勉強を始めるハードルを下げれば、すぐに勉強を始められる!
「なかなか勉強が始められない」
「勉強時間が増えていかない」
このような人は多いと思います。
しかし、勉強を始めるハードルを下げることで、あなたはすぐに始められる人に変わります!
勉強をなかなか始めることができないときは、意図的に次のような環境をつくることで、勉強をすぐに始める人に変わることができます。
原因①:勉強準備や勉強内容を考えることが勉強を始める足かせになっている
→勉強の最後には、座るだけですぐに勉強を始められる環境を整える
原因②:勉強に対する意識が低下している
→常に参考書をみえるところに置いて意識を高める
原因③:何もやる気が起きず、動くのも面倒
→スマホを勉強道具に変える
「勉強をなかなか始めることができないから、自分は意志の弱いダメ人間だ」
「いつもだらだらしてしまう。自分は怠け者だ」
このように考えてしまう人もたくさんいると思いますが、決してそんなことはありません。
上述したように、勉強するハードルを下げてあげるだけで、あなたは途端に行動できる人に変わります。
すると、本当は行動力があり、意志の強い人間だと気づくことができるでしょう。
本記事では、勉強を始めるハードルを下げる3つの方法をご紹介します。
すなわち、勉強する環境を整えるテクニックです。
このテクニックは、『勉強を始めるハードルを下げる』と『勉強を阻害するもののハードルを上げる』の2つを同時に行うと、相乗効果でより高い効果を発揮できます。
後者についてはこちらの記事をご覧ください。※新しいタブで開きます
【すぐやる人に変わる】勉強を阻害するもののハードルを上げる方法
それでは、『勉強を始めるハードルを下げる3つの方法』をみていきましょう。
勉強を始めるハードルを下げる
① 勉強の最後には、座るだけですぐに勉強を始められる環境を整える
② 常に参考書をみえるところに置いて意識を高める
③ スマホを勉強道具に変える
簡単に勉強を始めることができるようになる、東大院生直伝のテクニックを早速紹介していきます!
3つの方法をご紹介しますが、自分に合うと思ったものから実践してみてください!
勉強の最後には、座るだけですぐに勉強を始められる環境を整える
・ 勉強準備や勉強内容を考えることが勉強を始める足かせになっている
→『勉強の最後には、座るだけですぐに勉強を始められる環境を整える』で解決!
普通の勉強の流れは、『準備する→勉強する』ですよね。
しかし、この順番を逆にすると、勉強を始めるハードルを下げることができます。
どの勉強をするかを考えて、そのための勉強の準備をするという2つの行動をしなければ勉強を始めることができないというのは、意外と勉強を始められない大きな要因となってしまいます。
「勉強をする」と考えるとハードルは高いですが、「とりあえず椅子に座ってみる」だけであれば、スッと行動できるのではないでしょうか。
椅子に座ると、目の前に参考書が置かれています。
しかも、次やろうと思っていた問題のページが開かれていて、筆記用具も準備してあります。
このような状態であれば、「解いてみるか」と”なんとなく”勉強を始めることができるのではないでしょうか。
ポイントは、勉強が終わるときに、次の勉強の準備をしてしまうことです。
やりかけの状態で、片付けずに放置しておくでも構いません。
私も、家で勉強するときは参考書のページもノートも開いたまま、しかも次解くべき問題にチェックをつけておき、椅子に座ると強制的に問題に目が入るように工夫しています。
一度問題を目にしてしまうと、段々と脳がモヤモヤしていき、そのモヤモヤを解消するために気づけばペンを握っています。
もし、どうしても片付ける必要のある環境であれば、「次はどの勉強から始めるのか」を決めてから勉強を中断するようにしてください。
「次は、Part4の読解問題からスタートだ」
と頭の中で唱えてから勉強を中断するだけで、ふとした拍子に、勉強している自分の姿を想像してしまいます。
そして、それが勉強を始めるためのハードルを下げることにもつながるのです。
常に参考書をみえるところに置いて意識を高める
・ 勉強に対する意識が低下している
→『常に参考書をみえるところに置いて意識を高める』で解決!
