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大学院入試|大学3年生の1月から始める「絶対後悔しない」勉強スケジュールの立て方

院試
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「院試を受けたいけれど、大学3年生の1月からで本当に間に合うのか不安」
「“絶対に合格したい”けど、勉強スケジュールの立て方が分からない」

そんな気持ちで「院試 3年生 1月 勉強スケジュール 立て方」のようなキーワードを検索して、このコラムにたどり着いた方に向けて書いています。

この記事では、

  • 大学3年生の1月スタートでも合格に十分間に合う理由
  • 「合格に近づく」大学院入試の勉強スケジュールの考え方
  • 1月から本番までのモデルスケジュール(理系・文系、学内進学・外部受験)
  • 平日が忙しい人向け/比較的時間のある人向けの1週間タイムテーブル例
  • 1月にやりがちな“NGな勉強計画”とその修正方法

を、できるだけ具体的に整理していきます。

なおタイトルには「絶対」という言葉が入っていますが、
実際の大学院入試は、専攻や大学、年度ごとの難易度や募集人数によって結果が変わる世界です。

ここで紹介するのは、

「多くの受験生にとって、合格の可能性を高めやすい“勉強スケジュールの立て方”」

であって、「これをやれば100%受かる」という魔法ではありません。
ただ、編集部として多くの受験生のパターンを見ていると、

  • 合格していく人のスケジュールの立て方
  • 途中で息切れしてしまう人のスケジュールの立て方

には、かなりはっきりした違いがあります。

その違いを、大学3年生の1月というタイミングに合わせて、
一緒に言語化していきましょう。

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  1. 1. なぜ「3年生の1月スタート」でも十分に間に合うのか
  2. 2. ゴールから逆算する:大学院入試の全体像と必要な勉強量
    1. 2-1. 典型的な大学院入試のスケジュール(例:8月本番)
    2. 2-2. 必要な勉強時間のざっくりした目安
  3. 3. 3年生の1月から始める勉強スケジュール設計5ステップ
    1. ステップ1:情報収集で「戦うルール」を把握する
    2. ステップ2:科目ごとに「今の自分の実力」を棚卸しする
    3. ステップ3:年間 → 月間 → 週間の3層で勉強スケジュールを作る
    4. ステップ4:授業・バイト・研究と両立できる“現実的な計画”に調整する
    5. ステップ5:2〜3週間ごとに「計画の修正タイム」を取る
  4. 4. 属性別の勉強スケジュールの立て方(理系・文系/学内・外部/社会人)
    1. 4-1. 理系×外部受験
    2. 4-2. 理系×学内進学
    3. 4-3. 文系・社会科学系×外部受験
    4. 4-4. 社会人・既卒で大学院を目指す場合
  5. 5. 科目別に見る「1月からの勉強スケジュールの考え方」
    1. 5-1. 専門科目:教科書ベースで“出題範囲マップ”を作る
    2. 5-2. 数学:1月は“基礎の徹底”の月と割り切る
    3. 5-3. 英語:1月のテーマは「習慣化」
    4. 5-4. 研究計画書・志望理由書:1月は「ネタ集め」の時期
    5. 5-5. 面接・口頭試問:1月は「話すネタ」をストックする
  6. 6. 1月〜本番までのモデル勉強スケジュール(8月試験想定)
    1. 1〜2月:情報収集+基礎固めスタート
    2. 3〜4月:基礎〜標準レベルを広くカバー
    3. 5〜6月:過去問に本格的に触れ始める
    4. 7月:過去問ラッシュ+弱点補強
    5. 8月:本番+直前調整
  7. 7. 1週間の勉強タイムテーブル例(2パターン)
    1. パターンA:平日が比較的忙しい人(授業・実験・バイトあり)
    2. パターンB:時間の自由度が高い人(授業が少ない/既卒など)
  8. 8. 1月にやってしまいがちな「NGスケジュール」とその直し方
    1. NG1:「参考書を買いすぎて、どれも中途半端」
    2. NG2:「英語を完全に後回しにしてしまう」
    3. NG3:「1日単位の完璧スケジュールを作り込みすぎる」
    4. NG4:「スケジュールを頭の中だけで管理してしまう」
  9. 9. 一人で抱え込まないための「仕組み」の作り方
    1. 9-1. 大学の先生・先輩を味方につける
    2. 9-2. オンラインコミュニティ・勉強サークルを活用する
    3. 9-3. スケジュールを「人に見せる」ことで、適度なプレッシャーをかける
  10. 10. まとめ:3年生の1月は「勝つための設計図」を描く月

