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TOEICとTOEFLの換算表|院試で使う目安とITP・iBTの違いを解説

TOEICとTOEFLの換算と院試英語対策を示すアイキャッチ画像英語対策

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TOEICとTOEFLは、大学院入試でよく使われる英語試験です。

ただし、TOEICとTOEFLを完全に同じ点数へ換算する公式ルールはありません。

院試で使うときは、換算表を合否判定ではなく、受験計画の目安として使ってください。

私が受験相談でよく見る失敗は、「換算表で足りそう」と判断して、募集要項の提出条件を見落とすことです。

先に結論を言うと、TOEICかTOEFLかは、志望先が認めている試験で決めます。

試験主なスコア院試での注意点
TOEIC L&R10点から990点ListeningとReading中心。IP不可の大学院もある
TOEFL ITPLevel 1は310点から677点大学内実施で使われることがある。外部提出不可の場合もある
TOEFL iBT従来は0点から120点。2026年から新スケールへ移行海外大学院や一部の国立大学院で重視されやすい

ETSは、TOEFL iBTについて2026年1月から1から6のスコアスケールへ移行し、受験者には2年間は従来スケールとの比較可能な情報も提供すると案内しています。

一方で、日本の大学院募集要項では、従来のTOEFL iBT 0点から120点表記が残る場合があります。

そのため、最新の公式スコア制度と、志望先の募集要項の両方を確認してください。

TOEICとTOEFLは何が違うのか

TOEICとTOEFLのスコアの見方を整理した図解

TOEICとTOEFLは、同じ英語試験でも目的が違います。

TOEIC L&Rは、ビジネスや日常的な英語運用のListeningとReadingを測ります。

TOEFLは、大学や大学院で必要な学術的英語を測る試験です。

院試では、試験名より募集要項が優先

どちらが有利かは、大学院ごとに違います。

TOEICだけを認める専攻もあれば、TOEFL iBTだけを求める専攻もあります。

Science TokyoのFAQでは、外部英語テストのスコア提出が間に合わず出願できないケースへの注意も案内されています。

英語は点数そのものだけでなく、提出期限が合否以前の壁になります。

TOEICとTOEFLの換算表は目安として使う

TOEICとTOEFLの換算表は、学習計画を立てるための目安です。

公式な合否換算ではありません。

以下は、CEFRを手がかりにした院試準備用の読み替えです。

CEFR目安TOEIC L&Rの目安TOEFL iBTの目安院試での見方
A2225点以上34点以上基礎確認段階。上位大学院では不足しやすい
B1550点以上42点から71点程度多くの受験生がまず目指す土台
B2785点以上72点から94点程度英語を強みにしやすい水準
C1945点以上95点以上かなり高い水準。専門科目とのバランスを見る

IIBCはTOEIC Program各テストスコアとCEFRとの対照表を公開しています。

ETSもTOEFL iBTのスコアとCEFRの関係を示しています。

ただし、同じCEFR帯でも試験の中身は違います。

TOEIC 785点とTOEFL iBT 72点が、院試で同じ扱いになるとは限りません。

換算表を読むときの具体例

たとえば、TOEIC 700点台の受験生がいたとします。

換算表だけを見ると、英語はある程度戦えそうに見えます。

しかし、志望先がTOEFL iBTだけを認めているなら、そのTOEICスコアは出願に使えません。

逆に、TOEIC L&Rを認める専攻なら、専門科目に時間を移す判断ができます。

このように、換算表は「自分の英語力の位置」を見るために使います。

「この点数なら出願できる」と決めるためには使えません。

ケース判断
TOEIC 700点台で、志望先がTOEIC可専門科目へ時間を移す候補になる
TOEIC 700点台で、志望先がTOEFL iBTのみTOEFL iBTを受け直す必要がある
TOEFL ITP 500点台で、志望先がITP不可公開テストやiBTを確認する
英語スコア提出が出願前に必要点数より先に締切を確認する

院試では、英語力そのものより、手続きのミスで受験機会を失う方が痛いです。

換算表を見たら、次に必ず募集要項へ戻ってください。

TOEFL ITPとTOEFL iBTの違い

TOEFL ITPとTOEFL iBTは、名前が似ていますが別の試験です。

TOEFL ITPは、主に団体向けに使われるペーパー形式の試験です。

ETSのTOEFL ITP案内では、Level 1のスコア範囲が310点から677点と示されています。

TOEFL iBTは、Reading、Listening、Speaking、Writingを含むインターネット形式の試験です。

項目TOEFL ITPTOEFL iBT
形式団体向けのペーパー試験インターネット形式
測定技能Listening、Structure、ReadingReading、Listening、Speaking、Writing
スコアLevel 1は310点から677点従来は0点から120点。2026年から新スケールへ移行
院試での注意認められない大学院もある提出期限と有効期限の確認が必要

