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院試(大学院受験)にGPAは関係ある?一部の人は超関係あり

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院試大学院受験)を考えていますが、大学の成績(GPA)がめちゃくちゃ低いです。不安なので、院試にGPAって関係あるかどうか知りたい!」

このような疑問を解決していきます!

結論を言うと、院試とGPAは、関係があるケースとほとんど関係がないケースがあります。

本記事では、院試とGPAの関係を「内部推薦」「外部推薦」「一般試験」の3つのケース別に解説していきます。

 

この記事の内容
✓ そもそもGPAでなにがわかる?
✓ 院試(内部推薦)とGPAの関係
✓ 院試(外部推薦)とGPAの関係
✓ 院試(内部・外部一般試験)とGPAの関係

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そもそもGPAでなにがわかる?

院試とGPAの関係

GPAとは、Grade Point Averageの頭文字をとったものです。

大学で成績を評価するためにつかわれる指標です。

つまり、GPAを一目見るだけで「大学生活でどれだけ勉学に励んだか」が分かってしまいます

 

院試とGPAの関係をみていく前に、「大学院はどのような人材を求めているのか?」「GPAの成績でどのような人だと思われるのか?」を理解しておきましょう。

 

大学院はどのような人材を求めている?

成績証明書から得られる情報で、どのような人材を求めているのかを見ていきます。

 

大きく分けて3つあります。

大学院が求めている人材
① 卒業できる
② 専門知識が深い
③ 研究を頑張ってくれる

 

1. 卒業できる

大前提ですね。
卒業できないとそもそも大学院に進学してもらうことができません。

 

2. 専門知識が深い

「どの程度の専門知識を持っているのか」は成績証明書でわかります。

物理学研究科なら、「力学」「熱力学」などの専門科目の成績をみれば専門知識の深さはおおよそ把握できます。

 

3. 研究を頑張ってくれる

大学院生は、いわば教授の助手のような存在です。

大学院側は、研究を頑張ってくれる人に来てほしいと思っています。

 

GPAの成績でどのような人だと思われる?

GPAの成績によって、どのような人だと判断されてしまうかみていきましょう。

 

GPAが高い人

GPAが高い人の特徴
✓ 卒業できる
✓ 専門知識が深い
✓ 研究を頑張ってくれる

他にも、「真面目」「勉強熱心」「努力家」といった印象を与えられます。

 

GPAが低い人

【GPAが低い人の特徴】
✓ 卒業できないかもしれない
✓ 専門知識が浅い
✓ 研究を頑張ってくれない

他にも、「不真面」「勉強嫌い」「怠惰」といった印象を与えてしまいます。

 

少し、教授になったつもりで考えてみてください。

  • Aさん:GPA4.0(超優秀)
  • Bさん:GPA1.5(落第ギリギリ)

院試の筆記試験の成績が同じであれば、AさんとBさんどちらに研究を手伝ってもらいでしょうか?

当然、Aさんですよね。

 

「GPAだけでじゃその人の能力はわからないよ!」

 

このように主張したくなる気持ちはわかりますが、GPAによって人に与える印象に差があることは、事実として抑えておきましょう。

 

海外の大学院ではGPA審査がある?!
ちなみにですが、海外の大学院に進学したいのであればGPAはかなり重要です。
GPA審査がある大学院も多く、GPAが低ければ試験を受けることすらできません。

しかし、日本ではGPAで足を切られることはありません。
本記事では、日本の大学院の院試とGPAの関係について詳しく解説してきます。
 
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院試(内部推薦)とGPAの関係

院試(内部推薦)とGPAの関係

院試(内部推薦)とGPAの関係をみていきます。

 

結論から言うと、院試(内部推薦)とGPAはかなり関係があります

詳しくみていきましょう。

 

院試(内部推薦)を受験できるかどうかはGPAの成績で決まる

2パターンの内部推薦
✓ 筆記試験のみ免除される
✓ 筆記試験も面接試験も免除される

大学や学科により異なりますが、内部推薦では「筆記試験のみ免除されるケース」「筆記試験も面接試験も免除されるケース」などがあります。

 