1. なぜ「3年生の1月スタート」でも十分に間に合うのか

まず最初に強調したいのは、

3年生の1月スタートは、決して「手遅れ」ではない

ということです。むしろ、多くの大学院入試(特に理系・外部受験)を考えると、

  • 本番:8〜9月(大学によっては10月以降)
  • 3年生1月から本番まで:約8〜10か月

という時間があります。

この8〜10か月で「何をどの順番でやるか」が整理されていれば、
合格レベルまで持っていくことは十分に現実的です。

編集部が複数の合格パターンを見てきた中で、3年生1月スタートの受験生がうまくいっているケースには、こんな共通点があります。

  • 最初の1〜2か月は「がむしゃら」ではなく、「勉強スケジュールの設計」に時間を使っている
  • 年間・月間・週間の3つのレベルで計画をざっくり作っている
  • 完璧な計画を目指さず、2〜3か月ごとに修正する前提で動いている

逆に、「1月から全力で10時間勉強する!」と気合いを入れすぎた人ほど、

  • 3〜4月に燃え尽きてペースダウン
  • 5〜6月に「計画通り進んでいない」と自己嫌悪
  • 7月に慌てて過去問を回そうとして時間切れ

というパターンに陥りがちです。

3年生の1月に大事なのは、

「勉強量」よりも、「正しい方向に進むための設計」と「無理なく続くリズム作り」

と考えてみてください。

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2. ゴールから逆算する:大学院入試の全体像と必要な勉強量

勉強スケジュールを立てるうえで、最初にやるべきことは

「何月に」「どんな形式の」「大学院入試を受けるのか」

をざっくり決めることです。

2-1. 典型的な大学院入試のスケジュール(例:8月本番)

たとえば、理系の外部受験で8月に大学院入試があるケースを考えてみます。

  • 8月:筆記試験(数学・専門科目)+口頭試問・面接
  • 7月:過去問の総仕上げ・模擬面接
  • 4〜6月:基礎の復習+演習問題
  • 1〜3月:志望校研究・過去問分析・勉強計画の作成

文系・情報系・社会科学系の大学院の場合も、

  • 本番は9〜10月
  • 1〜3月:研究テーマの検討・研究計画書の下書き開始
  • 4〜6月:文献読み込み・論述力の強化
  • 7〜9月:過去問の論述演習+面接練習

というパターンがよく見られます。

つまり、1月時点では「戦う舞台のルールを知る」ことが最優先です。

2-2. 必要な勉強時間のざっくりした目安

よく聞かれるのが、

「大学院入試に受かるには、何時間くらい勉強すればいいですか?」

という質問です。
これに一律の答えはありませんが、あくまで一般論として、

  • 理系・外部受験で難関大学院を目指す場合
    • 平日:2〜3時間
    • 休日:4〜6時間
      を“平均的な目安”として積み上げている人が多い印象です。
  • 文系・社会科学系で外部受験の場合
    • 英語+専門+研究計画書を合わせて
    • 平日:1.5〜3時間
    • 休日:3〜5時間

