
- 「就活のWeb面接は、初めてで不安だな・・・」
- 「就活のWeb面接ってどういう対策が必要なの?」
本記事では、このような疑問や悩みを解決していきます!
最近では就活の面接でWeb面接を導入する会社も多くなってきました。
Web面接は果たしてどのようなことに気をつければいいのでしょうか。

この記事ではWeb面接の注意点と、Web面接だからこそ出来る就活を乗り切る技を紹介します。
就活のWeb面接で気を付けること5選
まずはじめにWeb面接だからこそ気を付けなければならない事を5点紹介します。
以下の事は必ず気を付けるようにしましょう!
就活のWeb面接で気をつけること①:服装は上下しっかり
服装は通常の面接と同様に、上下しっかりとしたリクルートスーツで臨みましょう。
映らないからといって下半身だけジャージだったりすると、ふとした時に映ってしまった時に面接が台無しになってしまいます。
面接というのは基本的にその人の性格や人柄を見るためのもので、Web面接だからといって油断しているという事が伝わってしまうと、大きなマイナスです。
油断していることが伝わってしまうと、会社に対しての本気度が無いと思われますし、勤務態度も不真面目な態度になるのではないかと疑ってしまいます。
一度このように思われてしまったらもう挽回する事は難しいでしょう。
面接官によっては、ちゃんとした服装で面接に臨んでいるかを重視して、よく確かめるために「全身を見せて」と言ってくる場合もあり、映らないように工夫していてもあまり意味がありません。
ちょっとズボンを履くだけで、あまり手間のかかることではないはずです。
さらに、上下スーツに着替えるだけで、少し気持ちがビシッとなり、気合が入ります。
念の為、ズボンもしっかりとスーツを履くようにするのが無難ですね!

このような些細なことで落とされてしまっては残念なので、上下しっかりとした格好にしておく事は忘れないようにしましょう。
就活のWeb面接で気をつけること②:雑音が入らない場所で
Web面接は出来るだけ雑音が入らない場所でやるようにしましょう。
雑音と言っても例えば、事情を知らない家族が突然部屋に入って来た、などの不測の事態で、雑音が入ってしまった場合は面接官も多めに見てもらえます。
突然車がやって来てクラクションを鳴らした、というような事を本人の責任にしてしまうというのはさすがに酷な事で、防音設備の整った部屋でWeb面接をする事までは求めていません。
しかし、例えば学生が集まる大学のラウンジや騒がしいカフェなど、常になんらかの雑音がうるさい場所だと問題です。
これは声が聞き取りにくいなどということではありません。
面接はその人の性格や人柄を見るためのものなので、雑音がうるさい場所でWeb面接をしているという行動を取る事により、いいかげんな性格である事をアピールしてしまっている事になるのです。
家の中でどうしても静かな場所が無い時は、学校の部屋を借りるとか、友達や先生に相談するなどして、静かな場所を探しておきましょう。
それでもどうしても見つからない場合は、最初にお断りをしておいて誠意を見せておきましょう。

静かな部屋を探すための努力をしたものの、どうしても無理だったという事をしっかり説明すれば、企業側も分かってくれるはずです。
就活のWeb面接で気をつけること③いつも以上にハキハキと
モバイル機器で会話する事はご承知のとおり、実際に会って喋るよりも声は聞き取り辛いです。
本人はハキハキ喋っているつもりでも、実際には聞き取りにくいという事はよくあるでしょう。
音量に関してはマイクの入力音などをあげればいいので、小さくても問題ありませんが、ハキハキと喋ることだけは意識しましょう。

