
- 「無い内定の人たちの特徴を知りたいです」
- 「無い内定の特徴を、詳細まで一覧でチェックしたいです」
本記事では、このような疑問や悩みを解決していきます!
無い内定(NNT)になる人は、共通する特徴がある!
内定が無い状態のこと。『内々定』とかけて『無い内定』と呼ばれる
「無い内定のまま周りに取り残されたらどうしよう」と不安に感じている人も多いですよね。

- 「無い内定の人の割合は?」
- 「無い内定の特徴に男女差はあるの?」
まずは、このような疑問を解消していきます。
無い内定の人の割合は?
マイナビによる「2020年卒大学生就職内定率調査」によると、無い内定の割合の推移は以下のようになっています。
内定率 | 無い内定率 | |
3月 | 12.7% | 87.3% |
4月 | 39.3% | 60.7% |
5月 | 61.8% | 38.2% |
6月 | 74.4% | 25.6% |
7月 | 80.0% | 20.0% |
8月 | 82.6% | 17.4% |
4月から5月にかけて、無い内定の割合は一気に下がります。
4月に内定をもらう人が多いということですね。
また、7月には無い内定の人は、およそ5人に1人になります。

- 「5人のうちの1人に入ってしまった…」
- 「もう就活している人なんていない…」
7月まで内定がないと、このように落ち込んでしまう人もいますよね。
しかし、近年、就活生は40万人以上います。
7月時点での無い内定者は、およそ8万人もいることになります。
まだまだこれからですので、必要以上に落ち込まないようにしましょう。
秋冬採用をしている企業も、たくさんあります。
無い内定の特徴に男女差はある?
厚生労働省の就職状況調査によると、以下のことがわかっています。
- 2018年の四大卒の男子学生の内定率97.5%。女子学生の内定率98.6%
- 2013年以降(最新2018年データまで)はずっと、女子学生の内定率は、男子学生の内定率を上回っている
1986年に『男女雇用機会均等法』が施工されました。
それでもしばらくは、明らかな男女格差があり、内定率にも男性優位な数値が如実に表れていました。
近年では、女子学生の内定率は、男子学生の内定率をリードしています。
しかし、そこまで大きな差は見られません。
無い内定の特徴に「女だから」「男だから」といった性別の差はないといっていいでしょう。
無い内定者には、共通する特徴はある
私はメンバー1,000名以上の院試・就活サークルを運営しています。
院試対策がメインですが、メンバーのほとんどが大学生、大学院生のため、数百人の就活に関わってきました。
また、私自身、大学生と大学院生のときで2度就活を経験しています。
私が見る限り、無い内定者にはいくつもの共通点があります。
本記事では、無い内定の特徴50選を紹介していきます。
無い内定の特徴を知ることで、逆説的に内定をもらう秘訣を知ることもできます。
もちろん、50の特徴が無い内定のすべての理由ありません。
しかし、1つでも当てはまる就活生の方は、どんどん改善していきましょう。
それでは早速、無い内定の50の特徴を見ていきます。
無い内定(NNT)の特徴50選
無い内定(NNT)の特徴50選を紹介します。
無い内定の特徴を知ることで、逆説的に内定獲得の秘訣を学びましょう。
# | 無い内定の特徴(一覧) | フェーズ |
1 | 受験と就活は同じだと考えている | マインド(11) |
2 | 内定をゴールだと考えている | |
3 | 将来をイメージできていない | |
4 | 自分に自信がない | |
5 | 弱気になっている | |
6 | 心のどこかで諦めている | |
7 | 自分中心の思考になっている | |
8 | 企業の視点で考えられていない | |
9 | 就活は競走だと思っている | |
10 | 落ちたときの切り替えが遅い | |
11 | 落ちたときに振り返しをしない | |
12 | 受ける企業が少ない | エントリー(4) |
13 | 大手企業しか受けない | |
14 | 行きたい業界が決まっていない | |
15 | 合わない企業ばかり受けている | |
16 | 就活の軸がブレている | 自己分析(3) |
17 | やりたいことが分からない | |
18 | 行きたい業界がわからない | |
19 | 志望動機が弱い | 業界分析 企業研究(3) |
20 | 業界を理解しようとしない | |
21 | 企業を理解しようとしない | |
22 | ありきたりな自己PR | ES・WEBテスト(3) |
23 | ESを適当に書いている | |
24 | 筆記試験の対策をしていない | |
25 | 的外れの回答をする | 面接(8) |
26 | 面接の経験が足りない | |
27 | 緊張してうまく話せない | |
28 | 最低限のマナーを守れない | |
29 | 熱意を伝える努力をしていない | |