もちろん、これは「この時間やれば合格が保証される」という意味ではありません。
ただ、

  • 1〜2か月だけ一気に詰め込む
  • その後はほとんど勉強しない

というパターンよりも、

  • 「やや少なめの時間でも、長期間コツコツ続ける」

方が、大学院入試のような長丁場では伸び方が安定しやすいです。

ここから先は、この「必要な勉強量」を自分の生活に落とし込んでいく作業=スケジュール作りを、ステップに分けて見ていきます。

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3. 3年生の1月から始める勉強スケジュール設計5ステップ

ここで、編集部がおすすめする

「3年生の1月から始める、大学院入試の勉強スケジュールの立て方」

を、5つのステップに分けて紹介します。

ステップ1:情報収集で「戦うルール」を把握する

まずやるべきは、シンプルに

  • どの大学院
  • どの専攻
  • いつ
  • どの科目で

勝負するのかを押さえることです。
ここでは、次のような情報を集めてメモするとよいでしょう。

  • 募集要項(試験科目・試験日・出願要件)
  • 過去問(最低3年分くらい)
  • TOEIC/TOEFLなど英語スコアの扱い
  • 研究計画書・志望理由書の有無
  • 口頭試問・面接の有無

この段階では、「第一志望」「第二志望」まで決められれば十分です。
社会人・既卒の方は、仕事との両立もあるため、

  • 平日のリアルな勉強可能時間
  • 長期休暇(GW・夏休み)の使い方

もあわせて確認しておくと、後の計画が立てやすくなります。

ステップ2:科目ごとに「今の自分の実力」を棚卸しする

次に、現時点の自分のレベルを冷静に把握する作業です。
ここをサボると、「頑張っているのに伸びない」という状態になりがちです。

やることはシンプルで、

  1. 志望専攻の過去問をざっと眺める
  2. 各科目について、以下の3つに分ける
    • 「授業で習っていて、ある程度解けそう」
    • 「授業で聞いたことはあるが、解ける自信はない」
    • 「そもそも見たことがない・完全に分からない」
  3. それぞれの割合をメモする

数学・専門科目だけでなく、英語についても、

  • 昔受けたTOEICや模試のスコア
  • 単語・文法・長文のどこが弱いか

といった観点で棚卸しをしておきましょう。

このとき大切なのは、「正確な点数を出すこと」ではなく、

「どの科目の、どの分野にどれくらい穴があるか」

をざっくり把握することです。

ステップ3:年間 → 月間 → 週間の3層で勉強スケジュールを作る

情報と自己分析ができたら、いよいよ勉強計画(勉強スケジュール)の作成に入ります。
ここでおすすめなのが、

  1. 年間スケジュール(1月〜本番まで)
  2. 月間スケジュール(1か月単位)
  3. 週間スケジュール(1週間単位)

の3段階で考える方法です。

① 年間スケジュール:大まかなフェーズを区切る

まずはざっくりと、以下のような「フェーズ分け」をしてみてください(例:8月本番の場合)。

  • 1〜3月:情報収集・基礎固めスタート
  • 4〜6月:基礎〜標準問題の演習中心
  • 7月:過去問演習と総復習
  • 8月:直前調整・弱点補強

文系なら、

  • 1〜3月:研究テーマの探索・基礎文献読み
  • 4〜6月:研究計画書の骨子作成+専門科目対策
  • 7〜9月:過去問の論述演習+面接対策

といった具合です。

② 月間スケジュール:科目ごとに「今月の到達目標」を決める

次に、「今月は何をどこまで進めるか」を、科目ごとに書き出します。

例(理系・外部受験/3年生1月):

  • 数学:線形代数の教科書を2章まで読み直す
  • 専門科目:過去問を眺めて、出題分野を一覧化する
  • 英語:単語帳を毎日30分、長文を週3題
  • 情報収集:志望専攻候補を2つに絞る/研究室をリストアップ

月間スケジュールでは、「今月の到達ライン」を決めることがポイントです。
「毎日〇時間勉強する」と書くより、

  • 「教科書〇ページまで」
  • 「問題集〇問まで」

というように、**“やるべき作業”を具体的に書いた方が実行しやすくなります。

③ 週間スケジュール:実際の生活に落とし込む

最後に、1週間のタイムテーブルに落とし込みます。
このとき、

  • 平日:最低ラインの勉強時間(例:2時間)
  • 休日:余裕があれば増やす前提の勉強時間(例:4時間)