筆記試験や面接試験の代わりに、口頭試問が課される専攻もありますが、内部推薦が有利ということに変わりはありません。

内部推薦者の選び方
✓ GPAが高い人から順に3分の1
✓ GPAが高い人から順に2分の1

これも大学や研究科によります。

 

わたしの所属していた学科では、GPA上位者3分の1が内部推薦をもらうことができました
面接をするだけですので、内部推薦者の院試合格率は100%に近い数値です。

内部推薦を希望するのであれば、GPAは高ければ高いほどいいです。

 

研究室選びはGPAの成績で決まる

大学院の研究室を選ぶとき、GPAが高い人から順番に選ぶことができるという大学も少なくありません。

希望する大学院につきたいのであれば、GPAは高いに越したことはないでしょう。

 

就活の学校推薦はGPAの成績で決まる

理系だと当然ですが、学科・研究科ごとに学校推薦があります。
要するに、推薦された学生は、その企業に高い確率で内定をもらうことができる制度です。

もちろん学校推薦の数は限られているので、友達と同じ企業を狙っているのでいればバチバチすることもあります。

ただ、ほしい企業推薦がかぶった場合も、GPAによって決まってしまいます

院試の成績や研究成果も考慮されていますが、大きなウェイトを占めているのはGPAです。

 

『内部推薦をとる』『研究室を選ぶ』『企業推薦をもらう』このいずれのケースでも、重要なのはGPAの値です。

 

とくに、院試の外部受験者が少ない大学ではこのような傾向があります。

  • 「内部推薦がほしい」
  • 「どうしても行きたい研究室がある」
  • 「就活は学校推薦を利用したい」

このような方は、大学1,2年生の頃からきちんと試験勉強をして、GPAを上げておくと、後々有利になります。

内部受験の場合と外部受験の場合とでは、院試の対策時期も大きく変わってきます。
内部受験のみであれば早くから対策を始める必要がないので、GPA上げに専念できます。
 

内部受験と外部受験の院試の対策時期の違いはこちらでまとめています。
👉【院試勉強はいつから?】内部・外部の対策時期・時間とポイント
👉【院試(内部・外部)の違いは?】大学院受験対策の5つ違いと攻略法

 

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院試(外部推薦)とGPAの関係

院試(外部推薦)とGPAの関係

次は、院試(外部推薦)とGPAの関係を見ていきます。

 

外部推薦という言葉は聞き慣れないかもしれませんが、大学院や研究科、専攻によっては内部生だけでなく外部生の推薦も受け入れています

 

例えば、以下のような有名な大学の一部の専攻で外部推薦の制度があります。

 

外部推薦を受けることができれば、かなり面倒な筆記試験が免除されます。

受けられることなら外部推薦を受けたいですよね。

それでは、院試(外部推薦)とGPAの関係を見ていきましょう。

 

院試(外部推薦)を受験できるかどうかはGPAの成績で決まる

外部推薦を受験する条件は、大学院や研究科、選考によってことなります。

 

外部推薦の条件を募集要項より2つ抜粋します。

 出願時までに修得した単位のうち、A+、A(優)の評価を取得した科目の単位が、総取得単位数の68%以上を占めるとともに、英語がTOEIC Cランク相当(470~730点)以上の者。

学業成績・人物ともに優れ,将来,本専攻において修得した学問や経験を活かして活躍する意欲のある者。

「A+、A(優)の評価を取得した科目の単位が、総取得単位数の68%以上を占める」

「学業成績、人物ともにに優れ」

もはや、院試の外部推薦とGPAは関係があるのは明白です

 

大学で勉強を頑張ってきたという実績がある人(つまりGPAが高い人)のほうが、大学院でも勉強や研究を頑張ってくれると思うのは自然なことです。

まだ試験が残っていれば間に合いますので、外部推薦を目指してGPAを上げていきましょう。

 