30 | 機械のように暗記したことを話す | |
31 | 過去の実績しかアピールしない | |
32 | 未来の可能性をアピールできていない | |
33 | 長々と伝わりにくい話をする | 複数面接(3) |
34 | 他の就活生の時間を無視する | |
35 | 一緒に面接を受ける就活生を気にしすぎる | |
36 | 服装 | 身だしなみ(8) ※詳細は下部で紹介 |
37 | 靴 | |
38 | 髪型 | |
39 | 姿勢 | |
40 | 表情 | |
41 | 視線 | |
42 | におい | |
43 | 声 | |
44 | 発言回数が少ない | GD・GW(5) |
45 | 周りに気を遣いすぎる | |
46 | 周りを見下した態度をとる | |
47 | 相手を否定する発言をする | |
48 | 同グループの就活生を敵だと思っている | |
49 | 意思確認の場だと思っている | 最終面接(2) |
50 | 入社の意思を示す努力が足りない |
10このフェーズごとに見ていきます。
無い内定の特徴『マインド(11)』
『マインド』に関する無い内定の特徴は、全部で11こあります。
1つずつ見ていきます。
特徴1. 受験と就活は同じだと考えている
無い内定の特徴1は、「受験と就活は同じだと考えている」です。
受験と就活はまったくの別物です。
もっとも違うポイントは、受験は”一人でする”ものであり、就活は”相手がいる”という点です。
大学受験 | 就活 | |
人数 | 1人でする | 相手がいる |
強い人 | 1人で努力できる | コミュニケーション能力がある |
就活において高学歴が有利に働くことはあります。
しかし、「大学受験で結果を出せた=就活で結果を出せる」と過信している人は、注意が必要です。
就活には就活の、受験には受験の難しさや楽しさがあります。
就活と受験を混合せずに、頭をフル回転させて内定を目指しましょう。
高学歴で内定がもらえない理由や、”逆学歴フィルター”についても、合わせてご覧ください。
特徴2. 内定をゴールだと考えている
無い内定の特徴2は、「内定をゴールだと考えている」です。
就活において、内定を獲得することは大切です。
しかし、内定はゴールではなく、社会人生活のスタートです。
内定をゴールだと考えている人は、その先のイメージができていないことが多いです。
内定のその先をイメージすることができれば、企業の欲しがる学生像に近づくことができます。
特徴3. 将来をイメージできていない
無い内定の特徴3は、「将来をイメージできていない」です。
企業が採用したくない学生は、「すぐに辞めてしまう学生」です。
なぜなら、すぐに辞められてしまうと、新卒採用費や研修費がムダになってしまうからです。
また、将来のイメージができていない学生は、以下のような理由ですぐに辞めてしまう可能性が高いです。
- 社風が合わなかった
- 思っていた仕事内容と違った
- 入ってみたら楽しくなかった
将来をイメージすることで、内定をもらえる可能性は高くなります。
特徴4. 自分に自信がない
無い内定の特徴4は、「自分に自信がない」です。
商品B:『飲んだら”おそらく”ぐっすり眠れるようになるドリンク』
さて、あなたならどちらを購入したいですか?
当然、商品Aを選ぶ人がほとんどですよね。
商品Aと商品Bの効果に対する自信の差は明らかです。
就活において、商品は自分自身。
自分という商品を、企業から欲しいと思ってもらえるようにアピールする必要があります。
自信満々にアピールしている商品Aが魅力的なのと同じように、就活は自信のある学生が魅力的で、内定をもらうことができます。
特徴5. 弱気になっている
無い内定の特徴5は、「弱気になっている」です。
自分に自信がないのと同様に、弱気は態度や発言にも表れます。
弱気な態度や発言では、評価されなくなってしまいます。
また、弱気は”選択”にも表れます。

- 「どうせ無理なので、大手企業は受けません」
- 「申し込んだけど、どうせ落ちるから説明会も参加しません」
弱気になっていると、このように内定をもらえるチャンスを逃してしまいます。
チャレンジしたら、内定をGETできていたかもしれません。
特徴6. 心のどこかで諦めている
無い内定の特徴6は、「心のどこかで諦めている」です。
当然ですが、投げやりになってしまったら内定はもらえません。
1回1回全力で挑むことで、内定を獲得する未来を手に入れることができます。
特徴7. 自分中心の思考になっている
無い内定の特徴7は、「自分中心の思考になっている」です。
勉強は個人プレイですが、仕事はチームプレイです。
そのため、自分中心の思考になっている人は「仕事で活躍できないのでは?」と思われてしまいます。
また、選考中でも「自分の話したいことを話す」人は通過できません。
通過する方法は、特徴8で解説します。
特徴8. 企業の視点で考えられていない
無い内定の特徴8は、「企業の視点で考えられていない」です。

