
- 「オファーボックス(OfferBox)でスカウトが来たのに落ちた…」
- 「周りはみんなオファーボックスで内定をGETしているのに…」
本記事では、このような疑問や悩みを解決していきます!
逆就活サイトのひとつであるオファーボックスは就活には便利で、就活生の3人に1人が利用しています。
あなたの周りにも、使っている人も多いのではないでしょうか。
しかし企業からメッセージが来て面接に行ったにも関わらず、落とされてしまったというケースもあります。
スカウトされたにも関わらず落ちた理由はどのようなところにあるのでしょうか。

この記事ではオファーボックスで企業からメッセージが来たにも関わらず、落ちた理由と、その対策を徹底解説します。
オファーボックスとは?
オファーボックスとは株式会社i-plugが運営する逆就活サイトです。
逆就活サイトとは、学生が企業に対してエントリーシートを送る通常の就活ではなく、企業側が学生にスカウトメールを送るという逆求人型の就活ができるサイトです。
就活生はオファーボックスにプロフィールや自己PRなどを書いておいて、あとは放置しておき、メールが来るのを待てばOK。
逆就活サイトとしては他にもdodaキャンパスやキミスカというものがあります。
就活においては、これらの逆就活サイトに登録しつつ、自分でも通常の就活サイトで探してみるというのが効率的なやり方です。
手当たり次第色々企業に応募するくらいなら、オファーボックスなどの逆就活サイトに登録しておいた方が良いでしょう。
オファーボックスのメリット
オファーボックスは一旦登録しておくと、あとは待つだけで企業との面接が決まるという事もありえます。
通常、企業にエントリーシートを提出する際は、企業の業有無内容によって自己PRなどを変えなければなりません。
例えばプログラマーでパソコンの前で作業するだけの仕事に対して、コミュニケーション能力をアピールしたところであまり意味はありません。
しかし、オファーボックスであれば、そのような自己PRの微調整などは必要ありません。
一旦、オファーボックスが求めているプロフィール欄を埋めてしまえばもうそれでおわりで、あとは企業からのメールが届くのを待つだけです。
また、もう一つのメリットとして、自分が思いもしなかった業種や企業からメールが届く事があります。
企業の中には一般には名前が知られていないものの、実は業績は好調な大企業が多くあります。
一般の人達の間でも名前が知られている企業というのは、広告を積極的に出して企業名やブランド名をアピールしている企業です。
なぜそのようなアピールをするかと言うと、企業が作った製品やサービスなどを買ってもらう時に、聞いた事のある有名企業だからと安心感を消費者に与える効果があるからです。
そのため、多くの企業では、会社名やブランド名をアピールする広告を出しており、スポーツ会場などに企業のロゴが表示されているのを見た事ある人も多いでしょう。
スタジアムの命名権が高額で買われているということからも分かるように、企業にとっては名前をアピールするだけでも大きな効果があるのです。
しかし、そのような世間に対して名前をアピールする必要の無い企業があります。
それが、業務用機器を開発している企業です。
例えばスマホの中の半導体などの重要な部品を作っている企業や、工場内で使う特殊な機器を開発している会社などです。
IT関係では、企業の独自のネットワークシステムの開発を行っている企業もあります。
このような会社は一般消費者に向けて広告を出す必要はなく、営業担当が企業などに出向き、自社の製品をアピールする事で商品を販売しているのです。
あるいはメンテナンスだけで、業務が成り立っているので、他の企業よりも業績が安定していることも多いです。
このような一般に知られていない会社だと、名前も知らないのでなかなか就活生は応募しない事が多いでしょう。
オファーボックスの最大のメリットはこの無名の大企業に関しての情報を知る事が出来るという事でしょう。
自分達が無名であることは企業側も承知しており、業務用の機器を開発している会社などは、通常の就活サイトだけではなく逆就活サイトに力を入れています。
逆就活サイトと言うと、通常の就活サイトでは人が集まらない不人気の企業ばかりでは無いかと思ってしまいがちですが、そのようなこともはありません。
広報活動に力を入れていないため、一般的に名前は知られていないものの、業績は好調で財務状況も優良な企業は多くあります。
そのため、逆就活サイトでも優良企業は必ず存在しているのです。
オファーボックスのデメリット
オファーボックスのデメリットは、他の逆就活サイトと合わせて複数登録していると管理や情報処理が大変になる点です。
オファーボックスに登録していて、プロフィールをしっかりと埋めていれば、大多数の人はどこかの企業からメールが届きます。
他の逆就活サイトでも同様で、人によっては大量のメールが届いて、管理出来ない状態になってしまうかもしれません。
かぶっている事にも気が付かずに、2重に返信してしまう事もあるでしょう。
また、オファーボックスや逆就活サイトでは基本的に就活生に人気の企業からはメールは来ません。
理由は簡単で、就活生に人気の企業は企業側からメールを出さなくても、求人を出せばすぐ人が集まってくるからです。
しかしながら、就活生に人気の企業が必ずしも優良企業だとは限りません。
メリットの面でもお伝えした通り、企業を顧客としている企業などは一般に名前は知られておらず、就活生も集まりません。
このように隠れた優良企業もありますが、誰も働きたがらないブラック企業もあるので、慎重に企業についてリサーチをする必要もあります。
誰もが就職を希望する人気企業には、通常のルートでエントリーシートを提出するしかありません。
人気の企業はそう簡単には内定はもらえませんので、高確率で内定がもらえそうな企業は逆就活サイトで探すというやり方がおすすめです。
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オファーボックスで落ちた3つの理由
オファーボックスで企業からメールが来て、面接まで行ったのに落ちるという事もあります。
向こうから面接に招待されたのに落ちるなんて納得出来ない、という人も多いかもしれません。
オファーボックスでは企業側は無限にメールが送れるわけではなく、ある程度絞ってメールを送信します。
他の逆就活サイトでも同様で、手当たり次第送らせないために、企業が送れるメールの数には制限があります。
ある程度絞って送っているにも関わらず、落ちてしまうのはどのような原因があるのでしょうか。
オファーボックスで落ちた理由①:企業の事を分かっていない
オファーボックスで落ちた理由の1つ目は、企業の事をよく分かっていないという点です。
大量に企業からメールが来た場合、全てを把握するのは難しいかもしれませんが、経営理念と待遇、業務内容は最低限でも把握しておきましょう。
企業理念に関する事を聞かれたり、業務内容に関する事を面接で聞かれた時に的外れな事を答えてしまうとよく会社の事を知らないなと思われ、就職したいという意欲が無いと思われることに繋がります。