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院試(内部・外部一般試験)とGPAの関係

院試(一般入試)とGPAの

院試(内部推薦)とGPAの関係。
院試(外部推薦)とGPAの関係。

この2つをみてきました。

最後に、院試(一般試験)とGPAの関係をみていきましょう。

 

結論からいうと、院試の一般試験とGPAは”ほとんど”関係ないです。

院試(一般試験)とGPAの関係
① 筆記試験とGPAの関係
② 面接試験とGPAの関係

順番にみていきます。

 

筆記試験とGPAの関係

筆記試験とGPAは、関係ありません。

 

GPAがどんなに低くても、筆記試験の点数が高ければ通ります。

逆に、GPAがどんなに高くても、筆記試験の点数が低ければ落ちます。

 

面接試験とGPAの関係

面接試験とGPAは、”ほとんど”関係ありません。

 

受験者のAさんとBさんがいるとしましょう。

 

Aさん(GPA4.0で超優秀)の場合
「今の大学よりもいい環境で〇〇の研究をしたいので、〇〇研究室を希望しています」

「向上心があっていいなぁ。ぜひうちの研究室に来てほしい!」

Bさん(GPA1.5で落第ギリギリ)
「今の大学よりもいい環境で〇〇の研究をしたいので、〇〇研究室を希望しています」

「今の大学で頑張れないのに、うちの大学で頑張れるわけがない…」

 

面接試験では、同じことを話しても「表情」「姿勢」「声の大きさ」「声のトーン」「バックグラウンド」などにより与える印象は真逆になることも少なくありません

👉【メラビアンの法則】大学院面接は見た目で判断される!【東大院試】
👉【院試面接はスーツ】髪型・服装・表情・姿勢で気をつけるべきポイント

 

試験官みんなが学生一人ひとりのGPAを確認していることはないでしょう。

しかし、ふとした拍子にGPAが露見し、悪影響を与える可能性があることは理解しておきましょう。

 

また、大学院では「大学という組織が学生を採る」というより「各研究室で学生を採る」という面が強いです。

そのため、「大学の成績が悪い学生は、うちの研究室ではお断り」という指導者も中にはいるでしょう。

 

GPAが低くても大学院に合格している人はたくさんいます。

しかし、GPAが高くて有利になることはあっても、GPAが低くて有利になることはないと覚えておきましょう。

GPAを気にしすぎるのはNG
ここまでGPAが重要であると話してきましたが、気にしすぎるのはNGです。
GPAが低くても第一志望に合格している人はいます。

・「GPAが低いから第一志望を諦める」
・「大学の試験を頑張りすぎて院試対策に手が付かない」

このようなことがないように、今更どうにもならないのであれば気持ちを切り替えましょう。
GPAは捨て、院試試験で少しでも高い点数をとれるように対策することが大切です。
 

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院試ではGPAが高いと試験の選択肢が広がります!

いかがでしたでしょうか。

 

院試とGPAの関係をまとめます。

院試とGPAの関係
① 院試(内部推薦)とGPA → 関係あり
② 院試(外部推薦)とGPA → 関係あり
③ 院試(内部・外部一般試験)とGPA → ほとんど関係なし

内部外部に関わらず、推薦試験ではGPAが大きく関わってきます。

一方で、一般試験ではGPAはほとんど関係ありません。

 

もう一度言いますが、GPAの値を気にしすぎるのはNGです

まだ試験が残っているのであれば、できる範囲でGPAを上げる努力をする程度でOKです。

 

また、推薦入試を狙わないのであれば、GPAを完全に捨てるのも一つの手です。

最低GPA2は欲しいですが、なくても筆記試験対策をめちゃくちゃ頑張ってカバーしましょう!

 

「そもそも院試対策ってなにをすればいいの?」という方はこちらの記事をお読みください。

👉【これだけでOK】大学院受験でやるべき11のこと【東大院試】
👉院試・就活ロードマップ無料ダウンロード法を解説【大学1年~大学院2年向け】

 

東大院試サークルに興味がある方は、こちらの記事をご覧ください。
👉【東大院試サークルESCAPEって?】難関大学大学院を目指す人へ

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