- 「英語が得意です」
- 「TOEIC800点です」
- 「英語がペラペラです」
例えば、「海外展開を狙っている企業」「海外部署とのやり取りの多い企業」「海外にたくさんのクライアントを抱えている企業」にとっては、アピールポイントになります。
しかし、「英語を使う機会のない企業」にとっては、アピールポイントにはなりません。
相手の求めるものをアピールすることで、内定をもらえる確率はグッと上がります。
特徴9. 就活は競走だと思っている
無い内定の特徴9は、「就活は競走だと思っている」です。
就活は「早く内定をもらったものが勝ち」という競走ではありません。
就活は、「自分にあった1社から内定をもらう」ことが目的です。
就活を競走だと思っていると、「焦って興味のない企業に応募する」「内定をもらったからと行きたくない企業に就職してしまう」こともあります。
就活は今後の人生を決める大切なイベントなので、しっかりと自分自身と向き合い、納得のいく就活をしましょう。
特徴10. 落ちたときの切り替えが遅い
無い内定の特徴10は、「落ちたときの切り替えが遅い」です。
大手企業の中には。倍率1,000倍を超える企業もあります。
「大量エントリー、大量落ち」の就活時代で、落ちたときにいちいち落ち込んでいたら動けなくなってしまいます。
就活で周りが内定だらけ!焦る必要ない11の理由【メリットあり】の記事でも紹介していますが、就活は『縁』です。
選考で落ちても必要以上に落ち込まずに、気持ちを切り替えて次内定をとるために行動しましょう。
特徴11. 落ちたときに振り返しをしない
無い内定の特徴11は、「落ちたときに振り返しをしない」です。
落ち込みすぎるのはよくありませんが、振り返りをしないのもよくありません。
振り返りをすることで、失敗を成功へとつなげることができます。
就活では、落ちたときにフィードバックをもらえません。
自分なりに思考し、改善をし、次につなげましょう。
合同選考会では、最大7社から選考免除パスをGETできるだけでなく、グループワークのフィードバックをもらうこともできます。
無い内定の特徴『エントリー(4)』
『エントリー』に関する無い内定の特徴は、全部で4つあります。
1つずつ見ていきます。
特徴12. 受ける企業が少ない
無い内定の特徴12は、「受ける企業が少ない」です。

- 「私は、3社しかエントリーしていません」
- 「行きたい企業だけしか受けません」
就活生の中にはこのような人もいますが、おすすめはできません。
中には、100社エントリーして内定をもらえない人もたくさんいます。
「数撃てば当たる」わけではありませんが、数を撃たないと当たるものも当たりません。
また、第一志望の企業を受ける前に面接やグループワークに慣れるためにも、早期選考を行っている企業は積極的に受けるようにしましょう。
特徴13. 大手企業しか受けない
無い内定の特徴13は、「大手企業しか受けない」です。
いわゆる『大手病』の人たちのことです。
大手企業しか受けないという学生は、高学歴の人に多いです。
大手企業の中には、倍率1,000倍を越える企業もあります。
しかも、高学歴の人たちがたくさん集まります。
「高学歴だから」と過信し、大手企業しか受けないと、無い内定になってしまう可能性が高くなります。
高学歴の学生は、【高学歴で就活失敗?】内定が出ない3つの原因と解決策!で無い内定の原因を知っておきましょう。
特徴14. 行きたい業界が決まっていない
無い内定の特徴14は、「行きたい業界が決まっていない」です。
いろいろな業界を受けて視野を広げるのは、いいことです。
しかし、就活中盤には行きたい業界を決めるようにしましょう。
『行きたい業界がない=志望動機が弱くなる』ので、内定を獲得するのは難しくなります。
特徴15. 合わない企業ばかり受けている
無い内定の特徴15は、「合わない企業ばかり受けている」です。

- 「1人でいる時間が苦手です」
- 「たくさんの人と話すのが大好きです」
このような人が、エンジニア、トレーダーなどを希望していると「あれ?」っと思いますよね。
営業職、学校の先生など、多くの人と直接関わる仕事で活躍できそうですよね。
人の性格は、十人十色です。
合う企業、合わない企業は存在します。
自分に合った企業に応募することで、「この学生は、うちの会社で活躍できそうだぞ」と判断され、内定をもらいやすくなります。
無い内定の特徴『自己分析(3)』
『自己分析』に関する無い内定の特徴は、全部で3つあります。
1つずつ見ていきます。
特徴16. 就活の軸がブレている
無い内定の特徴16は、「就活の軸がブレている」です。
就活の軸とは、例えば以下のようなものがあります。
・雰囲気の明るい職場
・人一倍早く成長できる
・自分の長所を活かせる
・人々の生活に寄り添える
・ファッション関係の仕事
・地元の地域に貢献できる
・土日休みで残業時間が短い
・仕事とプライベートが完全に分かれている

