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【東大生の暗記術】感情を動かし効率よく記憶するテクニック

勉強の質を高める
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暗記にもテクニックがある

「どうしても覚えたい!」という内容は、感情を動かすことで簡単に記憶できるようになるということを知っていましたか?

つまらない映画よりも、面白い映画。
平凡な体験よりも、嬉しい・楽しい・驚いた体験を覚えていますよね。
なぜなら、人は感情的な出来事は何度も反芻するから。

1回解いた問題よりも、2回解いた問題を。
2回解いた問題よりも、10回解いた問題のほうがより覚えているように、頭の中でその記憶を何度も反芻することで、人の記憶はより強固なものとなります

「勉強が苦手」
「時間をかけても全く覚えられない」
「暗記なんてしたくない!」

という方も多いと思います。
しかし、実は暗記のテクニックをいくつか実践するだけで、驚くほど簡単に暗記ができるようになるのです!

「覚えること」は、受験生や資格試験を控えている学生だけでなく、むしろ、毎日新しいことを覚え、時間効率を上げなければならない社会人に必須のスキルです。

それでは早速、感情を動かすことで簡単に暗記する方法を見ていきましょう。

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感情を動かし暗記するメリットを示す研究結果

内藤誼人さんが書いた『一瞬で人の心を虜にする暗示心理術(PHP出版)』という本の中に、「イベントで注目を集めろ」というテクニックを紹介しています。

オランダにあるライデン大学のゲジナス・ウォルターズ博士は、感情を揺さぶるような出来事が、どれくらい人の記憶に残るのかを、大学生34人と平均年齢70歳の年配者20人を対象に調査しました。

その結果、大学生はもちろん、年配者であっても、その出来事を詳細に記憶していたことが明らかになりました
つまり、感情が動いた出来事は、それだけ記憶に残りやすいということがわかったのです。

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感情を動かす3つの勉強法

では、感情を動かす勉強をするにはどうすればよいのでしょうか?

ここでは3つの方法をご紹介します。

① 本番さながら試験問題を解く

1つ目は、本番さながらに試験問題を解くこと。
参考書の説明文を読むだけでは感情は動きにくいですが、実際に本番のつもりで試験を解いてみると、点数が低いと「悔しい!」、点数が高ければ「嬉しい!」という気持ちになりますよね

試験を受けていて、「あ、あのとき間違えた問題だ」と思い出したことのある人はおおいでしょう。
教科書や参考書を眺めるだけの勉強よりも、試験を解くことで記憶に残りやすくなります。

② 問題集に『感情くん』を書き込む

問題集を進めていくときに、間違えた問題にチェックを付けるという習慣のある人もいるでしょう。
ここに一工夫すると、さらに効率よく記憶に刻み込むことができます

それは、感情マークを書き込むこと。
問題を解けたときは『😆』。
解けなかったときは『😢』。
途中までわかったときは『😔』。
このように、自分でルールを決めてどんどん書き込んでいきます。

すると、次同じ問題を解く際に、「前回はここで躓いたんだった!」と過去の記憶が思い出しやすくなります

「問題集に直接書き込まない」「間違えた問題にのみチェックマークを入れる」というよりも、『感情くん』を書き込むほうが、記憶に残りやすく、勉強自体も面白くなるはずです。

③ マンガで勉強する

「高難度の英単語帳が、気づいたら放置されていた」
「難しい問題を解こうとして、すぐにやる気が無くなった」
「興味のない世界史の教科書を読んでも、全く頭に入ってこない」
このような経験はないでしょうか?

特に新しく始める勉強は、ある程度理解できるようになるまでやる気が起きないですよね。

人は、「面白い!」「楽しい!」「興味がある!」と思ったことでないと、なかなかやる気が起きません

つまり、新しく始める勉強でもスタートダッシュを切るためには、できるだけ面白いと思う方法を選択する必要があるのです!

例えば、「中国の歴史を勉強する際に、マンガ『三国志』から読み始める」などはよく聞きますよね。

「歴史くらいしかマンガで勉強できないんじゃない?」

こう思う方もいると思いますが、最近は、『まんがでわかる!〇〇』と言った本がたくさんあります。

私は、仕事のため勉強した「財務管理」や「財務諸表」、「プレゼンのコツ」、「書きかたのコツ」「ロジカルシンキング」などを始めて勉強するとき、なるべく楽しくなるように『まんがでわかる!〇〇』から入りました。
また、「日商簿記」や「基本情報技術者」の勉強の際も、マンガとまではいきませんが、なるべくカラフルで薄い参考書を選びました。

少し工夫するだけで、誰でも楽しく勉強を始めることができます。
最初が楽しければ、その後の勉強も楽しいです。
逆に、最初がつまらなければ、その後の勉強もつまらなくなってしまいます。

ぜひ、マンガやカラフルな参考書などを積極的に選び、楽しい勉強にしてください。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

「勉強はつまらないものだ」
「勉強は苦痛を伴うものだ」
「勉強は我慢して行うものだ」

周囲の人は、たいていこう言います。
実際、「勉強は楽しい!」「喜んで勉強する!」という人は、周りにほとんどいなかったのではないでしょうか

私の周りには、極稀に「勉強は楽しい!」と言っている人がいましたが、例外なく東大や東工大、一橋や早慶などの高偏差値の大学に入学しました。
東大生の友人にも、「勉強がつまらない」と言っている人は1人もいなかったと記憶しています。

「勉強はつまらない」と口癖のように言っている人たちは、どんどん成績が下がっていきます。
すると、さらに勉強がつまらなくなり負のスパイラルに陥ってしまいます。

ここまで読んだ方は、今日から「勉強がつまらない!」というのは、やめにしましょう。
私も、冗談でも「勉強がつまらない」とは言わないようにするので、これからは一緒に、「勉強が楽しい!」と笑顔で言うようにしましょう。

つまらない。興味がない。苦しい。
こんな状態勉強した内容を覚えていろという方が無理があると思いませんか?

ちょっとした工夫、テクニックで、「楽しい!」「面白い!」「興味深い!」と思うことができるようになります。
そして、このような感情の動きは、より記憶を強固なものにしてくれます。
すると、どんどん成績が上がり、どんどん勉強が楽しくなる正のスパイラルに入ることができます

私は、「勉強は才能ではなく、テクニックである」をモットーとしてますが、「暗記も、才能ではなくテクニック」です。

これからは、暗記をする際に、感情を動かすことを意識してみていただけたら幸いです。

 

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