のように、「必ずやる量」と「できたらやる量」を分けると、続けやすくなります。

たとえば、平日の夜に

  • 月・水・金:数学+専門
  • 火・木:英語+研究テーマ関連の読書

と固定してしまうと、「今日は何をやろう…」と迷う時間が減り、その分集中しやすくなります。

ステップ4:授業・バイト・研究と両立できる“現実的な計画”に調整する

計画は、「理想」から作りがちです。

  • 毎日3時間やるぞ!
  • 休日は8時間勉強する!

しかし、現実には、

  • 実験やレポートが重なる週
  • アルバイトのシフトが多い週
  • サークルや就活準備が入る時期

もあります。

3年生の1月に立てる勉強スケジュールは、

「今の生活に、そのまま“乗る”形になっているか?」

を必ずチェックしてください。

  • 授業・研究・バイトの時間をまず先にカレンダーに全部書き込み
  • その「隙間」に勉強時間を入れていく

という順番で書くのがポイントです。

「勉強スケジュール → 生活に合わせる」のではなく、
「生活スケジュール → その中に勉強を組み込む」のが現実的です。

ステップ5:2〜3週間ごとに「計画の修正タイム」を取る

完璧な勉強計画は、最初からは作れません。
むしろ、

「2〜3週間ごとに見直して修正すること」

を前提に作った方が、長い目で見ると安定します。

  • 思ったより進まなかった科目があった
  • 逆に、意外とサクサク進んだ単元があった
  • 生活リズムが少し変わった

などは普通に起こります。

2〜3週間に一度、30分くらいかけて

  • できたこと
  • できなかったこと
  • その原因(時間の問題か、難易度の問題か)

を振り返り、月間・週間スケジュールを書き直していきましょう。

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4. 属性別の勉強スケジュールの立て方(理系・文系/学内・外部/社会人)

同じ「3年生の1月スタート」でも、属性によって優先順位は変わります。
ここでは代表的なパターンごとに、スケジュールの考え方を整理します。

4-1. 理系×外部受験

理系で外部の大学院に挑戦する場合、典型的には

  • 数学
  • 専門科目(物理・情報・機械・電気など)
  • 英語
  • 研究室選び・研究計画

の4本立てになります。

この場合、1月の時点での勉強スケジュールのポイントは、

  • 数学・専門の「基礎教科書」を1冊ずつ決める
  • 過去問の出題分野をリストアップし、教科書と対応づける
  • 研究室訪問に向けて、興味のある研究テーマを考え始める

です。

1月〜3月のモデルスケジュール(理系×外部)

  • 平日:
    • 1時間:数学の教科書(例:線形代数、微積)
    • 1時間:専門科目の基礎問題
    • 30分:英単語
  • 休日:
    • 2時間:専門科目(教科書+演習)
    • 1時間:数学
    • 1時間:英語長文 or リスニング

「英語は後でまとめてやる」ではなく、
1月の時点から“細く長く”習慣化しておくことが大切です。

4-2. 理系×学内進学

学内進学の場合、

  • 筆記試験の難易度が外部よりやや低い
  • 代わりに、GPAや研究室での評価が重視されるケースも多い

といった特徴があります。

1月時点の勉強スケジュールのポイントは、

  • 学内の過去問・出題傾向を先輩から教えてもらう
  • 学部での授業・卒論に直結する分野を優先して復習する
  • 学内進学だけに絞るか、外部受験も視野に入れるかを考える