企業としては、企業の業務内容をよく把握している人の方が、会社の事を熱心に調べてくれていて、意欲があるとみなされて、一緒に仕事をしていきたいと思うものです。
オファーボックスで落ちた理由②:面接対策が出来ていない
オファーボックスで落ちた理由の2つ目は、「面接に関しての基本的な対策が出来ていない」です。
スカウトが来たからと言って油断してはいけません。
例えば、服装や入室などの最低限のマナーを守られていないと、落ちる可能性は高くなります。
また、文書ではしっかりとした事を書いていても、実際に会うと受け答えがしどろもどろだと、この学生大丈夫かなと思われてしまいます。
企業からのメールが来て面接に臨む場合であってもしっかりと緊張感を持って準備をしておきましょう。
学生時代に頑張ったことは何か、とか長所短所など、面接で聞かれる定番の質問に対する答えはしっかりと準備しておきましょう。
自分の中にしっかり確立した事があったとしても、企業の業務内容によって変えた方が良い場合あるので再確認しておく必要があります。
オファーボックスで落ちた理由③:志望動機が弱い
オファーボックスで落ちた理由の3つ目は、「志望動機が弱い」です。
企業の事をよく把握していないと志望動機が的外れだったり、その企業だけではなく色々な企業にも言える事だったりします。
志望動機は、しっかりとその企業ならではの志望動機にはなっていたでしょうか。
例えば、企業理念のこういうところに惹かれたとか、業務内容のこういうところが魅力的だったと言うとよく調べているなと思われます。
よくありがちなのが、例えば化粧品を製造している会社で「美容に興味があるからです」と答えてしまう事です。
このような事を答えると必ず「他にも化粧品を扱う会社もおありますが、その中でもうちを選んだのはなぜですか」と聞かれます。
この時に、しっかりと面接官が納得出来るような理由を言えないと大きなマイナス評価となってしまうでしょう。
新卒採用においては、即戦力で仕事が出来る人は求められず、人間性を重要視する傾向があります。

志望動機が幅広く色々な企業にも言える事ではなく、その企業でなければ行けない理由をアピールすると好印象を与えられます。
オファーボックスで落ちたときの3つの対策
オファーボックスで落ちてしまった時はどのような対策をしたらいいのでしょうか。
企業がメールを送ると言っても、当然ながら定員ぴったりに送るはずがありません。
メールを送って、返事が来た人の中からある程度選考してから内定を出すというつもりで送っているのです。
そのため、企業が送ったメールに対して、多くの就活生が興味を示したら、競争率は激しいものとなります。
つまり逆就活サイトであっても、ある程度の就活生同士の競争はあるのです。
若干名採用するつもりだったのに、多くの就活生から返信があったという場合は競争は激しくなるので落ちるのは仕方のないことかもしれません。