- 「人一倍早く成長したいけど、残業時間は短いほうがいいなぁ」
- 「あと、自分の長所を活かせて、雰囲気の明るい職場もいい!」
このように、「就活の軸」がブレていると、ESや面接で「一貫性」がなくなります。
要するに、説得力が落ちるので、何を話しても面接官の心に響きません。
社会人生活で「何を一番大切にしたいか」は、しっかり時間をかけて考えるようにしましょう。
特徴17. やりたいことが分からない
無い内定の特徴17は、「やりたいことが分からない」です。
やりたいことが分からないと、就活の方向性が決まりません。

- 「どの企業を受けようかな?」
- 「面接でなにを話そうかな?」
- 「志望動機はどうしようかな?」
このように、就活の方向性が決まらないと、就活を前にすすめることはできません。
また、「やりたいこともない」状態では、就活のやる気を出すのは難しいです。
「やりたいこと」を見つけることで、元気爆発、一気に就活を進めることができます。
特徴18. 行きたい業界がわからない
無い内定の特徴18は、「行きたい業界がわからない」です。
行きたい企業が分からないのと同様、就活の方向性が決まらないばかりか、就活のやる気も出なくなってしまいます。
早めに様々な業界をチェックすることで、少しずつ行きたい業界を絞っていきましょう。
無い内定の特徴『業界分析・企業研究(3)』
『業界分析・企業研究』に関する無い内定の特徴は、全部で3つあります。
1つずつ見ていきます。
特徴19. 志望動機が弱い
無い内定の特徴19は、「志望動機が弱い」です。
志望動機が弱い人は、内定をもらうことが難しいです。
なぜなら、「内定を出しても来てくれないかも」と判断されてしまうからです。
他の企業にも使い回せるような志望動機ではなく、その企業でなければいけない理由を用意しましょう。
特徴20. 業界を理解しようとしない
無い内定の特徴20は、「業界を理解しようとしない」です。
業界の理解は就活のキホンです。
業界を理解することで、企業の理解も深まります。
「業界分析が面倒」という気持ちはわかりますが、就活で必ず役に立つので、しっかりと業界分析をするようにしましょう。
特徴21. 企業を理解しようとしない
無い内定の特徴21は、「企業を理解しようとしない」です。

- 「第一志望の企業じゃないと、企業研究する気が起きません」
痛いほど気持ちがわかる人も多いですよね。
しかし、企業を理解できなければ、「志望動機に説得力がない」「アピールポイントがずれている」といったことが起こります。
当然、内定をもらうことは難しいでしょう。
内定が1つあるだけで、かなり自信がつきます。
せっかく受けたのですから、1社1社全力で挑みましょう。
その経験は、第一志望の企業でも必ず役に立ちます。
無い内定の特徴『ES・WEBテスト(3)』
『ES・WEBテスト』に関する無い内定の特徴は、全部で3つあります。
1つずつ見ていきます。
特徴22. ありきたりな自己PR
無い内定の特徴22は、「ありきたりな自己PR」です。
「自己PRで差別化できない」と悩んでいる就活生は多いですよね。
差別化できないということは、「特別あなたを採用する理由がない」ということです。