の3つです。

「とりあえず学内でいいか」と考えている人も、
外部受験の情報を軽く見ておくことで、

  • 自分の専攻の立ち位置
  • 研究テーマの選択肢

が広がることがあります。

4-3. 文系・社会科学系×外部受験

文系や社会科学系では、

  • 英語(多くは読解中心)
  • 専門科目の論述
  • 研究計画書・志望理由書
  • 面接・口頭試問

といった形式が多くなります。

1月からの勉強スケジュールでは、

  • 研究テーマ候補を3つ程度に絞る
  • 関連する概説書や入門書を読む時間を週に何時間か確保
  • その内容をノートに要約する習慣を作る
  • 英語の長文を週3〜4題解く時間を確保

などが重要です。

1月〜3月のモデルスケジュール(文系×外部)

  • 平日:
    • 45分:英語長文(+単語)
    • 45分:専門分野の概説書・教科書読み
  • 休日:
    • 2時間:研究テーマ関連の文献読み+メモ
    • 1時間:英語
    • 1時間:過去問(論述問題)に目を通す

この時期の研究計画書は「完成させる」のではなく、

「仮のテーマと仮の構成案を、一度紙に書いてみる」

くらいのイメージでOKです。

4-4. 社会人・既卒で大学院を目指す場合

3年生ではなく、既卒・社会人の方で1月から院試準備を始めるケースも増えています。

この場合は、

  • 1日に使える時間
  • まとまった時間が取れる曜日

が学生時代とは大きく異なるため、

  • 「1日単位」ではなく、「週単位」で勉強スケジュールを立てる」
  • スキマ時間に英語や暗記系、まとまった時間に数学・論述・研究計画

といった工夫が必要になります。

例:

  • 平日:
    • 通勤・通学時間:英単語アプリ
    • 夜:1時間だけ数学 or 専門科目
  • 休日:
    • 午前:2時間集中して専門科目
    • 午後:1〜2時間、研究テーマ関連の読書+メモ

また、社会人向けの大学院(専門職大学院など)は、
出願時期や選考方法(書類・面接中心)が学部卒向けと異なることも多いので、
「大学院入試 スケジュール」を早めに確認することが特に重要です。

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5. 科目別に見る「1月からの勉強スケジュールの考え方」

ここからは、科目別にスケジュールの考え方を整理します。

5-1. 専門科目:教科書ベースで“出題範囲マップ”を作る

専門科目は、最終的には過去問演習が重要になりますが、
1月の段階では、

  • 教科書・講義ノートを軸に、出題範囲をマッピングする
  • 「授業でやったけれど忘れている部分」を洗い出す

ことが中心です。

具体的には、

  1. 過去問の問題をざっと眺め、単元ごとに分類する
  2. 自分の教科書・ノートに対応するページをメモする
  3. そのうえで、1〜3月で復習する単元を決める

たとえば機械系なら、

  • 材料力学
  • 熱力学
  • 流体力学
  • 制御工学

など、「科目の箱」をまず作り、
その箱ごとに「教科書のどこをどこまで復習するか」を決めるイメージです。

5-2. 数学:1月は“基礎の徹底”の月と割り切る

理系の多くの専攻では、数学が合否を左右します。
とはいえ、いきなり難問に取り組んでも挫折しやすいので、1月は、

  • 線形代数・微積分・確率・統計などの基本事項の復習
  • 教科書の例題と基本問題を中心に解く

くらいに絞ってしまって構いません。

勉強スケジュール上は、

  • 平日:1日1時間、必ず数学に触れる
  • 休日:もう1時間分、少し背伸びした問題にチャレンジ

と時間を固定してしまうのがコツです。

5-3. 英語:1月のテーマは「習慣化」

英語は、1月から本番直前までずっと付き合う相棒です。

1月のスケジュールでは、

  • 「1日どれくらい英語に触れるか」を決める
  • 「何で英語を勉強するか」(単語帳・アプリ・長文問題集など)を1〜2つに絞る

ことが重要です。

例:

