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TOEICとTOEFL ITPの違い|同時に勉強する順番と院試での選び方

TOEICとTOEFL ITP両立のアイキャッチ画像英語対策

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TOEICとTOEFL ITPは、基礎部分なら同時に勉強できます。

ただし、試験形式は同じではありません。半分ずつ固定すると、形式対策が不足しやすくなります。

第一志望が受け付ける試験を先に確認します。共通の語彙と読解を固め、最後は提出する試験へ比重を寄せてください。

この記事では、違い、6週間の勉強順、失点別の配分を解説します。

本記事は同時学習の順番を扱います。

換算はスコア換算表、550点はTOEFL ITP 550点の目安で確認します。

ITP単独の対策はTOEFL ITP攻略法が担当します。

TOEICとTOEFL ITPは目的が違う

TOEIC L&Rは、仕事で使う英語のListeningとReadingを測る試験です。

TOEIC L&Rは全200問です。Listening 100問とReading 100問で構成されます。

TOEFL ITPは、大学や機関が実施する団体向け試験です。

Level 1は、Listening、Structure、Readingの3部です。全140問で、試験時間は115分です。

比較項目TOEIC L&RTOEFL ITP
主な場面ビジネス、日常業務大学、アカデミック
問題数Listening 100問、Reading 100問Level 1は合計140問
文法セクションPart 5などで出る独立した文法セクションがある
院試での扱い提出スコアとして使える専攻がある学内試験や団体試験で使われやすい

同じ英語試験と見なすのは危険です。TOEICで高得点でも、TOEFL ITPの文法で落とす受験生はいます。

院試では第一志望で使う試験を先に決める

両立で一番大切なのは、優先順位です。

第一志望で使う試験を先に決めます。併願校で必要な試験は、その次に置きます。

状況優先する試験理由
第一志望がTOEFL iBT必須TOEFL iBT代替できないため
第一志望がTOEIC L&R可TOEIC L&R受験機会が比較的多いため
第一志望がTOEFL ITP実施TOEFL ITP文法とアカデミック長文が必要なため
併願校で試験が分かれる共通するReadingとListening無駄が少ないため

利用できる試験は専攻ごとに違います。TOEFL、TOEIC L&R、独自試験の扱いを確認してください。

そのため、最初に併願校一覧を作ってください。試験名、提出期限、有効期限を横に並べます。

TOEICとTOEFL ITPで共通する勉強

両立できる理由は、共通部分があるからです。

ListeningとReadingの基礎は、どちらの試験にも効きます。

共通する勉強1:英文を前から処理する

返り読みが多いと、どちらの試験でも時間が足りません。

主語、動詞、目的語を前から取り、段落の役割を見ます。意味を完璧に取るより、設問に答える情報を見つけることを優先します。

共通する勉強2:音読とシャドーイング

Listeningでは、知っている単語でも音で聞けないと失点します。

短い英文を使い、音読とシャドーイングを毎日10分入れてください。長時間より継続が大切です。

共通する勉強3:頻出単語の反復

TOEICはビジネス寄り、TOEFL ITPはアカデミック寄りです。

ただし、基本単語と抽象語は共通します。まずは共通語彙を固め、そのあと試験別の単語を足します。

TOEICとTOEFL ITPで分ける勉強

共通部分だけでは、どちらも中途半端になります。

最後は試験別の形式に合わせます。

試験分けて対策する部分勉強方法
TOEIC L&RPart 3、Part 4、Part 7設問先読み、情報検索、複数文書読解
TOEIC L&RPart 5品詞、語法、時制を短時間で処理
TOEFL ITPStructure文型、関係詞、分詞構文、比較
TOEFL ITPAcademic Reading専門用語に慣れ、段落展開を読む

どちらも利用できる場合は、提出期限が早い試験を先に受けます。期限が同じなら、現在の正答率が高い方からスコアを確保してください。

その後、TOEFL ITPに寄せるなら文法とアカデミック長文を増やします。逆にTOEIC提出が主目的なら、Part別演習を増やします。

本記事の6週間スケジュール例

以下は、公式機関の推奨ではなく、本記事の学習モデルです。

週ごとに比率を変え、提出試験へ段階的に寄せます。

期間重点内容
1週目現状把握TOEIC形式でListeningとReadingを測る
2週目共通基礎単語、音読、英文解釈を毎日回す
3週目TOEICPart 5とPart 7を重点的に解く
4週目TOEFL ITPStructureとAcademic Readingを解く
5週目弱点補強失点セクションだけ集中的に復習する
6週目提出試験第一志望で使う試験に比重を寄せる

第一志望の締切が近いなら、6週目を待たずに比重を寄せます。提出期限がある試験は、点数より先に日程が制約になります。

両立でやってはいけないこと

TOEICとTOEFL ITPの両立で多い失敗は、教材を増やしすぎることです。

問題集が増えるほど、復習が浅くなります。

  • TOEIC公式問題集を解きっぱなしにする
  • TOEFL ITPの文法を後回しにする
  • 単語帳を3冊以上に増やす
  • 提出期限を確認せずに受験日を選ぶ
  • 第一志望で使わない試験に時間を使いすぎる

両立の目的は、英語を趣味として広げることではありません。院試で必要なスコアを期限内に出すことです。

迷ったら、第一志望で使う試験に戻ってください。

よくある質問

TOEICとTOEFL ITPを同時に進める時の疑問を整理します。

TOEICだけでTOEFL ITP対策になりますか?