- 「そんなこと言われても、周りに自慢できるようなエピソードなんてないよ…」
自己PRで大切なのは、エピソードよりも伝え方です。
その経験から「どう考え、何を学んだか」が伝わりやすい自己PRをつくりましょう。
エピソードは似ていても、「どう考え、何を学んだか」は人それぞれ異なります。
それができれば、差別化した自己PRをつくることができます。
OfferBox(オファーボックス)適性診断AnalyzeU+とはで、自己PRを簡単に作成する方法を紹介しているので、ぜひご覧ください。
自己PRとガクチカの違いをうまく説明できない方は、自己PRとガクチカの違いは”未来”か”過去”か!ポイントも解説も合わせてご覧ください。
特徴23. ESを適当に書いている
無い内定の特徴23は、「ESを適当に書いている」です。
ESで見られているのは、内容だけではありません。
・文字が雑に書いてある
・誤字脱字がある
このようなESでは、「丁寧な仕事をしない」印象を与えるだけでなく、そもそも読んでもらえない可能性もあります。
文字がキレイかどうかではなく、大切なのは丁寧に書こうという気持ちです。
相手に気持ちが伝わるように、一字一句丁寧なESを心がけましょう。
特徴24. 筆記試験の対策をしていない
無い内定の特徴24は、「筆記試験の対策をしていない」です。
「SPI」「TG-WEB」「玉手箱」など、筆記試験(WEBテスト)には様々な種類があります。
筆記試験は就活生をふるいにかけるために作られているので、少し対策すれば満点をとれるような甘いものではありません。
ESも面接対策もバッチリでも、筆記試験で落ちてしまっては水の泡。
大学3年生になったら、少しずつ筆記試験対策をすすめましょう。
無い内定の特徴『面接(8)』
『面接』に関する無い内定の特徴は、全部で8つあります。
1つずつ見ていきます。
特徴25. 的外れの回答をする
無い内定の特徴25は、「的外れの回答をする」です。
的外れの回答をしてしまうケースは、大きく3つに分けられます。

- 「質問の内容がよくわからない」
- 「強引に自分の用意していた回答に結びつけ、質問と回答がずれてしまう」
- 「話しているうちに、なにを回答すれば良いのかわからなくなる」
このように、何を回答すればいいのか分からなくなるときがありますよね。
1.「質問の内容がよくわからない」
- 「もう一度質問を繰り返していただけますか?」
- 「質問の意図は〇〇ということでよろしいでしょうか?」
このように、わからない場合は面接官に聞き返しましょう。
伝え方を工夫して、質問を繰り返してくれるはずです。
2. 「強引に自分の用意していた回答に結びつけ、質問と回答がずれてしまう」
よりたくさんの質問に対して、回答を準備しましょう。
面接中、答えられない質問はどうしてもあります。
答えられない質問が出てくるたびに振り返りをし、次に活かしましょう。
第一志望の前に答えられない質問をなくすためにも、いろいろな企業を受けて面接慣れをするのは大切です。
結論ファーストを心がけましょう。
長所を聞かれたら、「私の長所は〇〇です。なぜなら…」と答える。
志望動機を聞かれたら、「〇〇が理由で御社を志望しています。学生時代に…」と答える。
簡潔に伝えることで、話を理解する能力が高く、知的な印象を与えることもできます。
特徴26. 面接の経験が足りない
無い内定の特徴26は、「面接の経験が足りない」です。
面接の経験が足りないと、以下のような事態になる可能性が高くなります。
・余裕のなさが面接官に伝わる
・過度な緊張で頭が真っ白になる
・声の大きさや仕草に気をつかえない
・予想外の質問をされて、答えられなくなる など
はっきり言って、面接に限らず、就活は経験が100%大切です。
周りの就活生より早く面接の経験を積むことができれば、かなり有利に就活を運ぶことができます。
👉【裏技】就活は『経験』が100%!超簡単に内定を大量獲得する方法
特徴27. 緊張してうまく話せない
無い内定の特徴27は、「緊張してうまく話せない」です。
適度な緊張は、パフォーマンスを上げます。
しかし、過度な緊張は、著しくパフォーマンスを下げてしまいます。
学生時代、大人と30分、1時間と話す機会はあまりないですよね。
しかも、就活は将来を決める大切なイベント。
「緊張するな」と言うほうが、無理があります。
しかし、過度な緊張は「万全の準備」と「面接の経験」によって、適度な緊張に変えることができます。
適度な緊張で最大限のパフォーマンスを発揮することで、内定獲得が大きく近づきます。
特徴28. 最低限のマナーを守れない
無い内定の特徴28は、「最低限のマナーを守れない」です。
・座るタイミング
・お礼の挨拶 など
最低限のマナーは、守って当たり前。
マナーを守って、初めてスタートラインに立つことができます。
マナーで印象を悪くしてしまうのはもったいないので、印象を良くする完璧なマナーを心がけましょう。
特徴29. 熱意を伝える努力をしていない
無い内定の特徴29は、「熱意を伝える努力をしていない」です。
100%正当な評価は存在しません。
どうしても、面接官の「好き嫌い」が合否に関わります。
このことを心の片隅においておきましょう。
特徴30. 機械のように暗記したことを話す
無い内定の特徴30は、「機械のように暗記したことを話す」です。
面接は、「会話」です。
話の内容だけでなく、コミュニケーション力を評価される場でもあります。
私はコンサルティング会社に勤めていますが、かなり役職の高い上司が、よく次のように独り言をいっています。
「会話ができない新人が多い」
用意した回答を話したくなる気持ちはわかりますが、まずは「会話のキャッチボール」を強く意識しましょう。
特徴31. 過去の実績しかアピールしない
無い内定の特徴31は、「過去の実績しかアピールしない」です。
採用担当者が知りたいのは、「入社したら企業に貢献してくれるかどうか」です。

