの方法が、ひとつ先の未来を想像するというもの。
上述したように、目の前の行動と、自分の目標とを紐づけ、再確認する作業が必要です

やる気がでないときは、条件反射的に『ひとつ先の未来を想像する』習慣を身につけると、やる気のムラが減り、安定した成果を出し続けられるようになります。

具体的にみていきましょう。

「受験勉強で、やる気が出ない日が多々あり、どうにかしたい」
このように思っている人はたくさんいると思います。

ひとつ先の未来。つまり、受験勉強であれば、合格した後のことを想像してみましょう

  • サークルや部活など大学生活を楽しんでいる自分の姿
  • 志望校のキャンパスを胸を張って歩いている自分の姿
  • 医者として、たくさんの患者の命を救っている自分の姿
  • 法学部を卒業して、弁護士や検事として活躍している自分の姿

”受験のため”と考えるより、未来のことを考えたほうがワクワクしてきますよね。
たとえ、将来の夢や目標が思い浮かばなくても、大学入学後の自分の姿を想像することはできるでしょう。

大学に入学することが目的なのではなく、もっと先の未来に本当の目的があるはずです。
やる気がでないときは。その入学後、または卒業後の目的のために、今勉強しているのだということを再認識してください

「今勉強しているのは、強要されているのではなく、自分で選んだことなんだ」と思うことができれば、コントロール感が高まり、勉強への意欲も回復するでしょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

気分、やる気、モチベーション。
これらにムラがない人はほとんどいません。

誰でもやる気が起きないこともありますし、モチベーションが長く保たないこともあります。

「それでも、なんとかしようとするかどうか」が結果を出せるか否かを分けます

本記事は、『やる気が起きない』という不可避の状況に対して、なんとかするべく『やる気を起こす』ためのおすすめの方法を紹介した記事です。

コントロール感がやる気と関わっていること。コントロール感を高める方法。
これらを知っているか知らないかでは、勉強の結果に大きく差が出てきます。

勉強に関わらず。「やる気が起きない!」というときは、ぜひ本記事で紹介した「コントロール感でやる気を高める方法」を実践してみていただけると、幸いです

『やる気がでないときの対処』については、こちらの著書でも詳しく紹介しています。

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