- 仕事で結果が出せない
- 業務効率が上がらない
- 部下が動いてくれない
- PDCAサイクルを使いこなしたい
「どんな本?」
この本は、知っているだけでほとんどの人が使いきれていないPDCAサイクルの実践方法を教えてくれる本です。
本書は、シリーズ累計20万部を突破している大人気シリーズです。
著書の原マサヒコさんは、株式会社プラスドライブ代表取締役CEOです。WEBマーケターとして、一部上場企業を中心に成果を出し続け、2015年3月に株式会社プラスドライブを設立しました。
クライアント先のWEBサイトの改善、マーケティング施策の推進において、PDCAサイクルを回し続けているそうです。
また、SMBCコンサルティングをはじめ、PDCAに関する講演依頼が後を絶たず、全国を飛び回っています。
それでは早速、「その他大勢」から抜け出すためのPDCAをみていきましょう。
3つの「そうなんだ!」ポイント
- PDCAの最初はゴールを設定すること
- Cが感想になるからAに進むことができない
- 改善こそがPDCAの目的
1. PDCAの最初はゴールを設定すること
「そもそもPDCAってなに?」
「PDCAって聞いたことあるけどよくわからない」
このような人もいると思うので、PDCAサイクルとはなにかを簡単に説明します。
- P:Plan(計画)
- D:Do(実行)
- C:Check(評価)
- A:Action(改善)
PDCAサイクルとは、「Plan(計画)」→「Do(実行)」→「Check(評価)」→「Action(改善)」を繰り返すことにより、業務を効率化する手法のことを指します。
例えば、次のようになります。
Plan(計画):今月の売上目標、1000万円と設定
Do(実行):既存顧客への売り込み強化を行う
Check(評価):売上目標に100万円足りなかった
Action(改善):新規顧客の開拓を促進する
つまり、PDCAサイクルを回すために最初にしなければならないのが、計画を立てること。
とりわけ、ゴールの設定をはじめにしなければいけません。
- 今月の売上目標100万円
- 今月中に新規顧客3件獲得
- 部下と仲良くなる
ゴールを設定せず、毎日なんとなく言われたことをしながら仕事をしていても、PDCAは回せません。
まずは、明確にゴールを設定し、それを毎日意識すること。
そうすることにより、課題や問題に対して、打つべき施策や対応策を考えることができるようになります。
2. Cが感想になるからAに進むことができない
Cとは、CHECK(評価)のことです。
設定したゴールに対し、行動を評価します。
評価は、きちんと改善につながる評価でなければいけません。
つまり、検証と感想を混同してはいけないということです。
例えば、次のような評価はただの感想にすぎません。
「今月はよく頑張った」
「売上もいい感じだ」
「業績が上がってきている」
C(評価)を具体的に行わなければ、せっかく計画・実行したことがやりっぱなしの状態になってしまいます。
会社でもPDCAを意識して仕事をしている人がたくさんいますが、大抵の人が自分の力では具体的に評価を行えていないという印象があります。
ではどのようにすれば具体的に評価を行うことができるのでしょうか。
具体的な評価を行うためのコツは次の2つです。
- 数字を出すこと
- 比較対象を決めること
「具体的に計画とどれくらいの金額の差異があるのか」「他の商品と比べてどうなのか」といったことをきちんと評価することで、ただの感想ではなく改善につながる評価ができるようになります。
3. 改善こそがPDCAの目的
AはAction。つまり改善のことです。
なぜPDCAを回す必要があるのかというと、このAのフェーズのためです。
改善の手段は、頭をフル活用し考え抜く必要がありますが、ここではそのための3つの思考をご紹介します。
改善できる人に共通する思考とも言えます。
それは次の3つです。
- センター思考
- プラス思考
- ステップ思考
一つずつ見ていきましょう。
【1.センター思考】
センター思考とは、常に当事者意識を持つ、常に自分ごととして考えるという思考のことです。
「誰かがやってくれる」ではなく、「自分がやるんだ」という意識を持っていなければ、出るアイデアも出てこなくなってしまいます。
【2.プラス思考】
プラス思考とは、物事をプラスに考える思考のことです。
私達はつい、「できない理由」「やらない理由」を探してしまいますが、改善するためにはこれらの理由は邪魔です。
「どうすれば改善できるか」というプラス思考に変換することが、改善のためには重要です。
【3.ステップ思考】
ステップ思考とは、いきなり成果をだそうとせずに、一歩一歩段階的にクリアしていくという思考のことです。
現状と目標のギャップが認識できても、その差が大きすぎれば改善策は思いつきません。
そのために必要なのが、このステップ思考です。