  • 平日:
    • 20分:単語帳1ユニット
    • 20分:長文問題1題(読解だけでも可)
  • 休日:
    • 1時間:長文2題+復習

TOEIC/TOEFLなど外部試験が必要な場合は、
「いつの回を受験するか」も1月〜2月の段階で決めてしまうと、
勉強のリズムが作りやすくなります。

5-4. 研究計画書・志望理由書:1月は「ネタ集め」の時期

多くの文系院や一部理系院では、

  • 研究計画書
  • 志望理由書

が求められます。

1月の段階で「完成させる」必要はありませんが、

  • 関心のあるテーマを3つほど書き出す
  • それぞれについて、関連する入門書・概説書を読む
  • 「なぜそれに興味を持ったのか」をノートに書く

といった「ネタ集め」をスケジュールに組み込みましょう。

研究計画書の書き方自体は、春以降に本格的に学んでいくとしても、
1月から少しずつ準備しておくと、直前に慌てずに済みます。

5-5. 面接・口頭試問:1月は「話すネタ」をストックする

面接や口頭試問の対策は、本番直前だけにやろうとすると慌ただしくなりがちです。
1月のうちは、

  • 自己紹介(学部で学んだこと/進学動機)をノートに書いてみる
  • 学部の授業でおもしろかった内容を、他人に説明するつもりでまとめる
  • 興味のある研究テーマを、1〜2分で話す練習をしてみる

といった「話すネタ」のストックを少しずつ作っておくと、
後半の口頭試問対策がスムーズです。

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6. 1月〜本番までのモデル勉強スケジュール(8月試験想定)

ここでは、8月に大学院入試があるケースを想定して、
3年生1月からのモデルスケジュールをイメージとして示しておきます。

1〜2月:情報収集+基礎固めスタート

  • 志望専攻候補を2つに絞る
  • 募集要項・過去問・研究室情報を集める
  • 数学・専門科目の教科書を決めて読み始める
  • 英単語・英語長文の勉強を習慣化する
  • 研究テーマ候補をメモ帳に書き溜める

3〜4月:基礎〜標準レベルを広くカバー

  • 数学の主要分野を一通り復習
  • 専門科目の基礎〜標準問題集を1冊進める
  • 英語は文法・構文を整えつつ、長文読解量を増やす
  • 研究室訪問やオープンラボへの参加を検討

5〜6月:過去問に本格的に触れ始める

  • 志望専攻の過去問を部分的に解いてみる
  • 間違えた問題を、教科書レベルまでさかのぼって復習
  • 英語は過去問や類似レベルの長文にもチャレンジ
  • 文系は研究計画書の骨子を作り始める

7月:過去問ラッシュ+弱点補強

  • 過去問を年度ごとに解く(本番と同じ制限時間で)
  • 解き直しノートを作り、頻出パターンを整理
  • 英語は「精読と音読」で仕上げ
  • 研究計画書・志望理由書の最終調整
  • 模擬面接・口頭試問の練習

8月:本番+直前調整

  • 前週までに「新しいこと」はあまり増やさない
  • これまでやった問題の見直し・知識の整理中心
  • 体調管理・睡眠リズムの調整

もちろん、これは一つのモデルに過ぎません。
志望大学院・専攻によって、前倒しが必要な場合もあれば、
9月〜10月本番で少し余裕がある場合もあります。

大切なのは、

「自分の志望校のスケジュールに合わせて、このモデルをどう変形するか」

を自分なりに考えてみることです。

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7. 1週間の勉強タイムテーブル例(2パターン)

次に、もう少し具体的に「1週間の中でどう時間を配分するか」の例を示します。

パターンA:平日が比較的忙しい人(授業・実験・バイトあり)

平日(例:月〜金)

  • 朝(通学時間など):
    • 英単語アプリ 15〜20分
  • 夜(帰宅後):
    • 30分:数学 or 専門の基礎問題
    • 30分:英語長文 or 文献読み

※これで平日1日あたり約1〜1.5時間

土日どちらか(まとまった時間が取れる日)

  • 午前:
    • 2時間:専門科目の教科書+演習
  • 午後:
    • 1時間:数学
    • 1時間:英語(長文+復習)

