- スマートに物事をこなせない
- 調べものをうまくまとめられない
- 仕事が思うようにうまくいかない
- 基本にして究極の5W1H思考を知りたい
「どんな本?」
この本は、誰もが知っている5W1Hの真の使い方を教えてくれる本です。
5W1Hは、”使い方次第”で毎日の仕事を見違えさせてくれる、基本にして究極、シンプルにして最強の思考ツールなのです。
このように、どんな仕事にも使えて、一生役立つ5W1H思考を学ぶことができます。
著書の渡邉光太郎さんは、株式会社ランウィズ・パートナーズの代表です。
早稲田大学卒業、英国国立レスター大学経営大学院にてMBAを取得されていて、現在は、組織開発・戦略・マーケティング分野のコンサルティングやビジネススクール講師、企業研修に従事するほか、フラワースタジオの経営等も行なっているそうです。
本書は、『シンプルに結果を出す人の5W1H思考』をマンガ化した本で、マンガを読みながら具体的で実践的な5W1Hの活用方法を学ぶことができます。
それでは早速、5W1H思考を紹介していきます。
3つの「そうなんだ!」ポイント
- 基本にして、究極。5W1H思考
- その仕事はそもそもなんのため?と考える
- 説得のカギは自分ではなく相手の中にある
1. 基本にして、究極。5W1H思考
- なんとなく仕事のミスや抜け漏れが多い
- 指示通りにやっているのにダメ出しされる
- 自分の仕事のやり方や進め方に自信がない
- 意見を求められてもいい考えが思い浮かばない
- 提案をしても上司がなかなか首を縦に振ってくれない
このような悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。
入社1,2年目に限らず、30代40代でも同じように考えている人は多いでしょう。
本書では、やみくもに頑張るだけでは仕事で結果は出せないと述べています。
私が「なるほど!」と思った部分を、本書より引用します。
実は、仕事で良い結果を出すためには、やみくもにがんばるだけでは、うまくいきません。
どんな仕事をするときでも、目の前の状態を整理して、考えて、動ける、思考の「型」のようなものが頭の中に入っているかどうかが重要なのです。そんなときに役に立つのが、5W1Hを使った思考ツール、「5W1H思考」です。
「いまさら5W1H?」
「英語の勉強をしたいんじゃないんだけど」
このように思った人もいるでしょう。
しかしそれは、5W1Hのもつパワーの5%くらいにしか気づいていないからであると本書で述べています。
難しいビジネスツールなどは不要。
3C、4Pなどのフレームを学んでも、きちんと使いこなし、成果を出せるようになるまではかなりの時間が掛かるでしょう。
それよりも、どんな世代でも国を超えて誰もが知っている”5W1H”をつかった「5W1H思考」を使いこなすことのほうが、はるかに効率的に仕事力を高めることができます。
「5W1H思考」を最大限活用することで、日常業務の整理やチェックはもちろんのこと、課題提起、アイデア発想、問題解決、プレゼンや新規事業の提案など、業種や職種を問わず、誰でも仕事の質を一気に高めることができる、と本書で主張しています。
それでは、5W1H思考について次から少し詳細に見ていきます。
【5W1Hのおさらい】
- When・・・いつ
- Where・・・どこで
- Who・・・誰が
- Why・・・なぜ
- What・・・何を
- How・・・どのように
2. その仕事はそもそもなんのため?と考える
「上司の指示通りにやっているのにダメ出しされる」
「やり直しばかりで仕事が終わらない」
そんなときは、まず落ち着いて、次のことを考えてみましょう。
「そもそもこの仕事はなんのため?」
上司は、1から10まで全部指示してくれるわけではありません。
「商品別に売上データをまとめておいて」と指示されたのであれば、「そのまとめたデータはなにに使うのか」「なぜまとめる必要があるのか」を考える必要があります。
先程の指示に対し、例えば次のような思惑の違いがあったとします。
上司「短時間で一押し商品をピックアップしたい」
→「情報を見やすくまとめて欲しい」
部下「じっくり検討して判断したい」
→「情報を大量に集めて詰め込む」
このように、仕事の目的を履き違えると、部下は気を遣って情報を大量に詰め込んだつもりでも、上司にとっては使えない資料になってしまうことがあるのです。
どんな仕事でも、「そもそもなんのために?」=「Why(なぜ)?」を考えるようにしましょう。
「そもそもなんのために?」を考える習慣をつけると、仕事の本来の目的や本質が、どんどん理解できるようになってきます。
そうなれば、あなたの仕事の質も自然と上がり、みんなに喜ばれるいい仕事ができるようになるでしょう。
よく仕事がデキるようになりたければ、「仕事を俯瞰しろ」「上司の視点で考えろ」といいますが、これはまさに「Why(なぜ)」と掘り下げることによって可能になります。
「そもそもなんのため?」と考える習慣をつけることは、仕事で結果を出す上で必要なテクニックであると言えるでしょう。
3. 説得のカギは自分ではなく相手の中にある
突然ですが、ビジネスにおけるプレゼンの目的とはなんでしょう?