一気に課題を解決できなくても、一歩ずつ段階的に改善していけばいいのです。
改善策が思いつかず、場が膠着しそうな時にもっとも役に立つのはステップ思考だと思います。
「改善できない」と悩んだときこそ、課題を細分化し、一歩ずつ改善していくのだという意識を忘れないようにしてください。
- PDCAの最初はゴールを設定すること
- Cが感想になるからAに進むことができない
- 改善こそがPDCAの目的
まとめ
本書は、知っているけど実践できていなかったPDCAサイクルの具体的な実践方法を教えてくれる一冊です。
「PDCAは聞いたことあるけど詳しくは知らない」
「PDCAをやってみたけどあまり効果なかった」
このような社会人の方は多いのではないでしょうか。
逆に、「実際にPDCAサイクルを回してうまくいきました」「今でもPDCAサイクルを回し続けています」という人は少ないように思います。
それは、具体的で実践的なPDCAサイクルを回す方法をきちんと学んでいないからです。
PDCAサイクルとは正しく回すことで、業務を改善、効率化することができます。
ほとんどの人がPDCAという言葉を聞いたことがあることからも、きちんと使いこなすことでかなりの効果が期待できることはわかるでしょう。
日々の業務を効率化することで、あなたの仕事の生産性は向上し、それに伴い成果が急上昇します。
つまり、あなたの仕事は評価され、仕事がデキる人になるのです。
PDCAを使いこなせていないという人は、是非チェックしてみてください。
「これは勉強に活かせる!」くろま式『まんがで身につくPDCA』から学ぶ勉強法
最後に、数々の勉強法の本を出版している私が、「読んだ本すべてを勉強に活かす」をテーマに、
「これは勉強に活かせる!」と思った内容をご紹介します。
勉強に全く関係のない、小説やマンガからも「勉強に活かせる内容」をご紹介していこうと思っています。
『まんがで身につくPDCA』から学ぶ勉強法は、以下です。
- 「目標の細分化」勉強法
「目標の細分化」勉強法は、「立てた計画を確実に進めていく」ための勉強法です。
本書では、PDCAのD。
つまりDo(実行)の歳のテクニックとして目標を細分化する方法を紹介しています。
具体的に説明していきます。
まずPlanのフェーズで目標を決めました。
ここでの目標は、「今月の入上げ目標100万円」とします。
目標を決めた後に大切なのは、「計画をきちんと進めるための仕組みづくり」「やったか、やらなかったかの確認」になります。
そのためには、「月末に売上が100万円を達成しているかの確認」だけでなく、「半月後に売上が50万円を突破しているか」「もし突破していなければ、どういう対応を取るか」といったことを考える必要があるでしょう。
この、「半月後売上50万円」というのが目標の細分化になります。
勉強でいうと、半年後にTOEICで800点取ることを目標だとしましょう。
そして、あなたの今の点数は620点です。
よって、半年間で180点上げる必要があります。
この際に目標の細分化のテクニックをつかうと、次のようになります。
- 1ヶ月後:650点
- 2ヶ月後:680点
- 3ヶ月後:710点
- 4ヶ月後:740点
- 5ヶ月後:770点
- 6ヶ月後:800点
半年後に800点だけでは、途中まで進んだ時、「目標にどれだけ近づいているのか」「きちんと十分な勉強をできているか」を確認することができません。
このように、目標を細分化し1ヶ月毎の目標点数を定めると、「予定より進んでいる、遅れている」などの評価がきちんとできるようになります。
目標まで遠いと間延びしてしまい、途中で緊張感がなくなってしまったり、つい怠けてしまうのが人間です。
目標を細分化すると、毎月緊張感が生まれ、集中して勉強に取り組むことができるようになるというメリットもあります。
目標は立てたあとは、ぜひ目標を細分化し、しっかりとスケジュールに落とし込むように意識してみてください。
これができれば、あなたは目標に、毎日確実に近づいていくと思います。
【スイス・チーズ法】やるべきことを分割し、行動に落とし込む方法
【パブロフの犬】一瞬で集中モードに切り替える『条件反射法』3選
一流の頭脳「脳をアップグレードする効果的な方法」
ブレイン・プログラミング「夢を自動でかなえる」
世界のエリートはなぜ瞑想をするのか?「超一流が実践」
[著書名] まんがで身につくPDCA
[著書] 原マサヒコ
[イラスト] 兼島信哉
[出版社] あさ出版
[出版日] 2015/12/15
[項数] 240ページ
[目次]
プロローグ
第1章 PLAN 計画は立てりゃあいいってもんじゃない
第2章 DO まだ、何も考えずに動いているの?
第3章 CHECK 自分がやったことを振り返れ
第4章 ACTION 仕事とはすなわち改善すること
エピローグ
PDCAノート




