院試勉強は”勉強法”が重要!
勉強法とは、「勉強の質を上げる方法」のことです。
つまり、時間あたりの勉強効率を上げる方法ともいえます。
大学院受験を考えている人は、院試の勉強だけでなく、卒業研究、講義、バイト、部活、サークル、飲み会など、やらなければいけないことをたくさん抱えていると思います。
そんな中で、充分に院試対策をするためには、勉強量だけでなく、勉強の質を上げることが重要になってきます。
本記事では、大学院受験生が時間あたりの勉強効率を高めるために、絶対に抑えておくべき勉強法を3つご紹介していきます。
院試勉強を始める前に知っておくべき3つの勉強法
誰よりも三倍、四倍、五倍勉強する者、それが天才だ
ーー野口英世(日本の医者)ーー
① 過去問を中心に勉強する
② 英語のやる気を最大化する
③ 勉強をはじめるハードルを下げる
1つずつ見ていきます。
過去問を中心に勉強する
勉強効率を上げるために、院試対策でまずすべきことは過去問のチェックです。
なぜなら、院試は過去問と同じような問題が出ることが多いからです。
- 過去問を取得するのが面倒で後回しにしている
- 過去問の取得方法がわからない
このような方は、確実にムダな勉強が増えてしまいます。
過去問は、各大学のHP、または説明会などで入手することができます。
特に、微分方程式や微分積分、確率統計などの大学数学は、大学や専攻によって試験に特色があります。
「参考書を全て学べばいいじゃん」
という『大は小をかねる』という発想では、時間がいくらあっても足りなくなってしまいます。
【過去問:参考書=8:2】くらいのつもりで、まずは過去問を解けるようにするところからスタートしましょう。


英語のやるきを最大化する
大学院受験生なら周知の事実だとは思いますが、『英語の試験』がない専攻はほぼ0といっていいでしょう。
しかも、英語試験対策はもっとも時間がかかります。
だらだら勉強していたら、時間がいくらあっても足りません。
さらに、英語試験対策がしっかりしていれば、複数の大学、専攻を受ける際も英語の試験があるので、自信を持って試験に臨むことができます。
英語の勉強に本気で取り組めるかどうかが、院試の合否を左右するといっても過言ではないでしょう。
本気で英語を勉強するためには、意志の力ではなく、環境を変えることが重要です。
例えば、以下のような環境づくりが挙げられます。
- 外国人の友人をつくる
- 友人と英語で電話やメールをする
- TOEICの試験に申し込む
- 無料英会話レッスンに申し込む
英語学習のモチベーションを100倍に上げる方法は、以下の記事で詳しく紹介しています。


勉強をはじめるハードルを下げる
毎日思うように勉強時間を確保できない人は多いと思います。
— 東大院生くろまあくと@作家・ブロガー🌸『東大院生が実践した 超ショートカット勉強法』重版出来🌸 (@akuto_kuroma) 2018年6月9日
このような人は、『勉強を続けるのが困難だ』と思っていることが多いです。
しかし、1番のハードルは、『勉強を続けること』ではなく、『勉強を始めること』です。
この認識を正しく持っているだけで、勉強時間はどんどん増えていきます。
このような人は、『勉強を続けるのが困難だ』と思っていることが多いです。
しかし、1番のハードルは、『勉強を続けること』ではなく、『勉強を始めること』です。
この認識を正しく持っているだけで、勉強時間はどんどん増えていきます。
まさにこのとおりです。
勉強時間を確保できないのは、『勉強を続けられないから』ではなく、『勉強を始められないから』です。
誤った認識をしていると、勉強時間を確保できません。
勉強のハードルを下げて、勉強を簡単に始められるようにする方法は、以下の記事で詳しく述べています。


まとめ:院試は、勉強法を学んだ人が合格できる!
いかがでしたでしょうか。
勉強法を意識したことがある人と、意識したことがない人の割合は、1:9くらいだと思います。
この記事までたどりついたあなたは、前者でしょう。
例えば、以下の記事では勉強法の本質を3つ紹介していますが、そのうちの1つが『寝る前に暗記すること』です。
暗記作業をしてからすぐに寝ることで、記憶の衝突を防ぐことができます。
さらに、睡眠中に私たちの脳は記憶の定着作業を行ってくれます。
「睡眠前は暗記の勉強がいい」
ということは知っていても、実際にできている人は少ないでしょう。
「わたしはちゃんと寝る前に暗記の勉強しているよ!」
という方も、暗記作業のあとにスマホをいじったりしていないでしょうか?
暗記作業のあとのスマホも、勉強の効率を下げるNG行動です。
きちんと勉強法を学び、実践すれば、面白いくらいに勉強効率が高くなります。
まずは、本記事で紹介した、以下の3つを意識するようにしてみてください!
すぐに勉強効率が上がることを実感できます!
① 過去問を中心に勉強する
② 英語のやる気を最大化する
③ 勉強をはじめるハードルを下げる
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