【書評9】ブレイン・プログラミング「夢を自動でかなえる」

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目標を達成する

世界累計2700万部を叩き出した著書のおくる、心から望むものを手に入れる簡単で強力な方法。どうすればそれがかなうのかは考えるな。何をしたいのか決めろ。人間の脳に秘められた、人生を思い通りに動かすプログラムとは!  

こんな人にオススメ
  • 自動的に夢がかなう脳の設定に興味がある
  • 自分の望みをはっきりさせたい
  • 具体的な成功法を知りたい
  • 変化を起こしたい
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「どんな本?」

この本は、自分の望みをかなえるための道標となる本です。

著書のアラン・ピーズ、バーバラ・ピーズさんは、ビジネスにおける人間関係を語る第一人者として、数々の著書を出版されています。
100か国以上で出版され、55の言語に翻訳された著書の累計発行部数は2700万部を超えます。
日本では、『話を聞かない男、地図が読めない女』『嘘つき男と泣き虫女』などが大きな話題を呼び、ベストセラーとなりました。

そんな著書が、「どうすれば望みを達成できるのか」について書いた本が本書になります。
真に望みを達成することができる人は、ほんの一握りでしょう。
残りの人々は、才能があるにも関わらず、これといった成果を上げることができません。

では、なぜ才能があっても成果を上げることができないのでしょう。
本書では、次のように述べています。

やろうと思えばできるはずなのに、人生でたいしたことを達成できない人が多いのは、どうすればやりたいことを達成できるのかを考えるばかりで、自分は本当のところ何をやりたいのかをはっきりさせていないからだ。

望みを自動的にかなえるための脳の機能、ブレイン・プログラミングを起動させるためには、「本当のところ何をやりたいのか」をはっきりさせることが必要です。

では、世界各国で話題沸騰の本書の内容を、少し紹介していきます。

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3つの「そうなんだ!」ポイント

「そうなんだ!ポイント」
  1. 夢をかなえるRAS
  2. やりたいことのリスト化は必須
  3. ゾウの鎖を壊す

1. 夢をかなえるRAS

「RASとはなんだ?」
RASという言葉を初めてきいたという人も多いのではないでしょうか。

まずは、RASがなにかという説明をしていきます。

RAS(Reticular Activating System)というのは、ほ乳類の脳幹にある「網様体」という神経の集まりで、体の生命活動を維持する働きのことです。

一言でいえば、RASとは、脳の活動を支配するコントロールセンターです。
本文よりRASについてかいてある文を紹介します。

科学者たちが研究を進めた結果、RASは脳に入るほとんどすべての情報を中継していることが明らかになった。
(中略)
RASは、入ってくる情報をふるいにわけて、何に注意を向けさせるか、どれくらい関心を呼び起こすか、どの情報をシャットアウトして脳に届かないようにするかを判断する。

また、このRASについて、より簡潔に書かれた文を別の本より紹介します。
医学博士・農学博士である佐藤富雄さんの書いた『夢をかなえる口癖の心理学』より、「願えば実現する理由」のSectionに記載されている文章です。

RASの働きも十分に解明されたわけではありませんが、人間の心、精神に深くかかわっていることは間違いないと言われています。
明らかになったことのひとつに意識の選別能力があります。
簡単に言えば、自分の好むもの、関心のあるものは、この選別機能を無条件でとおし、好まないもの、関心のないものはこの選別機能ではじき出され、意識の中に入れないという仕組みです

心理学の用語のひとつに「カラーバス効果」というものがあります。
 これは「自分が意識していることほど、それに関する情報が自分のところに舞い込んでくる」という現象のことを指します。

例えば、あなたのラッキカラーが赤だとしたら、その日は一日中赤色をしているものに目がいきやすくなってしまうという現象です。
カラーバスのバスは、自動車のことではなく、「bath(浴びる)」のことです。
色の認知に限らず、言葉やモノ、イメージなど、意識するあらゆる事象に対して起きます。

これもRASの働きの一つだと思います。

まずは、「望むこと」だけを考えて、「望まないこと」は考えないようにしましょう。
すると、「どうすればかなうか」は、RASの働きによって自然とわかるようになると本書で述べています。

