【書評20】すぐやる力で差をつけろ「時間の質を高める46の方法」

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仕事の質を高める

1秒で動く人が、チャンスをつかむ!どんな努力家も、どんな優秀な人も「すぐやる」人には敵わない。「すぐやる」力が身につく、46のヒントとは!

こんな人にオススメ
  • 仕事をしているとき余裕がない
  • 同僚が先に出世してしまった
  • いつも誰かと群れている
  • なかなか行動にうつすことができない
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「どんな本?」

この本は、46の視点から「すぐやる」ことの重要性を認識させ、読者に「すぐやりたい!」と思わせてくれる本です。

著書の千田琢哉さんは、私の好きな著書で、全159冊の本を出版しています。
ものごとの本質をズバッと短文で切り取る作家です。
ページ数も200P前後であることが多く、文字も少なめですぐに読めてしまうので何度も読み返しています。
千田さんは、日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立しました。コンサルティング会社では多くの業種業界における大型プロジェクトのリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執っていたそうです。

様々な著書の中で、「ずぐやる」ことの重要性を主張していますが、本書はその「すぐやる」ことを主題にした本になります。

それでは早速、「すぐやる」ことの重要性について少しご紹介していきます。

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3つの「そうなんだ!」ポイント

「そうなんだ!ポイント」
  1. 急がなくていい。早くスタートして淡々とやる
  2. 1つやった人だけが、1つ質問する権利がある
  3. 頭のいい人ではなく、「すぐやる」人にチャンスは一極集中する

1. 急がなくていい。早くスタートして淡々とやる

仕事が速いと思われる人は、誰もが仕事を処理するスピードが速いわけではありません。
「仕事を処理するのが遅い」という人でも、「仕事がはやい」と思われる方法があります。

それが、「すぐやる」こと。

あなたの周りにも、べらぼうに仕事が早い人がいないでしょうか。
もしいれば、周りと何が違うのか見極めることが重要です。

本書でも、仕事が早い人は急いでやっているわけではなく、ただ、早くスタートしているだけだと述べています。

どうでもいい質問をしたり、バカ丁寧な計画書を作成している間に、すでに仕事を始めているから、早いと感じるのです。

これは、私も盲点だと思ったのですが、実際に仕事で一番時間を使うのは、準備の時間です。
プレゼンの資料作成や、資料作成のためのデータ収集。

もちろんすべてが無駄というわけではないのですが、わざわざ丁寧に資料を作成しなくても、クライアントと口頭で少し会話するだけで、「じゃあそれでいいから次に進めよう」となることは意外と多かったです。

1分話せばステップを進められるところを、時間をかけデータを集め、資料を作成したその過程の頑張りに満足している人があまりにも多い気がします。

仕事が早い人は、頑張っている人ではなく、短時間で結果を出している人です。

本書でも次のように述べています。

どうでもいい質問をするのは、時間稼ぎをして先延ばしにしたいからだ。
バカ丁寧な計画書を作成するのは、すぐに動く勇気がない臆病者だからだ。
(中略)
あなたもこういった前置きや儀式を仕事から省くと、確実に早くスタートできる。
早くスタートすると誰もが気づかされるが、まったく急ぐ必要がなくなる。
周囲が前置きや儀式を終えて取り掛かる頃には、あなたの仕事は終わりかけている。
前置きや儀式が染み付いてしまっている連中は、そんなあなたを見て「うわー、仕事が早い!」と驚くのだ。

無駄なことはなるべくしない。そして、早くはじめる

これだけで、丁寧にやっても仕事が早く終わります。
するとあなたは、「仕事が早い上に丁寧だ」と評価を上げることになるのです。

始めは意識しなければ早くはじめることはできないかもしれませんが、そのうち早くはじめることがクセになるため、あなたの仕事のスピードもどんどん早くなっていくでしょう。

2. 1つやった人だけが、1つ質問する権利がある

本書では、「新入社員で恐ろしいのは、自分は教えてもらって当然と思い込んでいる人間だ」と述べています。

「新入社員だからわからなくて当然」
「新入社員だからできなくて当然」

あなたの会社には、このような態度の人はいないでしょうか。

私は新入社員のころは、次のように言われてきました。

自分で調べてわかることは質問するな」
「質問するときは相手の状態(忙しいか、声をかけても問題ない雰囲気か)を見極めてからにしろ」

自分自身が商品になるコンサルタントという職業だからこそ、チームの時間価値を最大限高めるためには、新入社員だからといって手取り足取り教えている暇はないのです。

では、新入社員側はどうすればいいのでしょうか。

それは、「指示をうけたら、とりあえずやってみる」ことです。
とりあえずやってみた人だけが、1つ質問する権利を得るのです。

やってもいない新入社員から、具体的な質問がくることはほとんどありません。
一方、実際にやってみた新入社員の質問は、具体的で、やってみないと分からなかった重要な質問だと感じることが多いです。

具体的な質問を受けてはじめて、「ああ、まだそこの説明はしていなかったね。ここはこういう風に進めていってね」という具体的な話ができるのです。

なんでもかんでも聞けば教えてもらえるというスタンスでは、上司に愛想をつかされるのは当然でしょう。
それに気づかず反発する新入社員も多いそうですが、あなたが新入社員であれば、質問は相手の時間を奪うということを意識して、具体的な質問をするようにしましょう。