「毎日仕事が終わってから3時間は勉強してやる」
「1ヶ月以内にこの資格を取ってやる」
「寝る前は毎日暗記の勉強をするぞ」
このように断固決意しても、段々と時が経つにつれ、気持ちがブレきててしまいますよね。
「やってやるぞ」と決意したときの気持ちを持続することができれば、勉強を始めることは容易だったでしょう。
しかし、人は物事も感情も段々忘れていってしまうもの。
勉強に対する意識の低下を防ぐには、なんらかの対応策を取る必要があります。
そこでおすすめしたいのが、『常に参考書をみえるところに置いて意識を高める』という方法です。
例えば、リビングのテレビ台の上や、いつも使用しているカバンの中などに参考書を忍ばせておきます。
すると、テレビを観たり、カバンを開けるたびに参考書が目に入り、嫌でも勉強を意識せざるを得なくなります。
このちょっとした工夫が、「いざ勉強しよう」となったときに、行動できるか否かを分けることになるのです。
1度しか会ったことのない人より、何度も顔を合わせている人の方が好意を抱いてしまいますよね。
これは、心理学用語で単純接触効果というのですが、相手は人だけでなく、何度も目にすることでだんだんと参考書への愛着も強くなっていきます。
よく目にするものは人それぞれだと思います。
「勉強しなきゃ」と何度も意識できる環境を意図的につくってみてください。
スマホを勉強道具に変える
・ 何もやる気が起きず、動くのも面倒
→『スマホを勉強道具に変える』で解決!
「一度ソファで寝転がると、動くのがめんどくさい」
「今の場所から動きたくない」
このように、「なんとなく動きたくないなぁ」と思うことはよくありますよね。
とくに、「夕食後ソファに寝転がってしまった」「ベッドに寝転がってしまった」ときは椅子に座るために移動するのも億劫になってしまうと思います。
「何もやる気が起きない!」「動きたくない!」というときに勉強をするおすすめの方法が、スマホを勉強道具に変えてしまうことです。
動きたくないのであれば、動かなくても勉強できる環境を作ってしまえばいいのです。
「寝転がって、何もしたくない」というときでも、なぜかスマホは手の届くところにあって、ラインやインスタのチェックはするという人も多いでしょう。
それならば、スマホを勉強道具に変えてしまいましょう。
例えば、勉強している内容の講義動画をブックマークしておく、問題を解けるアプリをダウンロードしておくなどの方法があります。
私も、簿記の勉強をするときは、よくYoutubeの解説動画を参考にしましたし、基本情報技術者の試験勉強のときは、アプリをとって問題を解いていました。
「勉強は机に向かわないとできないもの」という固定観念は捨ててください。
いつでも、どこでも、スマホでも勉強することができます。
動きたくないときは、だらだら寝転がりながらスマホで勉強してもいいのです、
調べてみると、勉強したい内容の動画やアプリがたくさんあると思うので、一度検索してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
人はどうしても楽な方、楽な方へと流されてしまう生き物です。
本記事で紹介したテクニックは、その習性を利用して、『勉強を楽な方』に変えるテクニックです。
上記したように、勉強を始めるハードルを少し下げてあげるだけで、あなたも簡単にすぐに勉強を始められる人に変わります。
「勉強する習慣が身についていない」という人ほど、勉強しやすい環境を整えてあげることが大切です。
ある程度勉強する習慣が身についていたとしても、勉強しやすい環境をつくることで、より勉強時間を増やすことが可能になります。
勉強に限らず、仕事をするときなど、あまり乗り気ではなくても行動しなければいけないときがあると思います。
そんなときは、『行動することのハードルを下げる』工夫を行ってみてください。
勉強以外にも応用できるテクニックです。
また、『勉強を始めるハードルを下げる』と同時に、『勉強を阻害するもののハードルを上げる』テクニックを行うと、さらに効果が高くなります。
そちらの記事も合わせてお読みください。
ぜひ、「勉強を始めるハードルを下げる」を実践してみていただけると、幸いです。
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