事前に友達などとリハーサルをして、声がうるさくないか、声は聞き取りやすいかをしっかり確認しておくといいですね!
就活のWeb面接で気をつけること④:面接の時はカメラを見る
Web面接の時はカメラを見るようにしましょう。カメラが上に付いていて画面を見ている場合、目線が下向きになっていて暗い感じに見えてしまいます。
普段あまり人の目を見て喋れないという人にとっては、むしろカメラを見る方がやりやすいのではないでしょうか。
就活のWeb面接で気をつけること⑤:化粧や髪型は通常の面接と同じ
Web面接の場合でも、通常の面接と同じで清潔感のある髪型にしておきましょう。
男性の場合は出来るだけ短くして、アクセサリーを付けたり髪を染めたりするのはNGです。
女性の場合は、ナチュラルメイクで、髪が長い場合は後ろに結んでおきましょう。
自宅でやっていると緊張感がなくなってしまい、いつもやっているような格好をしてしまいがちです。
緊張感が無くて油断している、ということが伝わってしまうと、仕事に対して本気度が無い人だと思われかねません。

みんながリクルートスーツ来て、同じ髪型をする就活は(個性が感じられないので)正直あまり好きではないのですが、奇抜な格好をして印象悪くするよりは無難な方がいいですね!
就活のWeb面接で出来たらやった方が良いこと3選
続いて絶対やった方が良いというわけではなく、出来たらやった方が良いという事を3つ紹介します。

これらの事はやらないことで、面接結果に大きく作用される事はないので必ずしもやらなければならないという事はありませんが、やることで印象はよくなります!
就活のWeb面接でやった方が良いこと①:白い机の前に座ろう
よくプロのカメラマンなどが白い板のようなものをカメラの脇においたりしている場面を見た事はないでしょうか。
白は光を反射しやすいので、顔の正面に光が当たることで見栄えがよくなります。
顔が明るくて綺麗に映るということ自体はさほど面接結果に影響はしません。
ただ、面接官はWeb面接で色々な人を見てきているので、他の人と比べて画面が明るいと少し印象が良くなる可能性はあります。
それよりも大きいのは、「この人はカメラのライトも意識している」ということから、企業に対しての誠意ある対応や真摯な姿勢だということが言わなくても伝わります。
特に営業職やサービス業など接客に関する仕事の面接の場合は、このような事にも気を付けているということだけでかなり印象が良くなります。
サービス業以外の業種でも、企業に対しての誠意ある対応が伝わると、面接結果に大きく影響する事でしょう。
就活のWeb面接でやった方が良いこと②:ネットが安定しているところで
Web面接をする場所は出来たらネットが安定している場所でやるようにしましょう。
携帯電話の電波ではなく、Wifiの方が電波は安定していますし、Wifiの中でも公共のWifiよりも自宅の方が安定しています。(自宅のネット環境が整っている場合)
パソコンでやっている場合は、出来たらインターネットはケーブルで繋いでするのが最も安定します。
とはいえ、電波が不安定で音声が途切れてしまったり、画像が止まったりしてしまうという事は、事故のようなもので面接官は多目にみてくれることが多いでしょう。
中には意識が低いと判断する面接官もいるので、ネット環境は気を付けるにこした事はありません。

ネット環境のせいで接続し直したりすると、面接でアピールできる時間も減ってしまいます!
就活のWeb面接でやった方が良いこと③:スマートフォンではなくパソコンで
Web面接はスマートフォンでも出来ますが、画面が大きいので出来たらパソコンでやるようにしましょう。
とはいえ、最近の一人暮らしをしている学生は、パソコンを持たずにスマートフォンでインターネットをしている人も多いでしょう。
この事は面接官も理解していますし、Web面接のためだけにパソコンを購入してもらうのは酷な話です。
パソコンでWeb面接をして来なかったという事が面接結果に影響する事はほとんどありませんが、ケーブル接続でインターネットを使えると、通信安定するので、そういう意味でもパソコンの方が良いでしょう。
Web面接ならでは出来ること2選
続いてWeb面接ならでは出来る裏ワザのようなものを2つ紹介します。