- 「英語が得意です」
- 「留学経験があります」

- 「だからなに…?」
- 「ただの自慢…?」
「企業にとってのメリットはなにか?」を考え伝えることで、効果的なアピールをすることができます。
効果的なアピールは、特徴32で解説します。
特徴32. 未来の可能性をアピールできていない
無い内定の特徴32は、「未来の可能性をアピールできていない」です。
「私に内定をくれたら、御社にとってこんないいことがあります」が、最高の自己アピールです。
特徴31の例と比べて見て下さい。

- 「留学経験があるので、海外の部署とも認識齟齬なくやり取りができます。また、円滑なコミュニケーションによって、作業を効率化することに繋がると自負しています」

- 「なるほど。ぜひうちの会社に来てもらいたい」
「企業にとってこんなメリットがありますよ」と未来の可能性をアピールすることで、面接に通る可能性は上がります。
無い内定の特徴『複数面接(3)』
『複数面接』に関する無い内定の特徴は、全部で3つあります。
1つずつ見ていきます。
特徴33. 長々と伝わりにくい話をする
無い内定の特徴33は、「長々と伝わりにくい話をする」です。
複数の就活生を同時に面接するのが「複数面接」です。
長々と話すということは、他の就活生の時間を奪うことになります。
ビジネスにおいて、「時間を奪う=お金を奪う」ことと同義です。
時間内に簡潔に話すことを心がけましょう。
特徴34. 他の就活生の時間を無視する
無い内定の特徴34は、「他の就活生の時間を無視する」です。
「1人1分で自己PRしてください」
たまに、2分も3分も話し出す人がいます。
このような人は、「自己中心的」「臨機応変な対応ができない」という評価をされてしまいます。
「自己PR」「ガクチカ」「志望動機」の3大質問は、ストップウォッチで時間を計り、何度も練習するようにしましょう。
30秒、1分、2分のパターンを使い分けることができれば完璧です。
自己PRとガクチカの違いを説明できない方は、自己PRとガクチカの違いは”未来”か”過去”か!ポイントも解説も合わせてご覧ください。
特徴35. 一緒に面接を受ける就活生を気にしすぎる
無い内定の特徴35は、「一緒に面接を受ける就活生を気にしすぎる」です。

- 「この人、東大なの?!」
- 「留学、起業経験ありとか優秀すぎる…」
複数面接では、他の就活生の話も聞こえてしまいます。
そのため、優秀な就活生と比較して「卑屈になる」「自分に自信をなくす」といったことも起こります。
複数面接は、他の就活生との勝負ではありません。
同時に面接を受けた就活生が1人も通過しないこともあれば、全員通過することもあります。
まして、あなたが見たのは、その就活生の一面に過ぎません。
あなたより本当に優秀かどうかは、わかりません。
複数面接だからといって周りを気にしすぎず、いつも通りの回答をすればOKです。
無い内定の特徴『身だしなみ(8)』
『身だしなみ』に関する無い内定の特徴は、全部で8つあります。
話し手が聞き手に与える影響について数値化したもの
・見た目:55%
・声の大きさ・トーン:38%
・話の内容:7%
メラビアンの法則によると、「話の内容」が聞き手に与える影響はわずか7%。
面接において、「身だしなみ」は大きく合否を左右する重要な要素です。
「身だしなみ」を意識できれば、他の就活生と簡単に差別化でき、選考にもどんどん通るようになります。
ある意味「話の内容」よりも大切なので、しっかりとチェックしましょう。
1つずつ見ていきます。
特徴36. 服装
無い内定の特徴36は、「服装」です。
どんなに話の内容が良くても、服装が乱れていては全体の印象が悪くなってしまいます。
面接の前では、必ず鏡でチェックするようにしましょう。
特徴37. 靴
無い内定の特徴37は、「靴」です。
「人の本質は細部に現れる」といいますが、靴もしっかりとチェックしましょう。
面接の前日にきちんと靴を磨いておくのがおすすめです。
特徴38. 髪型
無い内定の特徴38は、「髪型」です。
髪型は、顔全体の印象を左右します。
不快感を与えない髪型を意識しましょう。
特徴39. 姿勢
無い内定の特徴39は、「姿勢」です。
姿勢は大きく2つに分けることができます。
立っているときの姿勢と、座っているときの姿勢です。
一朝一夕で直るものではないので、普段から正しい姿勢を心がけましょう。
特徴40. 表情
無い内定の特徴40は、「表情」です。
大切なのは、笑顔です。
ずっと無表情では、いい印象は与えられません。
また、志望動機を話すときには「目を見開き熱意をアピール」することもできます。
面接中は、話の内容だけでなく、表情にまで気をつかいましょう。
特徴41. 視線
無い内定の特徴41は、「視線」です。
アイコンタクトも重要です。
目が泳いでいると、以下のような印象を与える恐れもあります。