すると、上司は「こいつは教えがいがある」と仕事のコツなど一歩進んだアドバイスをしてくれるようになると思います。

3. 頭のいい人ではなく、「すぐやる」人にチャンスは一極集中する

いきなり具体例から入りますが、少し想像してみてください。

あなたが、新規事業のメンバーを一人探していて、部下3人にメールで声をかけたとします。

部下Aは1分後、件名に「Re:やります!/A」とだけ打ち込んで返信してきました。
部下Bは翌日、無難な内容で普通に返信してきました。
部下Cは二日後、丁寧な長文で「質問が3つあります」と返信してきました。

あなたはどの部下をメンバーに選ぶでしょうか。

これは本書に載っている例なのですが、私はAを選びます。
ほとんどの人がAを選ぶのではないでしょうか。

というよりも、動きが早い会社では、翌日Bから返信が来た頃にはAがメンバーとしてすでに新規事業に参画しているでしょう。

このように、どんなに努力家でも、どんなに優秀でも、「すぐやる」人にはかなわないのです。

「勉強しているのにチャンスがつかめない」
「努力しているのに出世ができない」

このような人は、自分より先に行動している人がいないか探してみましょう。
そして、あなたより先にチャンスを掴んでいる人や出世している人は、間違いなく「すぐやる」人です。

「すぐやる」人になれば、あなたに必ずチャンスが舞い降りてくるでしょう。

「ポイントおさらい」
  1. 急がなくていい。早くスタートして淡々とやる
  2. 1つやった人だけが、1つ質問する権利がある
  3. 頭のいい人ではなく、「すぐやる」人にチャンスは一極集中する
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まとめ

本書は、あなたが1秒で動くための46のヒントを教えてくれる一冊です。

  • 「あとで」やると疲れるが、「今すぐ」やると疲れない
  • いますぐやりたくないことは、やらなくていいことだ
  • プロとは、速くできる人のことだ
  • 正論や雑用に逃げない
  • 「すぐやる」人には、失敗してもあとがある

仕事に限らず「すぐやる」ことは、あなたの人生にゆとりをもたらしてくれます。
人生で最も大切なことは、お金ではなく時間です。

お金は増えたり減ったりしますが、時間は増えることはないということを忘れずに、「すぐやる」力を身に着けてください。

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「これは勉強に活かせる!」くろま式『すぐやる力で差をつけろ』から学ぶ勉強法

最後に、数々の勉強法の本を出版している私が、「読んだ本すべてを勉強に活かす」をテーマに、

「これは勉強に活かせる!」と思った内容をご紹介します。

勉強に全く関係のない、小説やマンガからも「勉強に活かせる内容」をご紹介していこうと思っています。人気コーナーです。

『すぐやる力で差をつけろ』から学ぶ勉強法は、以下です。

本書から学ぶオススメ勉強法
  1. 「19時52分スタート」勉強法

さて、「すぐやる」ことがチャンスをつかむ上でも、結果を出すうえでも大切だという話をしました。

これは勉強でも同じです。
「すぐやる」力(私は初動力と呼んでいます)は勉強量を圧倒的に増やすことができます。

「勉強を続けるのが難しい」と感じている人は、認識が間違ってます。
本当は、「勉強をはじめるのが難しい」のです。

勉強で結果を出し続けている人は、このことを理解している人たちだと思います。

一度勉強をはじめてしまえば、今度は5分でやめることが逆に難しくなってしまいます。

「せっかく始めたからあと1ページやろうかな」
「あと1問だけ解こうかな」

となるのです。

結局は、「次に新しく何かをはじめる」ことを人はめんどくさいと感じるのでしょう。

あなたも経験があると思いますが、一度休憩すると、また勉強をはじめることは意外と難しいことです。
スマホをいじり、SNSをチェックし、友達と連絡をとっていたらあっという間に1時間休憩していたということになってしまいます。

それに対し、「すぐやる」習慣がある人は、休憩時間を短くすぐに勉強に戻ることができます。

次の2人を比べてみましょう。

Aさん:1時間勉強し、1時間休憩するを繰り返す
Bさん:30時間勉強し、5分休憩するを繰り返す

Aさんは、Bさんよりも長時間続けて勉強することができますが、休憩時間が長くなってしまいます。
Bさんは、Aさんよりも休憩時間が短いですが、長時間続けて勉強をすることができません。

12時間経過したとき、2人の勉強時間はそれぞれどのようになっているのでしょうか。
結果は、次のようになります。
Aさんの勉強時間は6時間。
Bさんの勉強時間は10時間以上、

1日で4時間の差ですから、1年で、1,460時間
まるまる2ヶ月もの差になってしまいます

2ヶ月まるまる勉強時間に差があれば、偏差値は軽く10は差がつくでしょう。

「20時から勉強を始めよう」ではなく「19時52分からでも勉強を始められる」。

大抵の人がBさんよりもAさんよりの人たちです。
そのため、あなたがこのように「すぐやる」人になれば、資格試験も受験もどんどんライバルに差をつけることができるようになります。

是非、「19時52分スタート」勉強法を意識して勉強してみてください

[著書名] 「すぐやる」力で差をつけろ
[著者名] 千田琢哉
[出版社] 星雲社
[出版日] 2016/5/17
[項数] 208ページ
[目次]
プロローグ
Chapter1 余裕がある人の「すぐやる」習慣
Chapter2 出世する人の「すぐやる」習慣
Chapter3 伸びる人の「すぐやる」勉強法
Chapter4 信頼される人の「すぐやる」人間関係
Chapter5 勝ち組の「すぐやる」人生

 

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