- 報連相のコツを知りたい
- コミュニケーションのコツを知りたい
- チームワークのコツを知りたい
- もっとデキる人になりたい
「どんな本?」
この本は、仕事において大切な35コのコツを教えてくれる本です。
『99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ』はシリーズ累計115万部を突破している大ベストセラーシリーズです。
著書の河野英太郎さんは、日本アイ・ビー・エム株式会社に勤務しています。グロービス経営大学院にてMBAを取得しており、大手広告会社、外資系コンサルティングファーム等を経験しました。2002年以降日本アイ・ビー・エム株式会社にて、コンサルティングサービス、人事部門、専務補佐、若手育成部門リーダー、サービス営業などを歴任し、現在コグニティブ技術を活用した人材系ソリューションKenexa & Watson Talentの日本展開を担当しているそうです。
それでは早速、大ベストセラーの仕事のコツを紹介していきます。
3つの「そうなんだ!」ポイント
- 日本人は「まじめ」な国民
- 仕事は「まじめ」にやりさえすればいいものではない
- 必要以上に摩擦を恐れない
1. 日本人は「まじめ」な国民
日本人は礼儀正しく、思いやりのある国民です。
日本の「おもてなし」は世界でも絶賛されています。
しかし、日本の伝統的美徳でもある、礼儀や丁寧さ、感情面の厚い配慮などが、ビジネスでは裏目に出てしまうケースがあります。
例えば、上司と話すケース。
「上司の様子を伺っているがずっと忙しそうで話しかけられない」
「後で来てもらえる?と言われ先延ばしにしたら上司が出張に行ってしまった」
「会議続きの上司に遠慮して相談しにいけない」
他にも、会議中に上位者に遠慮して反対意見を言えないなど、「まじめ」すぎることが悪い影響を及ぼすこともあると本書では述べています。
また、このような言葉も記載してありました。
『「まじめ」と「みじめ」は、一字の違い』
この言葉は、「まじめ」であることを揶揄しているのではなく、履き違えた「真面目さ」はその人の誠実な意見に反して、「みじめ」な結果をもたらすことがあることを表している言葉だそうです。
本書のマンガの主人公は、「真面目」で「努力家」な社員、一美。
頑張っているのになぜか上手くいきません。
しかし、周囲の人に助けられながら、仕事のススメ方のコツに気づき、正しい努力を通じて一美の成長していく物語を描いています。
ここで扱うコツは、特別な才能や血のにじむような訓練が必要なものではありません。
ちょっとした気づきを着実に実践さえすれば必ずだれでも、すぐに結果を出せるものばかりです。
それでは、仕事のコツを少し見ていきましょう。
2. 仕事は「まじめ」にやりさえすればいいものではない
先程述べたように、「まじめ」と「みじめ」は一字違い。
「仕事は「まじめ」にやりさえすればいいものではない。仕事にはコツがある。
ちょっとしたコツさえ押さえれば、みるみるうちにうまくいくようになる」
と本書で主張しています。
まず、「なにかにチャレンジしたい」「こうなりたい」と思ったときに、やってはいけないことは、
「現実には無理だろうな」
「自分には高望みだ」
と、諦めてしまうこと。
目標達成のためには自ら限界を作るのは絶対にやってはいけません。
また、限界を作ってしまう原因になるのは、自分だけではありません。
「そんなの無理だよ」
「失敗するよ」
周りからこのようなネガティブなダメ出しをされると、諦めてしまうことも多いのです。
周囲からネガティブなことを言われても気にしない。自分の限界をつくらない。
これが一番初めに抑えなければいけない「仕事のコツ」です。
他にも、報連相のコツや、コミュニケーションのコツ、チームワークのコツなど全部で35コのコツを本書では紹介しています。
まずは、「自ら限界をつくらない」ことを念頭において仕事をしましょう。
もしあなたが今まで限界を作ることがクセになっているのであれば、このコツをマスターするだけで、周囲から評価されるデキる人になれるかもしれません。
3. 必要以上に摩擦を恐れない
「必要以上に摩擦を恐れない」はコミュニケーションのコツになります。
先程も述べたように、日本人は礼儀正しく、思いやりのある国民です。
聖徳太子の時代から「和をもって尊しとなす」という価値観を持っています。
たしかに素晴らしい考え方ですが、だからこそ、「必要以上に摩擦を恐れている」人が多いのではないかと思います。
「上司に意見が言えない」
「会議では上位者に遠慮して発言できない」
このように、衝突を避けあまり議論をしたがらない状態では、高いレベルでの仕事ができません。
不必要に摩擦を恐れることは、むしろ物事がうまく前に運ばない原因になっていることが多いのです。
私は、「会議中に意見を言わない人はその場にいないのと同じだ」と教わってきました。
意見を言うことは、衝突や議論生むためだけのものではなく、物事を前に運ぶためにも、より上司や部下と親密な関係になるためにも大切なことであると思います。
