【書評15】頑張っても成果がでない・・を解消する習慣術

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仕事の質を高める

頑張っているけど結果が出ない人ほど読んで欲しい本です!
「会社に長くることが仕事だと思っていませんか?」「残業が癖になっていませんか?」
仕事ができる人は、結果を重視していますが、仕事ができない人は頑張ることを重視している。あなたはどちらに当てはまりますか?

こんな人にオススメ
  • 仕事のスピードを早くしたい
  • なかなか定時に帰れない
  • 失敗するのが怖い
  • 手の抜き方を知りたい
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「どんな本?」

この本は、頑張りすぎている人が、上手に力を抜いて結果を出すための本です。

著書の古川武志さんは、習慣化コンサルティング株式会社代表取締役でもある、習慣化コンサルタントです。
ベストセラーの『30日で人生を変える「続ける習慣」』『新しい自分に生まれ変わる「やめる習慣」』などの著書が有名です。

3万人以上のビジネスパーソンの育成と1000人以上の個人コンサルティングの現場から「続ける習慣」が最も重要なテーマであると考え、日本で唯一の習慣化をテーマにしたコンサルティング会社を設立しました。
オリジナルの習慣化理論・技術を基に、個人向けコンサルティング、習慣化講座、企業への行動定着支援を行っています。2016年には中国で6000名規模の習慣化講演を行い、本格的に海外進出も始めているそうです。

そんな著書の「どんなに頑張っても結果がでない・・・」から抜け出すヒントを、早速ご紹介していきます。

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3つの「そうなんだ!」ポイント

「そうなんだ!ポイント」
  1. 完璧主義から最善主義へ
  2. ワクワク感で自分を動かす
  3. 余分なモノは手放す

1. 完璧主義から最善主義へ

本書では、過剰な完璧主義はビジネスでは障害になると述べています。
私も上司から、「重要じゃない仕事は、うまく手を抜け」と言われてきたので、この意見はよくわかります。

コンサルティング業界に勤めていると、雑用から重要な仕事まで、多くの仕事が次々と舞い込んできます。
「丁寧さ」も要求されますが、なによりも「スピード」が一番要求されます

プレゼンのパワーポイント資料作成や、分析データの作成、議事録のチェックなど、「細かいところまで完璧に」と意識しだしたら時間がいくらあっても足りません。

重要なタスクには120%丁寧に取り組み、そうでない箇所は70%程度に力を抜いて取り組んで行くことが、スピードと質を両立させるコツであると教わりました。

これは、重要なタスクの成果が仕事での成果に直結するからです。

営業でも同じです。
契約してくれそうもないお客様にいつまでも営業を続けても、頑張っているだけで結果はでません

「頑張ること」自体に美徳を感じるのではなく、「結果が出ること」に美徳を感じるのが、デキるビジネスパーソンの特徴と言えるでしょう。

本書では、完璧主義の人は最善主義に移行すると良いと述べています

最善主義とは、力の入れどころと抜きどころを見極めて、より無駄をなくし、最大の結果を出そうとすることです。

また、最善主義に移行すると、周囲からの評価や成果も結果的に高まると述べています。

完璧主義の3つの思考傾向を以下に記載しますので、
「当てはまるかもしれない」
という人は、改善するよう少し意識してみてください。

完璧主義の3つの思考傾向
① 二者択一の判断
② 過度の理想主義
③ 否定の恐怖

①の二者択一の判断とは、何事も100点か0点か、白か黒かと考えてしまう思考傾向を指します。
②の過度の理想主義とは、どんな仕事にも高い行動基準、完成基準を設ける傾向を指します。
③の否定の恐怖は、人からの拒絶や評価を気にしすぎてしまう傾向を指します。

私は、「①②③どれもすべて少しずつ当てはまる・・・」と思いながら読みました。
完璧主義者はうつ病になりやすい傾向もあるそうなので、気をつけたいですね。

2. ワクワク感で自分を動かす

あなたはワクワクして仕事をしているでしょうか?

すべての仕事をワクワクすることは難しいかもしれません。
それならば、一部だけをワクワクして仕事をするでも構いません。

完璧主義の人は、全くワクワクせずに、義務感から自分を動かすため、ストレスも増え、集中して仕事に取り組めなくなってしまう傾向があるといいます。

一方、上手に力を抜くことがデキる人は、「楽しい」という気持ちを上手くモチベーションに変えながら仕事を進めることができるため、ストレスが少なく、集中力も高まり、生産性が向上します。

一日の3分の1以上の時間、仕事をしているわけですから、全くワクワクせずに義務感だけで仕事をしていたら、精神的にも披露が溜まってしまいそうですね。

完璧主義者の人は、なぜ義務感から自分を動かすことになるのか。
ここで言う義務感とは、会社側から課された義務ではなく、その人自身が自分に課す義務のことを指しています

「自分自身に課す義務感ってどういうこと?」

という人もいると思うので、「海外旅行に行く」ことを例に説明していきます。

あなたは海外旅行に行く前の行動として、次のどれが当てはまるでしょうか。

  1. 何も計画しない
  2. 行きたい観光地やお店の目星を着けておく
  3. 旅行の間のスケジュールをみっちり固める

言うまでもなく、完璧主義者に多いのは3番です。

6:00起床。6:30~7:00朝食。8:00~〇〇見学。このように綿密なプラン計画を立てるだけならともかく、そのプランに基づいて旅行をすることを決めると、プランにあるすべての場所に行かなければ気がすまなくなってしまいます