2. やりたいことのリスト化は必須

先程、RASの役割やカラーバス効果の説明をしましたが、これらを最大限活用するために、「やりたいことを書く」というのはかなり有効な手段です。

人の頭の中は膨大な情報で溢れかえっています。
この溢れかえった情報から、必要な情報を抽出し、明確に意識するためには、紙に書くという行為が有効です。

どれだけ有効化を簡単に確認してみましょう。
まずは、やりたいことを10個口に出してみてください

「1つ目は、将来独立して自分の会社を立ち上げたい」
「2つ目は・・・、3つ目は・・・」
10コ口に出したら、再度1番から順番に口に出してみてください

1から10までスラスラ口に出して言えることができましたか。

おそらく、多くの方は途中でつっかえたり、なんて言ったか思い出せなくなってしまったのではないでしょうか。

このように、頭の中で思っているはずでも、すぐに思い出したり、口にすることはとても難しいのです。

やりたいことを紙に書くことで得られるメリットは、大きく分けて次の3つです。
①頭の中を整理できる
②やりたいことをはっきり意識できる
③いつでもやりたいことを確認できる

なかでも特に重要なのは③です

やりたいことリストを持ち歩き、何度も確認することで、RASがやりたいことの情報をよりたくさん集めるようになります。
すると、「どうすればやれるか」が見えてくるのです。

また、本書では「やりたいことリストは手書きで作成するべきだ」と主張しています。
その理由を本書から抜粋します。

ドミニカン大学のカリフォルニア校で心理学を教えているゲイル・マシューズ教授が、二六七人の参加者を集めて、目標の達成率に関する実験を行った。
目標を手書きしたときの達成率と、キーボードでタイプしたときの達成率を比べたのである。
すると、手書きするだけで、達成率は42パーセントも上がることがわかったという。

この理由が、キーボードでタイプするよりも、手書きする方が動作が複雑で、脳で働く神経もずっと多くなるからであると述べています。

「やりたいことを手書きで作成し、つねに読み返すこと」が自動的に目標を達成するために大切な方法となるのです。

3. ゾウの鎖を壊す

まずは、ゾウの鎖の話をさせてください。

あなたはサーカスのゾウを見たことがありますか?

サーカスのゾウは、脚に巻きつけられた一本の細い鎖かロープで地面に刺さった長い釘に繋がれています。
もしゾウがその気になれば、いとも簡単に釘を引き抜いたり鎖を壊したりして逃げ出すことができます。

では、なぜゾウは逃げようとしないのでしょうか。

それは、赤ん坊のころにうえ付けられた意識が原因です。
サーカスのゾウは赤ん坊の頃、脚の一本に大きな足かせをはめられます。
その先は丈夫なコンクリートブロックに繋がれていて、どんなに泣こうが、どんなに暴れようが決して抜けることはありません。
それを毎日何時間も繰り返していくうちに、どんなに逃げようとしても逃げられないのだと悟るようになるのです。

大人になって、丈夫な鎖が、細い鎖に変わっていたとしても、すでに心理コントロールされているため、脚が鎖に繋がれている限り逃げられないと、思い込むようになっているのです。

本書では、「私たちも、生まれたその日からトレーナーに教育されたゾウのようなものだ」と述べています。

両親には、「子どもは黙って言うことを聞きなさい」と言われ、
教師には、「聞かれたときだけ、返事をすればけっこう」と言われ、
友人には、「カタいsごとに就けたら、意地でもしがみつけ」と言われ、
社会には、「住宅ローンはさっさと返済して、老後のために貯金しましょう」と言われ、
宗教には、「規律を守りなさい。さもないと天罰が下りますよ」と言われる。
わけもわからないうちに、こんな言葉を鵜呑みにさせられ、周囲に言われるままに人生を送る人が大半だ。
(中略)
成長期の子どもは、自分には何ができるかではなく、何ができないかということばかり聞かされる。ゾウが訓練によって決して逃げられないと思い込まされるように、人はいとも簡単に「自分にはなにもできない」と思い込むようになる。