もう一方の休日

  • 2時間:研究テーマに関する本や論文を読む
  • 1時間:勉強スケジュールの見直し・翌週の計画

合計すると、

  • 平日:1〜1.5時間 ×5=5〜7.5時間
  • 休日:3〜4時間 ×2=6〜8時間

で、週あたり11〜15時間程度になります。
1月〜3月の時点では、このくらいのペースでも十分“良いスタート”だと考えられます。

パターンB:時間の自由度が高い人(授業が少ない/既卒など)

平日(3〜4日程度しっかり勉強する日)

  • 午前:
    • 1.5時間:数学
    • 1.5時間:専門科目
  • 午後:
    • 1時間:専門科目(演習)
    • 1時間:英語

残りの平日(1〜2日)

  • 2〜3時間:研究テーマ関連の文献読み/研究計画の構想
  • 1時間:過去問の眺め読み・出題分野の整理

休日

  • 3〜4時間:総復習+弱点補強

この場合、週あたり20〜25時間程度が目安になります。
ただし、最初からこれを目指すと疲れてしまうこともあるので、

「最初の2週間は7割くらいの量からスタートしてみる」

という調整も大切です。

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8. 1月にやってしまいがちな「NGスケジュール」とその直し方

最後に、3年生の1月にありがちな“NGな勉強スケジュール”をいくつか挙げ、その修正方法を考えてみます。

NG1:「参考書を買いすぎて、どれも中途半端」

  • 数学の参考書を3冊
  • 専門科目の教科書を2冊
  • 英語の問題集を3冊

…と揃えて満足してしまい、どれも最初の数ページしか進んでいない、というパターンです。

修正案

  • 1科目につき「今のメイン教材」を1冊に絞る
  • その1冊を、まずは3月までに一通り終わらせる計画にする
  • 追加で買うのは、「1冊をやり切った後」にする

NG2:「英語を完全に後回しにしてしまう」

「専門が大事だから」「英語は得意だから」と言って、
英語を春以降にまとめてやろうとするパターンです。

修正案

  • 毎日20〜30分でいいので、英語の時間を固定する
  • 単語と長文に絞り、量は控えめでも継続する
  • 外部試験の受験時期を先に決め、それに向けた逆算スケジュールを作る

NG3:「1日単位の完璧スケジュールを作り込みすぎる」

  • 月曜:数学3時間、専門2時間、英語1時間
  • 火曜:…

のように、びっしり書き込んだものの、3日目には破綻してしまうパターンです。

修正案

  • まずは「週あたりの目標量」から決める
  • 1日の最低ラインは「1〜2時間」に抑え、余裕がある日に上乗せする
  • 余裕がなかった日は、「最低ラインだけでもできたらOK」とする

NG4:「スケジュールを頭の中だけで管理してしまう」

「だいたいこのくらい勉強しているはず」と感覚に頼ってしまい、
気づいたら1週間まったく進んでいなかった、というケースも多いです。

修正案

  • ノートやアプリで「勉強ログ」をつける
  • 1日の終わりに「やったこと」と「明日やること」を3行だけ書く
  • 週末に1週間分のログを見返す時間を30分設ける

「書き出す」ことは、勉強スケジュールの精度を高めるうえで非常に重要です。

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9. 一人で抱え込まないための「仕組み」の作り方

勉強スケジュールの話をしてきましたが、
実際には、途中でモチベーションが落ちたり、不安に押しつぶされそうになったりすることもあります。

そうならないためには、

「自分以外の誰か/何かに支えてもらう“仕組み”を、1月のうちに作っておく」

ことも、実は大事な戦略の一つです。

9-1. 大学の先生・先輩を味方につける

  • ゼミや研究室の教員に、院進学の希望を早めに伝える
  • 院試を経験した先輩に、勉強スケジュールの立て方を聞いてみる

これだけでも、だいぶ見える景色が変わります。
特に「同じ専攻・同じ大学院を受けた先輩」の情報は、ネットにはない具体性があります。

9-2. オンラインコミュニティ・勉強サークルを活用する

最近は、大学院入試向けのオンラインコミュニティや勉強サークル(ESCAPEのような形)も増えています。

一般的にこうしたコミュニティでは、

  • Discordやチャットツールで質問や相談ができる
  • オンライン自習会・勉強会で、他の受験生と一緒に勉強できる
  • 合格者の勉強スケジュール例やロードマップが共有されている

