「東京大学大学院に絶対行ってやる!」と一部の人に話せ
『目標を宣言するか否か』は難しいテーマです
— 東大院生くろまあくと@作家・ブロガー🌸『東大院生が実践した 超ショートカット勉強法』重版出来🌸 (@akuto_kuroma) August 21, 2019
公言することで「情報が集まる」「応援してもらえる」などのメリットがある一方
「目標を公言すると達成率が下がる」という実験もあります
私のオススメは、『一部の人にのみ目標を公言すること』です
有限実行と不言実行のメリットが両取りできます
『目標を口にしない』『目標をみんなに公言する』ではなく、『目標は一部の人に話す』が最も院試の合格に近づく方法だと思います。
本記事では、実例を交えながら、『目標は一部の人に話す』のメリット・デメリットを紹介していきます。
目標を口にするメリットとデメリット、目標を口にしないメリットとデメリットはこちらの記事でまとめていますので、詳しい内容が知りたい方はこちらもおすすめです。


『目標を口に出す』メリットとデメリットおさらい

・口にする言葉がそのまま内在化され、意識を変えていくこと
目標を口に出すことで、「後に引けない」状況に追い込むことができます。
- 「大学院は東大に行きたい」
他大から東京大学を受験しようとしているのであれば、かなりのプレッシャーになると思います。
もし、東大が不合格で自大の院に進学すれば、「あいつ東大落ちた」ということがすぐにバレてしまいます。
また、実際に「東大に入ってやる!」と口にすることで「やってやるぞ」と自分の内側の意識が変わります。
これはまさに公表効果です。
公表効果とは、口にする言葉がそのまま内在化され、意識を変えていくことを指します。
さらに、応援してもらえるとやる気が出ますし、周りにやりたいことが伝わっていると、情報がどんどん集まってきます。
私が、「東京大学の大学院に行く」と友人に話したときに、「じゃあ情報集めてみるよ」と院試の貴重な情報を提供してくれただけでなく、現役の東大院生を紹介してもらったこともあります。
これは、目標を口に出さなければ得られなかったメリットと言えるでしょう。
また心の中で思っているだけでなく、口にすることでようやく、本気で東大に行く覚悟が決まったように思います。
上述したようにデメリットも幾つかありますが、それを差し引いてなお、目標を口に出すメリットは計り知れません。
『目標を口にしない』メリットとデメリットおさらい

実は、『目標を人に話すと達成率が下がる』という実験があります。
詳細はこちらの記事をご覧いただきたいのですが、簡単に理由を説明します。
目標を口にすることは、私達にとって一種の報酬になってしまいます。
すると、目標を公言することで、なんとなくやったような気持ちになってしまい、それ以上の努力をしなくなるのです。
「東大行く」「東大行く」と周囲にたくさん公言すると、「すごい!」「頭いいんだね!」という反応をされることもあるでしょう。
すると、まだ東大に入ってもいないのに、満足感を味わうことができてしまうということです。
それで、目標達成が遠ざかってしまったら本末転倒ですね。
「将来起業する」「来年転職する」「夏までに5キロやせる」など、口先では大きな目標を語っていても、実際に行動していない人を見たことがありますよね。
これも、目標を口にすることで満足してしまっているのが1つの原因であると考えられます。
目標を口に出す場合と、目標を口にしない場合それぞれの、『いつ満足感や達成感を得ることができるか』を考えてみましょう。
・目標を口に出す場合:目標を公言したときや達成したとき
・目標を口にしない場合:目標を達成したとき
目標を口にしなければ、目標達成までは満足感や達成感を得ることができないため、最後まで必死に努力することができるかもしれません。
一方、目標を口にしてしまうと、口にした時点で一種の満足感を感じてしまい、それ以降の努力が難しくなってしまう可能性があります。
目標を口しない2つのケース
① 不言実行の代名詞のような人
→このタイプの人は、あれこれ口にする時間がもったいないと考え、即行動と行動の継続が当たり前のように身についています
② 目標を口にする勇気のない人
→「目標を達成できない」前提で、「自分のプライドが傷つかない方法」を考えています。すぐに諦めたり、目標を下げたりする人が多いのが特徴です
私が運営に携わっている難関大学を目指す院試サークルがあるのですが(サークルの説明は下記に記載)、新しく入った人には現メンバーに向けて名前や志望する大学院の専攻を紹介してもらっています。
たまに、「本名を言いたくないです」「志望する大学院を言いたくないです」という人がいます。
理由を聞くと、みんな「恥ずかしいから」と答えていました。
このような人たちは、②番のタイプで、「達成できない」前提で行動します。
実際に、「恥ずかしいから本名を言いたくないです」「自己紹介なしで、情報だけください」という人から「合格しました」という報告をもらったことは一度もありません。
目標を一部の人に話すメリットは?気をつけたいことも!

私が東大の大学院を受験したときは、以下のような人に話しました。
- 一緒に暮らしている家族
- 研究室の担当教授
- 東大を受験する仲間
- よく一緒にいる友人
それ以外の人には、合格後の事後報告でした。
特に話してはいけない理由はなかったのですが、やはり目標を公言することのメリットを感じている一方、「無理だよ」「諦めなよ」と目標を否定するドリームキラーの存在などを無意識のうちに避けていたように思います。
目標を一部の人にのみ話すメリットを見ていきましょう。
上記と比較するとよくわかりますが、①~④のメリットは『目標を口に出すメリット』と同じ内容で、⑤~⑦は『目標を口にしないメリット』とほぼ同じ内容です。
やはり、公言しなければ得られない①~④までのメリットは目標達成に近づくためには必要です。
しかし、全員に話す必要はなく、一部の人に話すだけで十分です。
また、目標を口にすることで、満足感を得て努力できなくなってしまうことも避ける必要があります。
これも、話すのは一部の人に絞ることと、上述したように伝え方を注意することで、被害を最小限に減らすことができます。
目標を口に出す派、心にしまっておく派の人などいろいろな人がいると思います。
しかし、改めて目標を口に出すケースと、心にしまっておくケースのメリットデメリットを考慮してみると、目標達成に最も近づくためには、『目標は一部の人にのみ話す』有言実行と不言実行のメリットの両取りが最も良いと思います。
まとめ:大学院受験合格に最も近づくには、目標は一部の人に話す
いかがでしたでしょうか。
「目標は口に出したほうがいい」という人もいれば、「目標を公言してはいけないよ」という人もいます。
「目標を話す場合」「目標を話さない場合」のメリットとデメリットをきちんと考えた上で、私は「目標は一部の人に話すのがいい」と判断しました。
一部の人に話すというよりは、『必要最小限の人に話す』と言ったほうが近いかもしれません。
大学院受験において、情報収集力が合格を左右すると言っても過言ではありません。
下記に例を挙げます。
この例からも分かる通り、『大学院受験することを口にしない』ということは、その分人の数倍の時間をかけて対策する覚悟が必要になりますよね。
私は、東京大学大学院の受験経験や、『目標を口にすること・しないこと』どちらのメリット・デメリットを把握した上で、『大学院受験は一部の人に話す』が合格に一番近づくと判断しました。
誰かの意見を鵜呑みにするのではなく、両者のメリット・デメリットをきちんと理解した上で、あなたが最善だと思うやり方をぜひ考えてみて下さい。


こちらに、両者の立場から見たメリットやデメリットの詳細内容を記載していますので、参考にしてみてください。






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