一部はなります。

ListeningとReadingの基礎は共通します。ただし、TOEFL ITPのStructureは別に対策してください。

TOEFL ITPだけでTOEIC対策になりますか?

Readingの基礎にはなります。

ただし、TOEIC特有のビジネス場面、Part 3、Part 4、Part 7は別演習が必要です。

どちらを先に受けるべきですか?

提出期限が早い方を先に受けます。

期限が同じなら、受験機会を確保しやすい試験から受け、結果を見て弱点を補強します。

失点タイプ別の両立戦略

スコアだけで教材を決めず、失点の種類で配分を変えます。

失点共通対策試験別対策
語彙が足りない同じ単語帳を毎日復習問題文で用法を確認
長文が終わらない根拠文を探す練習各試験の時間で演習
聞き逃しが多い音声と台本を照合会話・講義形式を分ける
文法で落とす品詞と文型を確認TOEFL ITPのStructureを追加
TOEICの形式で迷う読解基礎は維持Part別に時間を測る

模試や公式問題で原因を一つ決めます。翌週は、その原因に使う時間だけ増やしてください。

本記事の1日配分例

以下は、同じ日に両方を進める場合の配分例です。

曜日で試験を分ける場合は、後半の固定メニューを使ってください。

使える時間配分例内容
30分共通基礎20分、復習10分単語、音読、文法ミスの確認
60分TOEIC 30分、TOEFL ITP 20分、復習10分Part 5とStructureを交互に扱う
90分Reading 40分、Listening 30分、復習20分長文と音声を両方入れる
120分提出試験80分、もう一方20分、復習20分第一志望に必要な試験へ寄せる

時間が少ない日は、復習を削らないでください。

復習を削ると、同じミスを繰り返します。新しい問題を解く量より、間違いを減らすことを優先します。

院試全体とのバランス

英語の両立に集中しすぎると、専門科目が遅れます。

院試では、英語は必要条件になることが多いです。合格の決め手は、専門科目や面接になることもあります。

  • 英語スコア提出が終わったら専門科目へ比重を移す
  • 英語の復習は毎日30分だけ残す
  • 過去問演習の日は英語を軽めにする
  • 面接前は研究内容説明を優先する
  • 出願期限前はスコア送付と書類確認を優先する

英語は早めに形にすると、院試全体が楽になります。

ただし、英語だけで満点を目指す必要はありません。第一志望の合格に必要な点数から逆算してください。

両立で使う教材の絞り方

TOEICとTOEFL ITPを同時に進める時は、教材を増やしすぎないでください。

教材は、役割ごとに1つずつで十分です。

役割教材の条件使い方
単語毎日回せる量朝と夜に短く見る
TOEIC演習公式形式に近いものPart 5とPart 7を重点的に解く
TOEFL ITP文法Structure問題が多いもの品詞と文型を高速で判断する
Listeningスクリプトがあるもの聞いた後に原因を確認する
復習ノート自作でよい同じミスだけ集める

教材を増やしたくなるのは、勉強している安心感があるからです。

しかし、院試では復習の深さが点数につながります。買った教材の数ではなく、同じミスを減らした数を見てください。

両立の進捗を測る指標

両立が進んでいるかは、点数だけでは判断しません。

日々の指標を持つと、迷いが減ります。

  • Part 5を1問30秒前後で処理できる
  • TOEFL ITPのStructureで品詞を先に見られる
  • Readingで根拠文を本文から示せる
  • Listeningで聞き逃しても次へ進める
  • 週1回、提出試験に合わせて比重を変えている

この5つは、本記事で進捗を確認するための目安です。

特に「提出試験に合わせて比重を変える」ことが大切です。ずっと五分五分で勉強するのではなく、締切が近い試験へ寄せてください。

院試英語は、期限内に使えるスコアを出すことが目的です。

迷った時は、第一志望の提出条件に戻ります。

第一志望でTOEIC L&Rが使えるなら、TOEIC形式に寄せます。第一志望でTOEFL ITPを使うなら、Structureを毎日入れます。どちらも必要なら、共通基礎を午前に置き、試験別対策を夜に置くと続けやすいです。

両立で失敗する人は、毎日判断し直しています。判断を減らすために、曜日ごとのメニューを固定してください。月水金はTOEIC、火木土はTOEFL ITP、日曜は復習のように決めると迷いません。

スコアが停滞したら、失点の種類を見ます。

TOEICのPart 5か、TOEFL ITPのStructureかを分けてください。

分けて記録すると、翌日の勉強が決まります。両立は気合いではなく、修正の回数で進みます。

記録は短くて構いません。

まとめ:同時学習は役割を分けて進める

TOEICとTOEFL ITPは、語彙、読解、聴解の基礎を共有できます。

一方、問題形式と利用条件は別です。第一志望の募集要項を先に確認してください。

本記事の6週間例を起点にし、毎週の失点と提出期限に合わせて配分を直します。

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