プレゼンの目的は、説明ではなく、”説得”であると本書では主張しています。
「説明と説得ってなにが違うの?」
という方のために、それぞれ定義を記載します。
- 説明=自分の説を相手に明かすこと
- 説得=説得して相手を納得させること
つまり、説得のカギは”自分”ではなく、”相手”にあるのです。
効果的なプレゼンを行う上では、これをまず理解しておく必要があります。
カギは相手の中にあるのですから、自分ひとりよがりのプレゼンでは上手くいきません。
相手の立場になって考えることが重要です。
「話が分かりにくい」
「要は何が言いたいの?」
このように言われる人は、相手の立場に立って考えるようにするとうまくいくかもしれません。
プレゼンの際は、相手の疑問点や疑念点をきちんと解消するようにしなければいけません。
- Why:なんのために?
- What:なにを?
- How:どのように?
あらゆるものごとは、この3つで説明することができると本書では述べています。
相手は、あなたのプレゼンを聞きながら、次のことを考えます。
「本当にそうなのか?」
「なぜそう言えるのだろうか?」
これらの疑問を解消するためにも、プレゼンの際には相手の立場に立って考えること。
そして、プレゼン内容をみて「なぜ?」と問い続けてヌケモレがないようにすること。
この2つを意識してみてください。
- 基本にして、究極。5W1H思考
- その仕事はそもそもなんのため?と考える
- 説得のカギは自分ではなく相手の中にある
まとめ
本書は、マンガを読みながら、自分で考えて動けるようになる「思考の型」を学ぶことができる一冊です。
もう一度言いますが、ほとんどの人は「5W1H」のもつパワーの5%ほどしか気づいていません。
本書は残りの95%に光を当て、わかりやすくマンガに落とし込んだ本です。
実は、仕事で良い結果を出すためには、やみくもにがんばるだけでは、うまくいきません。
どんな仕事をするときでも、目の前の状態を整理して、考えて、動ける、思考の「型」のようなものが頭の中に入っているかどうかが重要なのです。そんなときに役に立つのが、5W1Hを使った思考ツール、「5W1H思考」です。
この文章も繰り返しになりますが、付け焼き刃の上辺の知識を学ぶ前に、まずはすべての仕事の基礎となる思考の「型」を身に着けてみてください。
すると、自分の仕事のやり方や進め方に、どんどん自信がもてるようになるはずです。
興味があれば、是非チェックしてみてください。
「これは勉強に活かせる!」くろま式『マンガでわかる! 5W1H思考』から学ぶ勉強法
最後に、数々の勉強法の本を出版している私が、「読んだ本すべてを勉強に活かす」をテーマに、
「これは勉強に活かせる!」と思った内容をご紹介します。
勉強に全く関係のない、小説やマンガからも「勉強に活かせる内容」をご紹介していこうと思っています。
『マンガでわかる! 5W1H思考』から学ぶ勉強法は、以下です。
- 「Why(なんのために)」勉強法
この勉強法は、自身の勉強を1段階上の視点から俯瞰することを目的とした勉強法です。
勉強のやる気がでなくなったとき、集中力が落ちてきたときなどは、是非「なんのためにこの勉強をしているのか」と考えてみてください。
「名詞の英単語の勉強をしている」
↓Why(なんのために)
「英単語の語彙を増やすため」
↓Why(なんのために)
「TOEICで800点を取るため」
↓Why(なんのために)
「部署異動の要件をクリアするため」
↓Why(なんのために)
「海外で働くため」
↓Why(なんのために)
「世界で活躍するビジネスマンになるため」
ここまで「Why(なんのために)」と考える習慣をつければ、
「全体のどこの部分を勉強しているのか」「何に繋がっているのか」を常に意識して勉強できるようになるでしょう。
- 勉強のやる気がなくなってきたとき
- なんで毎日こんな勉強しなきゃいけないんだろうと思ったとき
- なかなか勉強を始められないとき
特に、このようなときには効果的です。
仕事をする際に「そもそもなんのため?」と考えるのと同じで、
「自身の勉強内容を一段俯瞰して見る」というのは、モチベーションを維持するためにも、無駄な勉強をしないためにもかなり重要なことです。
是非勉強をする際は「Why(なんのため)」と考える癖をつけて、勉強で結果を出してください。
【ワーキング・メモリ】集中力を高める方法3選【勉強や仕事に】
【すぐやる人に変わる】行動力を爆上する『1秒ルール』
デザイン思考「創造力でイノベーションを起こす!」
マンガでわかる!仮説思考「仕事を3倍速にする方法」
99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ
[著書名] マンガでわかる! 5W1H思考
[著者名] 渡邉光太郎
[シナリオ] 秋内常良
[作画] 汐田まくら
[出版社] すばる舎
[出版日] 2018/11/22
[項数] 170ページ
[目次]
はじめに
プロローグ 5W1Hで仕事も人生も変わる!
第1章 5W1Hで仕事の質が上がる
第2章 5W1Hでアイデア発想
第3章 5W1Hでプレゼンをしようおわりに