本当は楽しむため、リラックスするために海外旅行に行っているはずなのに、自分の決めたプランを減らすことができず、せっかくいい景色が目の前にあったとしても、次の場所へ出発しなければと焦ってしまいます。

つまり、義務感で動くと、楽しいはずのものも辛い作業になり、多くのエネルギーを使うことになってしまいます

完璧主義とまでは行かなくても、このような経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

仕事も同様です。
義務感から解放されると、今までないと思っていた「楽しい仕事」が見えてきます

「プロセスをきちんとこなすこと」だけを意識するのではなく、「プロセスを楽しむこと」も少し意識して見ると、「あ、楽しい仕事もあったんだ」ということに気づくことができるかもしれません。

3. 余分なモノは手放す

「デスクにどんどん書類が溜まっていく」
「机の上が汚くて必要なモノがなかなか見つからない」
「カバンに不要なモノが溜まっていて重い」

雑然とした状態では、「視覚のノイズ」が多くて注意も散漫になってしまいます

そしてなにより、私が一番注意したいと思ったのが、「カバンの中を整理すること」です。

カバンを整理し、軽くなると、通勤がかなりラクに感じるようになります

モノを捨てることで得られるメリットは、こちらの記事のほうがわかりやすいと思います。
1週間で8割捨てる技術「持たない暮らしを実現する、ミニマリストのモノの捨て方」

毎日持つカバンが軽いと気持ちも軽くなりますし、仕事がデキる人はデスクの上がキレイともいいます。
気分を一新するためにも一度身の回りのモノを見直してみるのも良さそうですね。

「ポイントおさらい」
  1. 完璧主義から最善主義へ
  2. ワクワク感で自分を動かす
  3. 余分なモノは手放す
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まとめ

本書は、頑張っても結果が出ない人に、結果が出るための上手な力の抜き方を教えてくれる一冊です。

本記事の中でも完璧主義の3タイプを紹介しましたが、本書では、完璧主義3タイプのさらに細かい説明や、完璧主義診断テストも記載されています。

また、イラストが多く、ページ数も166ページと少ないため、本が苦手な人でもさらーっと読めてしまう本です。

「力の入れどころ、抜きどころ」を見極め、努力を高い成果に結びつけたい。
という方は、是非本書をチェックしてみてください。

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「これは勉強に活かせる!」くろま式『2割に集中して結果を出す習慣術』から学ぶ勉強法

最後に、数々の勉強法の本を出版している私が、「読んだ本すべてを勉強に活かす」をテーマに、

「これは勉強に活かせる!」と思った内容をご紹介します。

勉強に全く関係のない、小説やマンガからも「勉強に活かせる内容」をご紹介していこうと思っています。人気コーナーにしていく予定です。

『2割に集中して結果を出す習慣術』から学ぶ勉強法は、以下です。

本書から学ぶオススメ勉強法
  1. タイムプレッシャー勉強法

本書では、次のように述べられています。

完璧主義の人は 無制限にがんばる

上手に力を抜く人は 制限を設けて頑張る

当然、仕事がデキる人は制限を設けて頑張ると主張しています。

これはスポーツの練習でも同じことが言えるようです

日本のチームは練習のしすぎだ。練習時間を週に3回、2時間にする
神戸製鉄で7連覇を達成した伝説の元ラガーマン、平尾誠二さんが日本代表監督になったときの最初の方針だそうです。

平尾監督の改革で最も重要なことは、「単位時間あたりの集中力をいかに高めるか」。

そのためには、「まだまだ練習時間がある」という気持ちは邪魔だったのでしょう

もちろん勉強でも、「単位時間あたりの集中力をいかに高めるか」はかなり重要になってきます。

テスト前日ならば集中して勉強することができても、不思議なことに2,3日前からその『集中力を発揮することはできません

これは、「制限時間」による効果です。
テスト2,3日前は、「テストまでまだ時間がある」と思ってしまい、その気持がだらだら勉強することに繋がってしまいます。

脳科学者の茂木健一郎さんの書いた『脳を活かす勉強法 』 のなかでも、「脳を活かす勉強法」の極意として、「タイムプレッシャー」を上げています。

常に高い集中力を持って勉強をするためには、自身で「○分までに終わらせる」と決めて、タイマーなどを活用して勉強をしてみてください.

脳科学的にも理にかなった勉強法なので、是非今日から実践してみてください

[著書名] 図解 2割に集中して結果を出す習慣術 ハンディ版
[著者名] 古川武士
[出版社] ディスカヴァー・トゥエンティワン
[出版日] 2017/5/27
[項数] 166ページ
[目次]
はじめに
第0章 完璧主義が効率を下げる
第1章 「短時間で効率的」に仕事を終える
第2章 「効果的な工夫」で成果を高める
第3章 「失敗を恐れず」行動する
第4章 「精神的な余裕」をつくる
第5章 「他人の力」を上手に活かす
おわりに

また、古川武志さんの代表作である『続ける習慣』『やめる習慣はこちらです。
ここでは紹介しませんが、どちらもマンガVerでも出版されているのでチェックしてみてください。

 

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