TOEFL ITP対策は、TOEFL ITP攻略法の記事も参考にしてください。

ITPの点数をiBTへ機械的に置き換えるより、志望先がどの試験を認めているかを見る方が先です。

2026年以降のTOEFL iBTスコアで注意すること

2026年以降は、TOEFL iBTのスコア表示に注意が必要です。

ETSは、TOEFL iBTを1から6のスケールへ移行し、受験者には2年間、従来スケールとの比較可能な情報も提供すると案内しています。

しかし、大学院の募集要項がすぐに新しい表記へ完全対応するとは限りません。

出願時には、募集要項がどちらのスコア表記を求めているか確認してください。

不明な場合は、入試担当へ問い合わせます。

スコア提出方法がオンライン送付なのか、コピー提出なのかも合わせて確認してください。

確認項目理由
募集要項の年度古い年度の条件を見ないため
スコア表記従来スケールか新スケールか確認するため
提出方法ETSからの送付が必要な場合があるため
期限試験日ではなく到着日基準のことがあるため

院試ではどちらを受けるべきか

院試英語スコアの公式確認フローを整理した図解

院試で受ける英語試験は、志望先の募集要項から逆算して決めます。

迷ったら、次の順番で判断してください。

判断順確認すること
1募集要項で認められる試験を確認する
2スコア提出期限と有効期限を確認する
3TOEIC IPやTOEFL ITPが使えるか確認する
4専門科目との勉強時間配分を決める
5一度受験して到達点を測る

東京大学工学系研究科の応用化学専攻のように、TOEFLスコア提出期限を専攻ページで案内している例があります。

同じ大学でも、研究科や専攻で条件が違う場合があります。

必ず自分が受ける専攻のページを確認してください。

TOEICは何点を目標にすべきか

TOEICを使える大学院なら、まず600点台を最低ラインとして見ます。

余裕を持つなら700点台、英語を強みにするなら800点台を狙います。

ただし、英語だけに時間を使いすぎないでください。

私が見てきた受験生でも、英語を追いすぎて専門科目の演習が不足した人がいました。

英語は早めに一度受ける

英語は、学部3年のうちに一度受けてください。

点数が足りなければ再受験できます。

直前に初受験すると、点数が足りないときに立て直せません。

院試全体の進め方は、院試勉強法ロードマップで確認してください。

英語スコアで失敗しないためのチェックリスト

院試英語対策で優先することを整理した図解

英語スコアは、勉強より事務手続きで失敗する人がいます。

次の項目を必ず確認してください。

チェック項目見るポイント
試験種類TOEIC L&R、TOEFL ITP、TOEFL iBTのどれか
公開テストかIPかIP不可の大学院がある
有効期限出願時点で有効か
提出方法原本、コピー、オンライン送付の違い
提出期限出願締切より早い場合がある

外部院試では、英語の提出期限と研究室訪問の時期が重なりやすいです。

研究室訪問の時期は、研究室訪問はいつ行くべきかも参考にしてください。

英語と専門科目の時間配分

英語スコアは、早めに取るほど有利です。

ただし、英語だけを伸ばし続けると専門科目が間に合いません。

院試では、英語が足切りや加点として使われ、専門科目や面接が中心になる場合があります。

志望先の配点が公開されているなら、必ず見てください。

配点が不明でも、過去問を見れば専門科目の重さは分かります。

時期英語の動き方専門科目の動き方
3年夏一度受験して現在地を見る志望先の過去問を眺める
3年秋不足分を短期集中で上げる頻出単元を整理する
3年冬必要点に届いたら再受験を減らす問題集と過去問へ移る
4年春提出書類を確認する本番形式で演習する

私なら、必要点に届いた後の英語は維持に回します。

その時間を専門科目、研究室訪問、研究計画書へ移した方が、合格可能性が上がりやすいからです。

研究室訪問や出願準備も含めた全体像は、外部院試の合格戦略を確認してください。

大学院別に英語条件を確認する手順

英語条件は、大学名だけで判断しないでください。

同じ大学でも、研究科、専攻、入試区分で条件が違うことがあります。

たとえば、推薦入試と一般入試で提出書類が違う場合があります。

博士前期課程と博士後期課程で扱いが違う場合もあります。

確認は、次の順番で行うと抜け漏れが減ります。

順番確認場所見ること
1研究科の入試ページ年度、課程、入試区分
2専攻ページ専攻固有の英語条件
3募集要項PDF提出期限、有効期限、原本の要否
4FAQIPテストや遅延時の扱い
5入試担当窓口不明点だけを簡潔に確認