- 「この就活生は、目が泳いでいる」
→「嘘をついているのかな」
→「自分に自信がないのかな」
→「コミュニケーションが取れないのかな」
話をするときは、きちんとアイコンタクトをするようにしましょう。
また、複数の面接官がいる場合は、そのときに話している人の目を見るのがいいでしょう。
特徴42. におい
無い内定の特徴42は、「におい」です。
小さな部屋で面接をする場合、相手ににおいが届く可能性も高くなります。
とくに、たばこのにおいや、過剰な香水のにおいはかなり強烈な印象を与えるので、注意しましょう。
においは自分では気づきにくいもの。
そのため、第三者に事前にチェックしてもらうのもおすすめです。
特徴43. 声
無い内定の特徴43は、「声」です。
メラビアンの法則によると、「声の大きさ」や「声のトーン」は聞き手に与える影響の38%を占めます。
- 「ボソボソと小さな声で話す」
- 「ハキハキと大きな声で話す」
同じ内容でも、声の大きさやトーンで与える印象は真逆になります。
緊張すると、声が震えたり、喉が乾いて話しづらくなることもあります。
早期選考をしている企業でしっかりと面接の練習をしておきましょう。
早期選考で面接の経験を積むためには、OfferBoxなどの就活ツールを利用するのがおすすめです。
👉OfferBox(オファーボックス)で就活!参加企業やメリットは?
マイクロソフト、資生堂、楽天などの一流企業からオファーをもらえる可能性もあります。
無い内定の特徴『GD・GW(5)』
『GD(グループディスカッション)・GW(グループワーク)』に関する無い内定の特徴は、全部で5つあります。
1つずつ見ていきます。
特徴44. 発言回数が少ない
無い内定の特徴44は、「発言回数が少ない」です。
就活で落とされるのは、大きく2つのパターンがあります。
① 基準よりも評価が下回っていた場合
② その人の評価が分からなかった場合
①は当然ですよね。問題は②です。
発言回数が少ないと、正しく評価ができません。
あなたがどんなに優秀だとしても、相手に伝わらなければ落とされてしまいます。
正しく評価してもらうためにも、積極的に発言するようにしましょう。
特徴45. 周りに気を遣いすぎる
無い内定の特徴45は、「周りに気を遣いすぎる」です。

- 「ガツガツくる人がいると、苦手です」
- 「本当は司会をやりたかったけど、周りに遠慮してやめました」
必要以上に気を遣ってしまうことってありますよね。
しかし、気を遣いすぎて自分をアピールできないのは本末転倒です。
一方で、「発言できていない人の意見を引き出す」などの気遣いは高評価です。
GW・GDでは、「自分の長所を消す気遣い」は不要です。
「自己アピールのための気遣い」を上手に使いこなしましょう。
特徴46. 周りを見下した態度をとる
無い内定の特徴46は、「周りを見下した態度をとる」です。
高学歴で、自分は優秀だと思っている学生の中には、周りを見下した態度をとる人もいます。
当然ですが、いくら目立つことができても、選考には落とされてしまいます。
このような意識で、GD・GWに臨みましょう。
特徴47. 相手を否定する発言をする
無い内定の特徴47は、「相手を否定する発言をする」です。
相手を否定する発言はNGです。
”相手の意見がどれだけ的外れな意見でも”です。
ビジネスはチームプレイ。
他人の長所を引き出すことが出来ない人は、人の上に立つことはできません。

- 「それは違うでしょ。絶対Aだろ」
- 「それは間違っているよ。正しいのはこっちだよ」

- 「なるほど!例えば、こんな意見も面白いと思うけどどう?」
- 「そうだね。こんな観点もプラスできるともっとよくなりそうですね」
言い方1つで、評価は一変します。
明らかに違うと感じても、やんわりと相手に自分で気づいてもらう言い方を意識しましょう。
特徴48. 同グループの就活生を敵だと思っている
無い内定の特徴48は、「同グループの就活生を敵だと思っている」です。