たしかに、「いい大学にはいりたい」「大企業に就職すると将来安心だ」などは、「親が言っていたから」「メディアが発信していたから」なんとなくそう思い込んだだけです。

もしかしたら、もっと簡単に楽しく暮らす方法もあるかもしれません。

よく考えると、子どもの頃にやりたかったこと、今でもやりたいことがあるでしょう。
しかし、私達は、なんとなく「それはできないだろうなぁ」と諦めてしまいます

これこそが、まさに「ゾウの鎖」なのです。

ゾウは逃げられないと思いこんでいるだけで、本当は逃げることができます。
私達は、夢がかなえられないと思いこんでいるだけで、本当はかなえることができます。

「鎖なんて本当は存在しないんだ」
ということに気づくことができれば、あなたの夢がかなう日が、一歩近づきます。

「ポイントおさらい」
  1. 夢をかなえるRAS
  2. やりたいことのリスト化は必須
  3. ゾウの鎖を壊す
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まとめ

本書は、累計2700万部を叩き出した著書が教える、夢をかなえる方法を教えてくれる一冊です。

この本を読むことで得られる効果を本書より抜粋します。

この本を読めば
あなたが心から望むことが何なのかがはっきりし、
それを手に入れるための方法がわかるだろう。
そして、これからの人生で、
どこへでも行きたいところへ行けるようになるには、
どうしたらいいのかを知ることができるだろう。

RASによる目標の自動達成の他にも、アファーメーションやストレスに打ち勝つ方法など、様々なコンテンツが満載です。
しかし、本書は401ページあり、章の数も15章とかなり多めです。

本を読むのがあまり得意ではなく、思考が行動に与える影響やRASの役割などが知りたい方は、『夢をかなえる口ぐせの心理学/佐藤富雄著』もおすすめです。

具体例も多く、読み応えのある本が読みたいという方は、是非本書をチェックしてみてください。

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「これは勉強に活かせる!」くろま式『自動的に夢がかなっていく ブレイン・プログラミング』から学ぶ勉強法

最後におまけコーナーとして、数々の勉強法の本を出版している私が、「読んだ本すべてを勉強に活かす」をテーマに、

「これは勉強に活かせる!」と思った内容をご紹介します。

勉強に全く関係のない、小説やマンガからも「勉強に活かせる内容」をご紹介していこうと思っています。人気コーナーにしていく予定です。

『自動的に夢がかなっていく ブレイン・プログラミング』から学ぶ勉強法は、以下です。

本書から学ぶオススメ勉強法
  1. 手書き勉強リストの作成

先程も述べましたが、やりたいことを紙に書くことで得られるメリットは、大きく分けて次の3つです。
①頭の中を整理できる
②やりたいことをはっきり意識できる
③いつでもやりたいことを確認できる

勉強内容を紙に書くことで得られるメリットの同じようなものがあります。
①勉強する内容を整理できる
②やらなければならない内容をはっきり意識できる
③いつでも残作業を確認できるため、だらだらと勉強をしなくなる

また、リストは、キーボードではなく手書きで書くと42%も目標達成率が向上すると言います。

「次なんの勉強をしようかなぁ」という時間は、累計するとかなりの時間になるでしょう。
勉強リストを作成すれば、その時間を無くすことできます。

また、勉強の進捗や、自身の理解を俯瞰的に把握するきっかけにもなります。
そして、タスクを見える化することで、集中して勉強をこなせるようにもなります。

是非、手書き勉強リストを作成し、勉強の効率をUPしてください。

[著書名] 自動的に夢がかなっていくブレイン・プログラミング
[著者名] アラン・ピーズ、バーバラ・ピーズ
[翻訳] 市中芳江
[出版社] サンマーク出版
[出版日] 2017/8/10
[項数] 401ページ
[目次]
はじめに
第1章 RASの秘密を知る
第2章 自分の望みをはっきりさせる
第3章 明確な目標を定める
第4章 期限を決めて目標を定める
第5章 他人がどう思い、何をしようが、なんと言おうがやり抜く
第6章 自分の人生に責任を取る
第7章 目標を視覚化する
第8章 アファーメーションの威力
第9章 新しい習慣を身につける
第10章 数のゲームを楽しむ
第11章 ストレスに打ち勝つ
第12章 恐怖と不安を克服する
第13章 絶対にあきらめない
第14章 どん底から再出発する
第15章 おさらい

また、記事の中で紹介した本はこちらになります。
思考が行動に与える影響やRASの役割などがもっと簡単な本で知りたいという方にはおすすめです。

 

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