【書評31】最強の独学術「目標を達成する勝利のバイブル!」

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勉強の質を高める
こんな人にオススメ
  • 目の前の試験に合格したい
  • 中長期的な目標を見つけたい
  • 1人で効率よく「学ぶ」方法を知りたい
  • 塾やセミナーに通うお金や時間がない
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「どんな本?」

この本は、自分の力であらゆる目標を達成するための「独学法」を教えてくれる本です。

著書の本山勝寛さんは、小学校から高校まで地方の公立学校に通っていましたが、塾に行かず、独学で東京大学ハーバード大学院に入学した経歴の持ち主です。日本財団パラリンピックサポートセンター推進戦略部・広報部ディレクターとして活躍しています。アジア最大級の国際NGOである日本財団で、世界30カ国以上を訪問し、教育や人権、国際協力、障害者支援、パラリンピック支援事業を手がけたそうです。

本書では「独学」を次の3つに分けて紹介しています。

  • 必ず目標を達成するための<独学1.0>
  • 人生の幅と世界を広げる<独学2.0>
  • どんな変化にも対応し夢を叶える<独学3.0>

スマホのiphoneは、最新機種が出る度に、iphone6、iphone7と数字が繰り上がっていきます。

独学「1.0」や「2.0」の数字は、iphone6やiphone7のように「バージョン」を表していると思ってもらえれば良いと思います。
独学「1.0」から数字が上がっていく度に、より時代に適応した「独学」となっています。

それでは早速、「最強の独学術」をみていきましょう。

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3つの「そうなんだ!」ポイント

「そうなんだ!ポイント」
  1. 独学とは、ドキドキワクワクを極める学び「ドク学」のこと
  2. 極限集中状態「フロー」に入る方法
  3. 誰かのためになっているという「精神」を持つ

1. 独学とは、ドキドキワクワクを極める学び「ドク学」のこと

そもそも、独学とはなんでしょうか。
この最強の独学術を学ぶことでどんなことができるようになるのでしょうか。

そのような疑問から解決していきたいと思います。

「独学で東京大学に合格した」
「独学で資格試験に合格した」

一般的に独学と言えば、塾に通わず、家庭教師をつけずに勉強をすることです。

この認識でおおよそあっているのですが、本書では独学をさらにこのように定義しています。

独学とは、ドキドキワクワクを極める学び

ドキドキの「ド」。
ワクワクの「ク」。
これらを「学び」とつなげて「ドク学」である。
心臓がドクドクと鼓動するような知的興奮が最高潮に達するのがドクガクである。

学びというのは、それ自体が人間にとって喜びを感じさせるものです。

新しいことを知ったり、発見したり、わからなかったことをわかるようになることに快感を覚えるのです。

「勉強が嫌い」
「できるなら勉強したくない」

このような人も多いでしょう。

しかし、他人から押し付けられるのではなく、自ら進んで知的好奇心を刺激しながら学び、
「なんで?」「どうして?」「そうなんだ!」と新しく物事を知る喜びを一つ一つ噛みしめるように意識してみてください

すると、「嫌いな勉強」が「ドキドキワクワクを極める独学」に変えることができます

勉強方法を学ぶのではなく、「大人でもドキドキワクワクする方法を学ぶ」という意識で読んでみてください。

2. 極限集中状態「フロー」に入る方法

「フロー状態」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

スポーツをしていた人には、聞いたことのある人が多いかもしれません。

フロー状態とは、極限の集中力を発揮できる、極限集中状態のことです。

「バスケットの試合中にゴールが大きく見えた」
「バットを振る瞬間にボールが止まって見えた」

このような状態は、フロー状態のときに起こると言われています。

私の大好きな、週刊少年ジャンプのバスケットマンガ「黒子のバスケ」では、集中極限状態のことをゾーンと呼んでいますが、フロー状態と同じことを指しています。

要するに、フロー状態とは、集中力が極度に高まり、時間の感覚がなくなるほど没頭することをいいます。

スポーツだけでなく、勉強でもフロー状態に入ることができます。
そして、より高い集中力を発揮することで、時間あたりの勉強量を増やすことが可能です。

そのため、ここではフローに入るための方法を見ていきます。

チクセントミハイ氏は、フローに入るための7つの条件を以下のように述べています。

フローに入るための7つの条件

  1. 目標が明確で自分が何をしたいのか分かっている
  2. ただちにフィードバックが得られる
  3. 何をする必要があるか分かっていて、状況や活動を自分がコントロールできるという感覚をもっている
  4. スキルと挑戦レベルのバランスがよく、難しくても可能なものである
  5. 時間の感覚が消失する
  6. 自分自身のことを忘れてしまう
  7. 取り組みに本質的な価値があり、自分はもっと大きな何かの一部であると感じられる

いかがでしたでしょうか。
勉強の難易度を調整したり、目標を明確に意識したりすることで、勉強でもこのような条件を満たすようにすることは可能です

ぜひ、これらの7つの条件を意識してみてください。

3. 誰かのためになっているという「精神」を持つ

仕事をしているところを想像してみてください。

「これ手伝ってくれ。お前しかいないんだよ」
「あなた資料作成のセンスを貸して欲しい」
「あなたでないとできない仕事だと思うんだけど・・・」

同僚のため、上司のため、クライアントのため。
このように、「誰かのため」に何かをするとき、やる気いっぱいで「やってやるぞ!」という気持ちになることはないでしょうか。