問い合わせをする場合は、募集要項を読んだうえで質問してください。

「TOEICは使えますか」だけでは、相手も答えにくいです。

「令和〇年度の博士前期課程一般入試で、TOEIC L&R公開テストのスコア提出が可能か確認したいです」のように、年度と入試区分を入れます。

換算表を使うときの注意点

換算表は便利ですが、過信すると危険です。

TOEICはSpeakingとWritingを見ません。

TOEFL iBTは、学術英語の4技能を見ます。

同じCEFR帯でも、試験で問われる力は違います。

募集要項の数字が最優先

大学院入試では、公式な募集要項の条件が最優先です。

換算表で高そうに見えても、認められない試験なら使えません。

TOEIC IPやTOEFL ITPは、使える場合と使えない場合があります。

迷ったら、入試担当窓口に確認してください。

ESCAPE合格体験記で見える英語対策の反省点

ESCAPEの匿名公開可能な合格体験記では、英語を早めに切り上げた人と、英語に時間を使いすぎた人の両方がいます。

ある合格者は、TOEFL対策を早めに終えて、4年春から専門科目と過去問へ移っていました。

別の合格者は、TOEICに時間をかけすぎて、過去問を時間内に解く練習が不足したと振り返っています。

英語は大切です。

ただし、院試は英語だけで合格する試験ではありません。

よくある質問

TOEICとTOEFLの換算でよくある疑問に答えます。

TOEICとTOEFLは正式に換算できますか?

大学院入試で共通して使える公式換算はありません。

CEFRを使った目安はありますが、最終判断は募集要項です。

TOEFL ITPは院試で使えますか?

使える大学院もあります。

ただし、外部提出では認められない場合もあります。

募集要項で、ITP、iBT、TOEIC、IELTSのどれが使えるか確認してください。

TOEICは何点あれば安心ですか?

大学院によって違います。

まず600点台を最低ライン、700点台を安全圏、800点台を強みにする目安で考えてください。

ただし、専門科目の対策時間を削りすぎないことが条件です。

まとめ:換算表より募集要項を先に見る

TOEICとTOEFLの換算表は、受験計画の目安として使えます。

ただし、公式な合否換算ではありません。

院試では、志望先が認める試験、提出期限、有効期限、公開テストかIPかを先に確認してください。

英語は3年のうちに一度受け、足りない場合は早めに再受験します。

点数が一定ラインに届いたら、専門科目と過去問へ時間を移してください。

2026年版:TOEICとTOEFLの換算は目安として使う

TOEICとTOEFLの換算表は便利ですが、院試では目安として使ってください。研究科が指定しているのは、換算点ではなく、提出できる試験種別やスコアの扱いです。

院試で使う英語試験を選ぶ手順の図解
院試で使う英語試験を選ぶ手順の図解

TOEFL iBTは2026年にスコア表示が変わった

ETSのTOEFL iBTスコア説明ページでは、2026年1月21日からTOEFL iBTのスコアレポートが1〜6の新しいスケールを表示すること、移行期間中は0〜120の比較可能なスコアも示されることが説明されています。

院試でTOEFL iBTを使う人は、募集要項がどちらのスコア表記を要求しているかを確認してください。古い換算表だけを見ると、提出時に迷う可能性があります。

TOEFL ITPはLevel 1の形式を確認する

ETSのTOEFL ITP Test Contentでは、Level 1がListening、Structure and Written Expression、Readingの3セクションで、合計140問、115分、310〜677点と示されています。

院試で多く使われるTOEFL ITPは、iBTとは測る技能が違います。iBTのようにSpeakingとWritingを含む試験とは、対策の中身を分けて考えてください。

TOEIC L&Rは形式が固定されている

IIBCのTOEIC L&Rテスト形式では、リスニング約45分100問、リーディング75分100問、合計約2時間200問のテストと説明されています。

TOEICはビジネス寄りの文脈が多く、TOEFL ITPは学術寄りの英文に慣れる必要があります。換算だけでなく、出題内容の違いも見てください。

院試で英語スコアを選ぶ手順

手順確認すること見る場所
1提出できる試験種別募集要項
2スコアの有効期限研究科の英語要項
3提出方法オンライン提出、原本、コピー
4換算の扱い専攻別案内、FAQ
5再受験日程各試験の公式ページ

換算表で志望校を決めない

TOEICの点数が高いからTOEFLも大丈夫、とは限りません。逆も同じです。研究科がTOEFL ITPを指定しているなら、TOEFL ITPの形式で練習する必要があります。

TOEFL ITPの勉強法はTOEFL ITP攻略法、参考書選びはTOEFL ITP参考書も合わせて確認してください。

提出期限から逆算する

英語スコアは、試験を受けた日にすぐ提出できるとは限りません。結果公開、公式スコアの発行、郵送やオンライン提出の期限を見て、余裕を持って受けてください。

ESCAPEの合格者の声から見る英語対策

ESCAPEの合格者の声では、英語で苦戦した人ほど、試験種別の確認が遅れています。TOEICでよいと思っていたらTOEFL ITPが必要だった、という形で計画が崩れることがあります。

一方で、早めに募集要項を見た人は、専門科目と英語を分けて計画できています。英語は毎日長時間やるより、必要な試験形式に合わせて早めに慣れる方が安全です。

今回確認した一次情報

年度や方式が変わる情報は、必ず公式ページで確認してください。この記事では次の一次情報を参照して補強しています。

参考にした一次情報

TOEICとTOEFLのスコア制度、CEFR目安、大学院入試での英語提出に関して、以下の公式情報を確認しました。

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