Web面接の特性を活かして、就活を有利に進めていきましょう!
就活のWeb面接ならでは出来ること①:カンペの用意
Web面接ではカメラの向こう側にカンペを用意できます。
誰か手伝ってくれる人がカンペを出してくれれば一番良いのですが、通常は一人でやる事になるでしょう。
一人でやる場合はあまり細かく書くと見つけづらくなってしまうので、重要なポイントだけを書いておくようにしましょう。
例えば「自己PR サークル」などと書いておき、見れば思い出すことが出来るというようなもの特定のキーワードを書いておきましょう。
カンペを出すのを手伝ってくれる人がいる場合は、「志望動機はなんですか」という定番の質問に対しての答えをあらかじめ書いておいて、その都度出していくというやり方がおすすめです。
いずれにせよ、カンペの場合は棒読みになってしまわないことが要注意なのと、定番の質問にちょっとひねりを聞かせた質問では、回答が不自然になってしまうことがあります。
「当社の業務は大学の専攻と違うようですが、志望動機はなんですか?」と聞かれた場合はどうでしょう。
この質問に対する答えとしては、通常の志望動機の他に、なぜ大学の専攻と違うのかという事も説明しなければなりません。
用意していた答えには、おそらく通常の志望動機しか無いでしょうから、そのまま答えてしまうと不自然な答えとなってしまいます。
自分にとって苦手なことや、忘れてしまいがちな事を箇条書きで書いておくというのが一番良いカンペの使い方ではないでしょうか。
就活のWeb面接ならでは出来ること②:録画して反省点が明確に
通常の面接では、なにが良くてなにがダメだったかというのは自分の記憶の中にしかありません。
進路指導の先生や、就職エージェントに相談する時も、自分の記憶の中の話をするしかありませんし、どんな感じだったか試しにやって見せても本番の緊張感の中でやる状態とは違う場合もあります。
しかしWeb面接を録画しておくと、面接にどう臨んでいたのかは明確になります。
ただし、Web面接を録画する場合は必ず許可を取るようにしましょう。
内定がもらえるかもらえないか以前に、別の問題に発展する場合があります。
しかし、どうしてもWeb面接の様子を録画するという事を聞く事自体が難しい場合は、Web面接をしている自分を別のカメラで撮るという事をやってみても良いかもしれません。
面接官の音声が入るようにしなければ、問題になる事はありません。
こうして、録画したWeb面接の様子を、就職エージェントなどに見せると、なにが良くてなにがダメだったのかを正確に指摘してもらえます。
さらに表情や仕草など、言われても自分ではよく分からないという事も、録画しておけば一目瞭然です。

特に就活を始めたばかりの時期は、録画しておくことで、その後の他のWeb面接や、通常の面接にも役立つことが出来ます。
就職エージェントに相談しよう
Web面接の対策を紹介しましたが、就職エージェントに相談すると確実です。
今回紹介したような事をやってみても内定がもらえず、どうしても自分の何が悪いのか分からない場合は、就職エージェントに相談してみましょう。
就職エージェントは無料で利用出来ますし、学校の先生や友達に相談するよりも確実な答えが返ってきます。
Web面接の場合は、可能であれば面接の様子を録画しておいて、それを就職エージェントに見せて、一緒に検証してみましょう。
録画が出来てあとで確実な検証が出来るというのはWeb面接のいいところでもあります。
ここで就職エージェントとした検証結果は、次のWeb面接だけではなく、通常の面接にも役立てることが出来ます。
就活の面接に慣れるためと、課題を見つけるためにも最初はまずWeb面接を実施している企業に行って録画しておくのも就活での効果的な練習方法でしょう。
就活のWEB面接で気になるマナー