といった仕組みが用意されていることが多いです。

一人で勉強していると、

  • 自分の勉強スケジュールが現実的なのか
  • 他の人はどれくらいのペースで進んでいるのか

が分からず、不安になりがちです。
そういうとき、同じ目標を持つ仲間や先輩の存在が、ペースメーカーになってくれることもあります。

もちろん、コミュニティに入るかどうかは人それぞれですが、

「一人で行き詰まったときに相談できる場所を持っておく」

という意味で、選択肢の一つとして知っておくのは悪くないと思います。

9-3. スケジュールを「人に見せる」ことで、適度なプレッシャーをかける

勉強スケジュールは、自分のノートに書いて終わりではなく、

  • 友人や先輩に見てもらう
  • オンラインコミュニティで「今月の計画」を宣言する

といった形で、「誰かの目に触れる場所」に出してみるのも有効です。

人に見せる前提で作ると、

  • 無茶な計画を書きづらくなる
  • 後で「どうだった?」と聞かれることで、行動のきっかけになる

という良い意味でのプレッシャーが働きます。

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10. まとめ:3年生の1月は「勝つための設計図」を描く月

ここまで、大学3年生の1月から始める大学院入試の勉強スケジュールについて、かなり細かく見てきました。

最後に、要点をもう一度整理します。

  • 3年生の1月スタートは「手遅れ」ではなく、8〜10か月をどう使うかが勝負
  • 最初の1〜2か月は、勉強量よりも「勉強スケジュールの設計」が大事
  • 情報収集 → 自己分析 → 年間・月間・週間の3階層で計画を作る
  • 理系・文系/学内進学・外部受験/社会人かどうかで、優先順位は変わる
  • 科目別には、1月は「専門=出題範囲のマッピング」「数学=基礎の徹底」「英語=習慣化」「研究計画=ネタ集め」がテーマ
  • 1日単位の完璧スケジュールより、「週あたりの目標量+最低ライン」を決める方が続きやすい
  • 2〜3週間ごとに計画を見直し、柔軟に修正することが前提
  • 一人で抱え込まず、先生・先輩・オンラインコミュニティなどをうまく頼る

「絶対に合格する」という言葉は魅力的ですが、現実には、
どれだけ準備しても、結果には運や年度の事情も絡んできます。

私たちが本当に大事だと考えているのは、

「あのとき、もっとちゃんと準備しておけばよかった」

と、数年後の自分が後悔しないような時間の使い方をすることです。

3年生の1月は、その最初の一歩を踏み出すタイミングです。

この記事を読み終えたら、ぜひノートを1冊用意して、

  1. 志望したい大学院・専攻の候補を3つ書く
  2. 1〜3月にやりたいことを「科目ごと」に3つずつ書く
  3. 来週1週間の「最低ラインの勉強時間」と「やる内容」を決める

この3つだけ、今日中に書き出してみてください。

そこから先の細かい調整や、より具体的なロードマップづくりが必要になったときは、
信頼できる先生や先輩、キャリアセンター、あるいはESCAPEのような大学院入試向けサークルやオンラインコミュニティに、気軽に相談してみるのも一つの方法です。

「3年生の1月から本気で院試に向き合った」という経験は、たとえ結果がどうであれ、
その後の学部生活やキャリアにも必ずプラスに働きます。

焦りすぎず、でも立ち止まりすぎず、
自分なりの勉強スケジュールを少しずつ形にしていきましょう。

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