「遠慮して意見が言えない」という人は多いと思いますが、クライアントとも上司・部下とも良いコミュニケーションをとるためには、お互いに意見を言い合う必要があるということを忘れないようにしましょう。
- 日本人は「まじめ」な国民
- 仕事は「まじめ」にやりさえすればいいものではない
- 必要以上に摩擦を恐れない
まとめ
本書は、仕事で結果を出しているたった1%人の仕事のコツがわかる一冊です。
仕事は「AのときはBをしろ」「CのときはDをしろ」というように定義されていません。
そういった意味でも、自分の頭で考え、自分で行動をすることが仕事の基本になります。
本書の、「99%人がしていないたった1%の仕事のコツ」は、仕事における行動の指標を示してくれる本だと思います。
「あれ?頑張っているのになんでうまくいかないんだろう」
「なんで、相手といい関係を築くことができないんだろう」
こういった、仕事におけるトラブルや悩みを解決する方法を示してくれます。
「仕事で悩みを抱えている」といった人から、「もっと仕事がデキて、評価されるようになりたい」といった人まで、全ての人に読む価値のある本であると思います。
興味があれば、是非チェックしてみてください。
「これは勉強に活かせる!」くろま式『99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ』から学ぶ勉強法
最後に、数々の勉強法の本を出版している私が、「読んだ本すべてを勉強に活かす」をテーマに、
「これは勉強に活かせる!」と思った内容をご紹介します。
勉強に全く関係のない、小説やマンガからも「勉強に活かせる内容」をご紹介していこうと思っています。
『99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ』から学ぶ勉強法は、以下です。
- 「森→木→枝葉」勉強法
これは、細かい勉強を始める前に、まず全体像を把握するようにしたほうが良いという意味の勉強法です。
本書では「森→木→枝葉」は、報告の際のテクニックとして紹介されています。
上司が聞きたいのは結論。
理由や背景から説明をしてしまう人は多いが、そのような周辺情報は、上司にとってみたら雑音でしかないと本書では述べています。
報連相の際のコツは以下です。
- 森、つまりまず全体像を話す
- 相手の関心がこちらに向いたところで、話のポイントである木の説明をする
- その後で枝葉である、詳細な説明をする
これが報連相のコツです。
具体的には、次のように報告をするのがベストです。
- 森:スーパー葵への進捗の件ですが
- 木:専務へのアポイントはまだ取れてません
- 枝葉:買い付けや店舗まわり、打ち合わせなどでお忙しいようです
このように、「森→木→枝葉」の順番で説明をすると、スムーズに報告することができます。
これは、勉強も同じです。
要するに、詳細の部分を勉強する前に、全体像をつかんだほうが勉強効率がいいということです。
日本史であれば、まずは大まかな流れをつかみます。
例えば、以下のことだけを覚えても試験では役に立ちません。
「生類憐れみの令は、動物を大切にする法令だよ」
「冠位十二階は、身分に関係なく個人ごとに冠位を授与したよ」
このような個別の制度の説明ができても、「いつ」「だれが出したの」というところまで覚えていなければ試験では使えません。
「生類憐れみの令は、江戸時代前期の法令。第5代将軍 徳川綱吉がだした、動物愛護に関する法令」
「冠位十二階は、飛鳥時代の制度。603年に聖徳太子が個人ごとに階級を授与した制度」
このように、日本の歴史の全体の流れをつかんだ上で、「どの時代だ」と言えると、時代背景と出来事を結びつけることができ、途端に内容が理解しやすくなります。
英単語を勉強する際にも、「Retaliationは仕返し。Permanenceは永遠・・・」のようにただ出てくる英単語を暗記していくだけでいけません。
「今は英単語の名詞の勉強をしている」と自身がなんの勉強をしているかを客観的に把握している方が勉強内容を理解しやすくなります。
枝葉の勉強をする際は、よくどの森のどの木の勉強をしているのかを忘れてしまいがちです。
森、木を意識した上で、枝葉の勉強ができるようになれば、あなたの成績はどんどん上がっていくでしょう。
是非、「森→木→枝葉」勉強法を意識して勉強してみてください。
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一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか?
[著書名] 99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ
[著書] 河野英太郎
[まんが] 松浦まどか
[出版社] ディスカヴァー・トゥエンティワン
[出版日] 2017/8/11
[項数] 161ページ
[目次]
はじめに
プロローグ
第1章 報連相のコツ
第2章 コミュニケーションのコツ
第3章 チームワークのコツ
第4章 会議のコツ
おわりに