人は、「自分のため」だけでなく、「誰かのため」になるとき、やる気や活力が湧いてきます。

では、誰かのためになっているという精神はどのようにもてばいいでしょう。

本書より、以下の文を紹介します。

レンガ職人たちに何をしているのかと尋ねたら、三者三様の答えが返ってきました。

1番目の人は、「レンガを積んでるんだよ」。
2番目の人は、「協会をつくっているんだ」。
3番目の人は、「歴史に残る大聖堂を造っているんだ」。

1番目の職人にとって、レンガ積みは単なる「仕事」と捉えています。
2番目の職人にとって、レンガ積みは「キャリア」と捉えています。
そして、3番目の職人にとって、レンガ積みは誰かのためになる「天職」です。

誰かのためになり、満足感や幸福感が得られる「やりがいのある仕事」なのです。

3人の職人の仕事内容は同じです。

しかし、仕事を捉える際の視点の高さによって、このような違いを生むのです。

勉強にも同じことが言えます。

何をしているのかと聞かれたととします。

「英単語の勉強をしているんだ」
「TOEFLEで○点を取るために勉強をしているんだ」
「世界に貢献するために必要な語学力を磨いているんだ」

同じことをしていますが、答えは三者三様です。

そして、下の解答になるほど、やる気は湧いてくるでしょう。

同じ仕事、勉強をしていても捉え方は十人十色。

この仕事、勉強は「誰のどんな役に立つのか」を意識するようにしてみてください

「ポイントおさらい」
  1. 独学とは、ドキドキワクワクを極める学び「ドク学」のこと
  2. 極限集中状態「フロー」に入る方法
  3. 誰かのためになっているという「精神」を持つ
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まとめ

本書は、ドキドキワクワクする学びの方法を教えてくれる一冊です。

「勉強が嫌い」
「勉強が苦手」

という人にこそ読んでいただきたい1冊です。

そして、本を読む際にはぜひアウトプットする場を設けてください。
本のレビューサイトや、ブログ、SNSでも構いません。

アウトプットをすることで、より記憶に残るようになります。

ぜひ、本書の書評や感想をブログやSNS、Amazonなどのレビューサイトに書いてみてください。私も自分の本の書評には目を通しています。

と本書でも述べています。

ぜひ、本書を読み、そしてアウトプットしてみてください。

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「これは勉強に活かせる!」くろま式『最強の独学術』から学ぶ勉強法

最後に、数々の勉強法の本を出版している私が、「読んだ本すべてを勉強に活かす」をテーマに、

「これは勉強に活かせる!」と思った内容をご紹介します。

勉強に全く関係のない、小説やマンガからも「勉強に活かせる内容」をご紹介していこうと思っています。

『最強の独学術』から学ぶ勉強法は、以下です。

本書から学ぶオススメ勉強法
  1. 「アウトプット」勉強法

本書で強く主張されている「アウトプット」の重要性についてここで述べていきます。

現代の教育では、アウトプットではなく、インプットが基本です。
小学校、中学校、高校、大学どれもそうですが、先生や教授の話していることを聴くだけで毎日が過ぎていきます。
先生から知識を伝達され、生徒はそれを聞いたりノートを取ったりするインプットの時間がほとんどです。

明確なアウトプットの場があるとしたら、定期試験や模試くらいでしょう。

著書の本山さんは、このようなインプット中心の勉強では成長できないと述べています。

『サイエンス』誌2008年2月15日号に掲載された、米パデュー大学カーピック博士による研究では、「入力を繰り返すよりも、出力を繰り返すほうが脳回路への情報の定着がよい」という実験結果が報告されています。

また、ワシントン大学の学生を対象にした実験では、学習した内容を実際に書いたり口にしたりするアウトプットを繰り返すことで学習内容が定着されるという結果がでているそうです。

これを勉強に活かすのであれば、インプットではなくアウトプット中心の勉強に変えることが必要です。

具体的には、英単語をただ眺めるだけでなく、日本語訳を隠した状態で覚えているかテストしたり、
実際に模試や過去問を問いたりしましょう。

インプット中心の勉強だと、ほんとうに試験で使える知識になっているのかがわからないというデメリットもあります。

「覚えていたはずなのにど忘れしてしまった」
「あと一歩のところで解き方がわからなくなった」

このような解けると思っていたのに解けなかったというケースは、英単語を眺めていただけで覚えた気になっていたり、解答を読んだだけで理解した気になっていることが原因です。

このような経験がある人は、ぜひアウトプット中心の勉強をするように意識してみてください

[著書名] 最強の独学術 自力であらゆる目標を達成する「勝利のバイブル」
[著書] 本山勝寛
[出版社] 大和書房
[出版日] 2017/8/20
[項数] 208ページ
[目次]
プロローグ
PART0 独学が最強である理由
PART1 独学1.0 必ず目標を達成するための独学術
PART2 教養を深めて人生の幅と世界をひろげる独学術
PART3 一生学び続ける秘訣をつかみ夢を叶える独学術
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