
- 「就活失敗しました。もう人生終わりです…」
- 「就活で大手企業から内定もらえませんでした…」
- 「就活失敗したら、人生終わりなんでしょうか…?」
本記事では、このような疑問や悩みを解決していきます!
「就活失敗=人生終わり」じゃない!

- 「就活失敗しました。もう人生終わりです…」
- 「就活失敗しそう。内定も1つもありません…」
あなたはこのような、就活失敗したときの将来の不安や悩みを抱えていませんか?
友達の内定先や内定数を聞いて落ち込んだり。
内定をもらえないなんて自分はダメな人間なんだと蔑んだり。
「就活失敗したら人生終わりかも…」と将来が不安になることもありますよね。
就活生にとって、良い企業から内定をもらうことが全て
就活なんて楽勝だと思っていたのですが、いざ始めてみるとことごとく落とされました…。
今までの自分の頑張りが否定された気がして、鬱のような状態です…。
周りの内定もらったという話を聞くたびに、気が変になりそうでした。
結局、有名企業から内定をもらえなかったので、人生終わりです…。
「就活くらいで思い詰め過ぎじゃない?」
多くの人は、このように感じるかも知れません。
しかし、就活によって精神的に追い詰められる就活生は少なくありません。
それも、「就活うつ」「就活自殺」という言葉ができるほどです。
私は、大学生のときと大学院生のときで就活を2度経験しています。
幸いなことに、「就活うつ」にはなりませんでした。
しかし、内定をもらえない辛さや絶望感は痛いほどわかります。
👉【就活が辛い、泣きたい】2度就活をした私が、伝えたい5つのこと
「就活失敗=人生終わり」じゃない!
就活生の中にはつらい思いをしながら就活している人がたくさんいます。
現在の就活は、「大量エントリー、大量落ち」が大前提。
1社から内定をもらうのに、平均して10社以上落ちるというデータもあります。
事前に言っておきますが、「就活失敗=人生終わり」ではありません。
なぜ就活生は「就活失敗=人生終わり」と勘違いしてしまうのか。
そして、「就活失敗=人生終わり」ではない理由はなにか。
早速これらを順番に見ていきましょう。
今すぐ就活失敗から逆転する方法が知りたい方は以下をご覧ください。
「就活失敗=人生終わり」と勘違いする5つの原因
「就活失敗=人生終わり」と勘違いする原因は5つあります。
① 「大手=一生安泰」の思考が浸透している
② 「他人との比較」が習慣化している
③ 機械的な就活制度と企業の対応
④ 正解を他人や社会に委ねている
⑤ なくならない新卒至上主義
1つずつ見ていきます。
原因①:「大手=一生安泰」の思考が浸透している
「就活失敗=人生終わり」と勘違いしてしまう原因の1つ目は、「大手=一生安泰の思考が伝染している」です。
「大手に入れば一生安泰」と言われたのはひと昔前のはなしです。
しかし、いまだに「大手に入れば一生安泰」の考えは消えきれていません。
実際は、「富士通」「コカ・コーラ」に加え、「NEC」「日本ハム」「アルペン」「カシオ計算機」「キリン」などの大企業が次々とリストラを発表しています。
また、大手銀行では5,000人~19,000人の業務削減を発表しています。
人工知能(AI)の発達に伴う業務の効率化、機械化により、「人員整理」と称した大手企業のリストラの波はどんどん広がっていきます。
「大手=一生安泰」という間違った思考が、「大手じゃなければ人生終わり」という間違った思考の原因となっています。
原因②:「他人との比較」が習慣化している
「就活失敗=人生終わり」と勘違いしてしまう原因の2つ目は、「他人との比較が習慣化している」です。
就活は、自分に合った1社を見つけ、そこから内定をもらうことが目的です。
「他人よりたくさんの内定をもらう」「友達よりも有名企業から内定をもらう」ことが目的ではないですよね。
しかし、他人と比較することが習慣になっているせいで、本来の目的を忘れてしまいます。
結果、「起業」「フリーランス」「スタートアップに就職」などの選択肢が見えなくなり、「就活失敗=人生終わり」と勘違いしてしまいます。
原因③:機械的な就活制度と企業の対応
「就活失敗=人生終わり」と勘違いしてしまう原因の3つ目は、「機械的な就活制度と企業の対応」です。
3月に説明会解禁。6月に面接解禁。
何十万もの就活生が一斉に横並びでスタート。
また、大量エントリーに大量落ちの風習。中には倍率が1,000倍を超える企業すらあります。
これでは、企業側も機械的に学生を篩いにかけ、機械的に対応をせざる終えません。
学生側も、大量にエントリーして、どこかの企業がかかるのを待つしかありません。
選考に落ちたのは、ただ企業と合わなかっただけです。
あなたの努力や頑張りが否定されているわけではありません。
始めはこのことを理解していても、大量の「お祈りメール」をみると段々と心が折れてしまいます。
最終的に、人格が否定されたように感じ、「人生終わりだ…」と思う就活生も少なくありません。
👉【就活失敗(無い内定)の末路は?】留年・浪人→ニートの危険も
原因④:正解を他人や社会に委ねている
「就活失敗=人生終わり」と勘違いしてしまう原因の4つ目は、「正解を他人や社会に委ねている」です。
10人いれば10人分の人生あります。
そのうちの1つが正解ということはありません。
就活も、自分に合った企業を見つけるのが目的。1人ひとり正解は異なります。
しかし、就活生で「自分に合った企業が正解」と気づくのは難しいですよね。
一斉に横並びでスタートし、「大手企業に入るのが正解」と誤った認識を植え付けられます。
すると、「大手企業に入らないと人生終わり」と勘違いをしてしまいます。