就活のWEB面接で気になるマナーを見ていきましょう!
就活のWeb面接でイヤホンは失礼?
通常の面接ではイヤホンをするのはもちろん失礼ですが、Web面接ではどうなのでしょうか。
聞き取りやすくするためや、音を大きくしすぎると迷惑になるというはっきりとした理由があれば問題は無いでしょう。
基本的には問題ないはずですが、一応、一言断っておくと確実です。
大きな本格的なヘッドフォンであっても、他に無かったなどのちゃんとした理由があればさほど大きな問題にはならないはずですが、面接官によっては気にしてしまう人もいるかもしれません。
このような微妙な事なども就職エージェントに相談してみてもいいですね。
就活のWeb面接でバックの壁紙にポスターがあるのは失礼?
Web面接のバックの壁紙は白がベストですが、自宅だと白い壁が無いという事もありますし、白い壁であっても静かなところではないという場合もあります。
白い壁か、静かな部屋かという選択を迫られた時は、壁が派手であっても静かな部屋である方が良いでしょう。
会社としても、自宅でWeb面接をすると指定してきているわけですから、壁が派手であっても評価に影響する事は基本的にはありません。
壁にポスターが貼ってある事に不快感を示す事はほとんど無いはずですが、少し話の中で触れる事はあるかもしれません。
その場合は、静かな部屋はここしかなかったという話をしっかりと伝えて、一応気にはしたという事を伝えておくと確実でしょう。
もちろんポスターだとその時だけでもはがすことは可能ですが、そこまでする必要があるかどうかは微妙なことです。
はがしておくことが確実ではありますが、このような微妙な話は就職エージェントに相談してみると良いでしょう。
Web面接のマナーは未確定
Web面接というのは一部の外資系企業や、地方の学生を積極的に採用したい企業などは以前からやっていましたが、本格的に増え始めたのは最近で、何が失礼で何が失礼ではないのかはどこも探りながらやっているという状態です。
イヤホン使用の件や、壁のポスターなどは失礼かどうかは微妙な話です。
例えば服装についても、上下がスーツなのは当然として、下は靴なのか、靴下だと失礼なのかは微妙なところです。
通常の面接なら靴を履いて会社に来るものの、自宅では靴は履かないのでWeb面接で靴下だけなのは、仕方の無い事だというのが大多数の意見ではあるでしょう。
しかし自宅だから仕方の無いという事であれば、女性の場合は化粧をするのもおかしな話という事にもなってきます。
他にも例えば通常であればノックしてお辞儀しながら「失礼します」と言って入室して、座ってと言われたら座る、という事をしますが、Web面接ではどうするべきなのかは曖昧になっています。
特にあまり定まっていないのが面接が終わった後などのお辞儀で、カメラの前でお辞儀をしてもあまりお辞儀をしていることが伝わりません。
通常の面接でのお辞儀の角度は30°と言われていますが、果たしてWeb面接でも30°なのでしょうか。
お辞儀している事が分かりにくいという事であれば、面接が終わったあとはどうするのが正解なのかは、実際のところあまりはっきりとは定まっていません。
例えば面接が終わったあとに、「ありがとうございました」と言うだけでお辞儀もせずに接続を切ることは失礼なのでしょうか。
今のところ、多くの企業ではWeb面接での入室退室の態度はあまり気にしているところは少ないのではないかと思われますが、各企業の面接官に聞いてみたデータがあるわけではないので、はっきりとしたことは分かりません。
このようにWeb面接のマナーは、どういうことがマナーなのかは探りながらやっており、昨年までは失礼だと言われていたことが、今年は失礼な事では無くなったという事もありえる話です。
就職エージェントであれば、企業の採用担当者が感じたWeb面接での態度や服装などの話も聞いているので、Web面接におけるマナーの最新事情などもよく分かっていることでしょう。

他にもWeb面接においてこのような事は失礼なのか、何を気を付けたらいいのかは転職エージェントに相談してみましょう。
不慣れな就活のWeb面接を攻略して、内定を勝ち取ろう!
Web面接の対策について紹介しましたが、基本的には通常の面接と同じ事をやるという事になります。
ただ、モバイル機器を使って、インターネットを利用してする面接だということで、通信環境に気を付けたり、聞き取りやすいようにハキハキと喋るようにしましょう。

Web面接は本格的に始まってまだ時間が経っていないので、このような事は失礼なのか、このような場所で面接するのかは自分でもしっかりと考えていきましょう!
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