- 「この前、やたらと噛み付いてくる就活生と同じグループでした」
- 「自己中で自分の意見ばかり話す就活生と同じグループでした」
同じグループの就活生は、敵ではありません。
GWやGDは、いわば仕事の予行演習です。
自分の発言を全部否定してくる上司がいたら、絶対に嫌ですよね。
同じグループの就活生は、敵ではなく味方。
それくらいの気持ちでGD・GWに参加しましょう。
無い内定の特徴『最終面接(2)』
『最終面接』に関する無い内定の特徴は、全部で2つあります。
1つずつ見ていきます。
特徴49. 意思確認の場だと思っている
無い内定の特徴49は、「意思確認の場だと思っている」です。
『最終面接は意思確認の場』としばしば言われてきましたが、実態は違います。
最終面接でも、意思確認の場だと油断しているとバンバン落とされてしまいます。
また、最終面接では役員や社長、人事部長などの年配の方を相手にすることが多いです。
普段の面接よりも緊張し、頭が真っ白になる人も少なく有りません。
ここまできて落ちるのはもったいないので、いつも以上に入念な準備をして最終面接に臨みましょう。
特徴50. 入社の意思を示す努力が足りない
無い内定の特徴50は、「入社の意思を示す努力が足りない」です。
極端な例ですが、100人の学生に内定を出して、100人全員に内定を辞退されたとしましょう。
採用にかかったコストも、時間も、全てが水の泡です。
最終面接の場では、これまで以上に「入社の意思」を確認されます。
「内定をくれたら入社する」という意思を伝えることで、内定をもらえる可能性が高くなります。
無い内定(NNT)の特徴から内定獲得の秘訣を学ぼう!
いかがでしたでしょうか。
無い内定(NNT)の特徴50選をおさらいします。
# | 無い内定の特徴(一覧) | フェーズ |
1 | 受験と就活は同じだと考えている | マインド(11) |
2 | 内定をゴールだと考えている | |
3 | 将来をイメージできていない | |
4 | 自分に自信がない | |
5 | 弱気になっている | |
6 | 心のどこかで諦めている | |
7 | 自分中心の思考になっている | |
8 | 企業の視点で考えられていない | |
9 | 就活は競走だと思っている | |
10 | 落ちたときの切り替えが遅い | |
11 | 落ちたときに振り返しをしない | |
12 | 受ける企業が少ない | エントリー(4) |
13 | 大手企業しか受けない | |
14 | 行きたい業界が決まっていない | |
15 | 合わない企業ばかり受けている | |
16 | 就活の軸がブレている | 自己分析(3) |
17 | やりたいことが分からない | |
18 | 行きたい業界がわからない | |
19 | 志望動機が弱い | 業界分析 企業研究(3) |
20 | 業界を理解しようとしない | |
21 | 企業を理解しようとしない | |
22 | ありきたりな自己PR | ES・WEBテスト(3) |
23 | ESを適当に書いている | |
24 | 筆記試験の対策をしていない | |
25 | 的外れの回答をする | 面接(8) |
26 | 面接の経験が足りない | |
27 | 緊張してうまく話せない | |
28 | 最低限のマナーを守れない | |
29 | 熱意を伝える努力をしていない | |
30 | 機械のように暗記したことを話す | |
31 | 過去の実績しかアピールしない | |
32 | 未来の可能性をアピールできていない | |
33 | 長々と伝わりにくい話をする | 複数面接(3) |
34 | 他の就活生の時間を無視する | |
35 | 一緒に面接を受ける就活生を気にしすぎる | |
36 | 服装 | 身だしなみ(8) ※詳細は下部で紹介 |
37 | 靴 | |
38 | 髪型 | |
39 | 姿勢 | |
40 | 表情 | |
41 | 視線 | |
42 | におい | |
43 | 声 | |
44 | 発言回数が少ない | GD・GW(5) |
45 | 周りに気を遣いすぎる | |
46 | 周りを見下した態度をとる | |
47 | 相手を否定する発言をする | |
48 | 同グループの就活生を敵だと思っている | |
49 | 意思確認の場だと思っている | 最終面接(2) |
50 | 入社の意思を示す努力が足りない |
内定をもらえなかったらどうしよう…。
無い内定のまま卒業したらどうしよう…。
これから就活を控えている人は、このように不安になることもありますよね。
無い内定の特徴を知ると、逆説的に内定をもらう秘訣を知ることもできます。
無い内定の特徴50選を知り、当てはまる内容を改善できれば、就活生のなかでも超優秀になれます。
50この内定獲得の秘訣を知り実践することで、就活を成功させてください!
記事内で紹介したリンクやおすすめリンクをまとめます。
就活MENU