そのような厳しい選考から選ばれるためには、通常の学生の方からエントリーする就活と同じように緊張感を持って面接に臨む事が重要です。
オファーボックスで落ちたときの対策①:企業の業務内容をしっかり確認
企業の業務内容をしっかり確認してから面接に臨みましょう。
全く何も情報を確認していないと、面接の時に企業の活動について聞かれた時に何も答えられません。
また、志望動機もメールが来たからと正直すぎることは答えずに、企業の業務内容に合った理由を述べるようにしましょう。
企業によっては面接官が、逆就活サイトから来た人なのか、通常の就職サイトから来た人なのかを把握していない場合があります。
逆就活サイトから来た事を面接官も知っているだろうという前提で面接に臨んでしまうと、態度が悪い感じに映ってしまうかもしれません。
志望動機なども、業界全体に言えるような事ではなく、その企業ならではの志望動機にするようにしましょう。
例えば業務内容がゲームの制作会社の営業部門だとすれば、
などと言えればかなりの好印象です。
オファーボックスで落ちたときの対策②:面接対策をしっかりする
企業の方からお誘いがあって、面接に行く事になったからといって油断禁物です。
企業の採用担当者は社会人としての社交辞令として、メールを送る時はかなり就活生を持ち上げるような内容のメールを送ってきます。
例えばこのような感じです。
今回あなたのプロフィールを拝見させていただき、広い視野で改善点を思案・提案し行動する実行力が特に素晴らしいと思い、スカウトをお送り致しました。また、既に英検2級をお持ちで、海外出張にも興味がおありなのではないかと感じ、ぜひ一度お会いしたいと思っています」
このように、社会人としてのマナーとして、かなり褒め称えるようなメールを送ってくるので、期待の新人としてその企業から迎え入れられるのではないかと勘違いをしてしまいがちです。
しかし、これはあくまで社交辞令でそのように言っているだけなので、社交辞令である事をしっかり忘れないようにして、謙虚な気持ちで面接に臨みましょう。
通常の面接と同じく、服装や、マナー、言葉遣いなどもしっかりと気を使っていないと、例え企業に呼ばれて来たとしても落とされる事もあります。

スカウトメールはもちろん複数の人に送っているので、その中でも選考があるという事を忘れないようにしましょう。
オファーボックスで落ちたときの対策③:この会社で働きたいという意欲を見せる
就活生ということは新卒でその企業に入社するという事になります。
企業が新卒に求めていることは、伸びしろと素直さと、勤勉さです。
つまり、入社してすぐ活躍することはあまり期待しておらず、これからじっくり育てていくというつもりで採用しています。
その時に、揺るぎない自分の意思などがあったりすると、社員教育はやりにくくなり、場合によってはマイナス要因となります。
将来独立をしたいなどと言ってしまうのは、あまりよくありません。
勤勉で長くその企業で続ける気がある人の方が、就活生の時点で少々能力が劣っていたとしても好まれる傾向があります。
どんなに優秀な社員であっても数年で辞めてしまわれては、それまで研修などで教育のために費やした資金などが無駄になってしまいます。
独立して、業務提携を結ぶような関係であればまだ良いのですが、優秀な社員に会社を辞められるのは企業にとっては大きな損失です。
最悪の場合、ライバル企業に就職されてしまうとライバル企業の社員のために教育をしたという事になってしまいます。
つまり、企業にとって最もありがたい人材は、今の時点で少々能力が劣っていたとしても会社に忠実で定年退職まで働いてくれそうな人材なのです。
学歴があまり良いところではなかったり、資格が無いという場合でも、会社からの指導や教育を素直に受け止めてくれそうな人であれば内定は出してくれるでしょう。
そのため、この会社でずっと勤めていたいというような意思を見せるとかなり好印象となります。
新卒の採用の場合は人間性も重視されるので、とにかく印象良く思われる事が重要です。
\最もおすすめの就活サイト/
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オファーボックスで落ちても対策して再チャレンジしよう!
いかがでしたでしょうか。
オファーボックスでメッセージが来たのに落とされた理由とその対策について紹介しました。
企業は、手当たり次第送っているわけではなく、ある程度絞って送っていますが、当然ながら採用予定の人数以上は送っているので、誰かは落ちることになります。
採用予定の人数が、若干名だと倍率は非常に厳しいので、しっかり対策しても落ちるのはしょうがない事です。
しかし通常、オファーボックスでメッセージが来たのに落とされたことによる主な要因は、企業から面接への招待があったということによる油断です。
油断せずに、通常の面接と同じように緊張感を持って面接に臨みましょう。
メッセージが来て行った面接にも関わらず謙虚な姿勢で臨むと、事情を知っている面接官からはさらに好印象となることでしょう。

オファーボックスなどの逆求人サイトはエントリーシート作成に時間をかける事がないので、就活の時間の節約にも繋がるので、ぜひ積極的に活用してみてください。
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