
- 「就職留年のやり方がわかりません」
- 「就職留年のおすすめのやり方を知りたいです」
本記事では、このような疑問や悩みを解決していきます!
就職留年とは?
【就職留年とは】
・就職で思うような結果が得られなかった学生が、来年の就職を目指し学校に留まること。

- 「内定が1つももらえなかったので、就職留年を考えています」
- 「満足できる企業から内定をもらえなかったので、就職留年したいです」
このように考えている人も多いですよね。
就職留年には、余分に学費がかかるというデメリットがあります。
一方で、次の年も新卒と同じように就職活動できるという大きなメリットがあります。
就職留年する学生はどれくらいいる?
日刊ゲンダイによると、以下のことがわかっています。
卒業学年で留年した人は、10万2810人。(およそ、6人に1人の割合)
2014年の調査なので少し古いですが、毎年就職率に大きな変化はありません。
現在も、およそ6人に1人が就職留年していると考えられます。
就職留年する学生は、全然めずらしいものではないということがわかります。
就職留年するのはなぜ?
多くの人が就職留年を選択する理由は、「新卒就活できる」からです。
日本の就職は「新卒至上主義」とも呼ばれ、既卒をほとんど取らない企業も多くあります。
そのため、「とりあえず留年して新卒の利点をキープしよう」と考える学生がたくさんいます。
就職留年のやり方は?

- 「就職留年したいんだけど、どうやったら留年できるの?」
- 「就職留年のやり方はどんなのがあるの?」
いざ就職留年をしたいと思っても、やり方がわからない人も多いでしょう。
就職留年には、いくつかのやり方があります。
中には”授業料の一部を免除”できるやり方もあります。
それでは早速、就職留年のやり方を見ていきましょう。
就職留年の4つのやり方
就職留年には、4つのやり方があります。
① 休学する
② 単位数を調整する
③ 必修科目を落とす
④ 卒業延期制度を利用する
1つずつ見ていきます。
就職留年のやり方①:休学する
就職留年のやり方の1つ目は、「休学する」です。
就職留年を決意した時点で、休学手続きをすれば、卒業せずに留年することができます。
ただし、留年の主な理由は以下の3つです。
- 海外留学
- 経済的理由
- 病気、怪我
就職留年したいからという理由では休学できないことあるので、注意しましょう。
就職留年のやり方②:単位数を調整する
就職留年のやり方の2つ目は、「単位数を調整する」です。
各大学では、卒業までに取得しなければいけない単位数が決まっています。
単位数を調整する(2単位か4単位を残す)ことで、就職留年することができます。

- 「すでに必要な単位数以上の単位を取得しています」
このような方は、単位数の調整は使えません。
就職留年のやり方は他にもあるので、別の手段を利用して下さい。
就職留年のやり方③:必修科目を落とす
就職留年のやり方の3つ目は、「必修科目を落とす」です。
必要な単位数を満たしている場合も、必修科目を落とすことで就職留年ができます。
文系の場合は卒業論文、理系の場合は卒業研究をわざと落とすことで就職留年できます。
ゼミや研究室によっては、教授に理由を話した上で単位を出さないでもらうことできるそうです。
就職留年のやり方④:卒業延期制度を利用する
就職留年のやり方の4つ目は、「卒業延期制度を利用する」です。
卒業延期制度とは卒業要件を満たしたうえで”在学期間を延長できる制度です。
希望留年制度ともいいます。
もともとは内定取り消しされた学生ヘの救済措置として始まった制度のようですが、就職活動がうまくいかなかった学生も利用できます。
ただし、すべての大学に卒業延期制度があるわけではありません。
自分の大学に制度があるのか、制度を受ける条件はなにかを事前に確認しておきましょう。
就職留年は、やり方によって学費が一部免除される
いかがでしたでしょうか。
就職留年の4つのやり方をおさらいします。
① 休学する
② 単位数を調整する
③ 必修科目を落とす
④ 卒業延期制度を利用する
就職留年をしたからといって、必ず就職がうまくいくわけでは有りません。
就職留年や就職浪人を成功させる方法は、NNT(無い内定)で卒業?12の選択肢と3つの攻略法でまとめています。
合わせてご覧ください。
就職留年は繰り返せば繰り返すほど就活で不利になっていきます。
早めに就活対策を始めて、必ず1度の就職留年で就活を成功させましょう。
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