原因⑤:なくならない新卒至上主義
「就活失敗=人生終わり」と勘違いしてしまう原因の5つ目は、「なくならない新卒至上主義」です。
企業の多くは、新卒者を多く採用したいと考えています。
理由は、まだ何色にも染まっていないため、社風に馴染みやすいから。
もっと噛み砕くと、簡単にマインドコントロールでき、愛社精神を植え付けやすいからとも言えます
既卒採用では、新卒採用と比べて業種や企業の選択肢が少なくなります。
そのせいで、「新卒で良い企業に入社できなければ人生終わり」という勘違いが浸透してしまっています。
就活失敗=人生終わりではない5つの理由
次に、「就活失敗=人生終わり」ではない5つの理由を見ていきます。
① 終りを迎えた大手安泰の時代
② 個人を守らない会社
③ 終身雇用・年功序列の崩壊
④ 拡大し続ける転職市場
⑤ 到来する”個”の時代
1つずつ見ていきます。
理由①:終りを迎えた大手安泰の時代
就活失敗=人生終わりではない理由の1つ目は、「終りを迎えた大手安泰の時代」です。
「就活成功=大手企業から内定」と考えているのであれば、それは間違いです。
先程も述べたように、大手企業は今後さらにリストラが加速していくと予想されます。
もはや、企業名は関係ありません。
将来のキャリアを見据え、「スキルを身につけられる企業」に就くのが大切です。
理由②:個人を守らない会社
就活失敗=人生終わりではない理由の2つ目は、「個人を守らない会社」です。
近年、「逃げ切り世代」と呼ばれた50代のリストラが後を絶ちません。
「30年以上勤めた会社にいきなり退職勧告をつきつけられる」というショックな出来事が起こっているのです。
「何十年間に渡り、身も心も捧げ続けた」としても、個人を守ることはありません。
会社から不要と判断されれば、窓際部署に移動させるなど、やんわりと退職を促されます。
それと比べれば、新卒での就職失敗なんて可愛いものです。
むしろ、新卒時代に「個人で生き抜く覚悟」を持てるのであれば、むしろ「就職失敗」は歓迎すべきものといえるかも知れません。
理由③:終身雇用・年功序列の崩壊
就活失敗=人生終わりではない理由の3つ目は、「終身雇用・年功序列の崩壊」です。
終身雇用はもはや死語。
年功序列は悪しき風習になりつつあります。
以前は、終身雇用と年功序列により、就活成功の時点で、職の安定と年次による昇給が約束されていました。
しかし、今はその逆。
就活成功しても、安定も昇給も全く約束されていません。
もはや、就活失敗と就活成功に大きな違いはありません。
むしろ、「就活成功した」と浮かれ、入社後に努力をしない人が痛い目をみます。
「入社してから何をするか」に今後の人生がかかっています。
理由④:拡大し続ける転職市場
就活失敗=人生終わりではない理由の4つ目は、「拡大し続ける転職市場」です。
年々、転職市場は拡大し続けています。
ダイアモンドオンラインでは、2018年に『2人に1人が転職する時代』と述べています。
また、就活生の55%は転職前提で就活をする時代とも主張しています。
新卒就活で第一志望に落ちても、転職して入社するという手があります。
今は、新卒就活で失敗しても、後からいくらでも取り返すことができる時代です。
理由⑤:到来する”個”の時代
就活失敗=人生終わりではない理由の5つ目は、「到来する”個”の時代」です。
もはや、”企業”の時代は終わり、”個”の時代が到来しつつあります。
SNS(Facebook、Twitter、インスタグラム、Tik Tokなど)やYoutube、ブログなど、個人がメディア化できるようになました。
それに伴い、「会社に勤める」のはもはや稼ぐ1つの手段に過ぎず、人々の稼ぎ方は多様化しています。
インフルエンサーと呼ばれる影響力のある人々やYouTuberは、その代表例ともいえます。
2018年は、厚生労働省が作成する「モデル就業規則」に副業・兼業の推進に向けたガイドラインが追加され、「副業解禁元年」とも呼ばれています。
また、副業だけでなく、フリーランスの経済規模も毎年過去最高を記録し続けています。
就活失敗は、もはや”個”で稼ぐ選択肢を得られるチャンスです。
”就活”事態が、稼ぐ手段の一つであることを忘れないようにしましょう。
就活失敗=人生終わりじゃない!選択肢はいくらでもあり!
いかがでしたでしょうか。
「就活失敗=人生終わり」と勘違いする5つの原因と、「就活失敗=人生終わり」ではない5つの理由をおさらいします。
① 「大手=一生安泰」の思考が浸透している
② 「他人との比較」が習慣化している
③ 機械的な就活制度と企業の対応
④ 正解を他人や社会に委ねている
⑤ なくならない新卒至上主義
【就活失敗=人生終わりではない5つの理由】
① 終りを迎えた大手安泰の時代
② 個人を守らない会社
③ 終身雇用・年功序列の崩壊
④ 拡大し続ける転職市場
⑤ 到来する”個”の時代
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周囲と比較され、親からプレッシャーをかけられ。
それでも就活で失敗してしまうと、「もう人生終わりだ」と思ってしまいますよね。
しかし、大手安泰も終身雇用も過去の話です。
一昔前であれば、就活の出来が今後の人生を大きく左右したかも知れません。
でも、今は違います。
選択肢は無限にあり、取り返す方法はいくらでもあります。
もし就活失敗しても、人生終わりではありません。
就活の悔しさをバネにすれば、簡単に失敗を取り戻すことができます。
就活失敗を取り返す方法は、以下にまとめています。
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