
- 「大学院受験まであと1ヶ月です」
- 「院試の1ヶ月前にやることはなんですか?勉強法や過ごし方などが知りたいです」
本記事では、このような悩みや疑問を解決していきます!
大学院受験1ヶ月前は、みんな不安!
- 「大学院受験まで1ヶ月を切って、急に不安になってきました…」
- 「合格できるか不安で夜も眠れません」
このように、受験1ヶ月前になって急に不安になってくることってありますよね。
しかも、1ヶ月と1日前はなんともなかったのに、1ヶ月を切ると急に不安になってくるなんてこともあると思います。
私も、1ヶ月前になると急に緊張してきた経験があります。
人生を左右する可能性のある節目ですので、緊張するのは当たり前ですよね。
大学院受験1ヶ月前に受験生がどのような気持ちを抱えているのかを見ていきます。
院試が不安なのは、あなただけではありません!
受験生の気持ち①:受験まで1ヶ月切って不安になってきた
院試1ヶ月前の受験生の気持ちの1つめは、「受験まで1ヶ月切って不安になってきた」です。
受験まであと1ヶ月を切りました。
残りは過去問の総復習や面接対策などをしようと思っているのですが、これでいいでしょうか。
受験まで1ヶ月切ったので急に不安になってきました…。
院試サークルESCAPEのメンバーから実際に受けたことのある相談内容です。
受験まで1ヶ月を切ると、急にもう時間がないような気持ちになりますよね。
共感できる人も多いと思います。

- 「『1ヶ月切った』『1週間切った』など、節目をすぎると急に不安な気持ちが増えるのはなんででしょうね。笑」
受験生の気持ち②:解けない問題があって落ち込む
院試1ヶ月前の受験生の気持ちの1つめは、「解けない問題があって落ち込む」です。
受験まで1ヶ月切ったのに、過去問で解けない問題がたくさんあります…。
毎日、合格できないんじゃないかって落ち込んでしまいます。
このような相談も何度も受けたことがあります。
解けない問題が出てくると不安になる気持ちはすごいわかります。
でも、よく考えてみてください。
実は、解けない問題が見つかるのは、かなりラッキーなことです。
院試対策って、簡単に言えば『解けない問題を解けるようにすること』ですよね。
なので、むしろ過去問を1年分解いて満点なら、その過去問を解いた意味があまりなかったということいなってしまいます。

- 「解けない問題があると落ち込む気持ちはわかりますが、『ラッキー』だと思って1問ずつ確実に解けるようにしていきましょう」
受験生の気持ち③:受験のことを考えると落ち着かない、動揺する
院試1ヶ月前の受験生の気持ちの1つめは、「受験のことを考えると落ち着かない、動揺する」です。
院試1ヶ月前なのに、受験のことを考えると落ち着かず、夜もぐっすり眠ることができません。
院試1ヶ月前って何をすればいいでしょうか?
過度なプレッシャーがかかると、心がドキドキしてリラックスできないこともありますよね。
1日2日からまだいいですが、1ヶ月も続くと身体も心も疲弊してしまいます。
どんなに焦っても、1ヶ月後に受験するのは変わりません。
なので「自分でコントロールできないことは気にしない」という習慣をつけるのもおすすめです。

- 「院試の1ヶ月前って何をすればいいですか?それがわかれば、少しは不安が解消される気がします!」
それでは早速、院試1ヶ月前からやるべきこと10選を見ていきます!
大学院受験の1ヶ月前からやること10選
大学院受験1ヶ月前からやるべきことを10こ紹介します。
① 面接の対策をする
② 小論の対策をする
③ 過去問を総復習する
④ 復習中心の対策をする
⑤ 時間を測って過去問を解く
⑥ 食事や睡眠時間を固定する
⑦ 優先チェックノートをつくる
⑧ 当日のスケジュールを確認する
⑨ 前日、当日泊まる宿を探す
⑩ 残り1ヶ月で何ができるかを考える
1つずつ見ていきます。
やること①:面接の対策をする
大学院受験1ヶ月前からやることの1つめは、「面接の対策をする」です。
早い人でも、本格的に面接の練習を始めるのは願書提出後ですよね。
そのため、「まだ面接対策が全然できていない!」という人も多いと思います。
面接対策は少なくとも院試の1ヶ月前には、はじめるのがおすすめです。
例えば、以下のようなことを対策しましょう。
・ 面接で聞かれる質問を想定する
・ 回答に対する返答を想定する
・ 話すことを用意する
・ 実際に声に出す
・ 親や友達、教授に模擬面接してもらう
・ 録音して聴いてみる など
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やること②:小論の対策をする
大学院受験1ヶ月前からやることの2つめは、「小論の対策をする」です。
「小論の試験があるけど、今まで後回しにしていた」という人も多いですよね。
はっきりいいますが、小論文は『短時間で点数を取りやすい』試験です。
院試まで1ヶ月を切ったのであれば、今すぐ本格的に小論文対策を始めるのがおすすめです。
- 「小論文の採点基準がわからない」
- 「小論文はどんな対策をすれば良いのかわからない」
今まで小論文を対策してこなかった人は、正直こんな気持ちをもっていますよね。
小論文の対策は7ステップでOKです。
① 過去問を入手する
② 過去問を分析する
③ 専門知識が不足していれば補う
④ 文章を意識して新聞や本を読む
⑤ 小論対策の本を読む
⑥ 過去問を解く
⑦ 添削してもらう
【大学院入試】小論文対策7ステップと試験本番の解き方で解説しているので、合わせてご覧ください。

- 「小論文は、英語や専門科目と同じ配点であることも多いですよね。英語みたいに年単位での対策が必要ないので、1ヶ月前から点数を上げやすい試験と言えます!」
やること③:過去問を総復習する
大学院受験1ヶ月前からやることの3つめは、「過去問を総復習する」です。
院試まで1ヶ月を切ったら、過去問を総復習するのもおすすめです!
- 「あー、こんな問題もあったなぁ」
- 「解き方ど忘れしてたわ…」
私も院試の1ヶ月前から過去問を総復習していましたが、こんな感想ばかりでした。
数ヶ月前に解いた問題だと、「解けるつもりだったのに解けない」ということも多いんですよね。
「解けるはず」「わかっているはず」が一番危険です。
このような気持ちで、過去問を総復習しましょう。
本当は院試1ヶ月前には過去問を一通り終わらせておくのが理想です。
ただし、まだ過去問が残っているという人もいますよね。
また過去問が残っている人でも、最後に過去問を総復習する時間を確保するようにしてください!

- 「解答を理解できても、解けなければ意味がありません。あと一歩で解ける問題を確実にとれるようにするといいですね!」
やること④:復習中心の対策をする
大学院受験1ヶ月前からやることの4つめは、「復習中心の対策をする」です。
- 新しい問題をたくさん解く
- 今まで解いた問題の復習をする
院試まで1ヶ月を切ったのであれば、おすすめは2番ですね。
一度学んだ情報を短期記憶から長期記憶に移動させるためには、『復習』が不可欠です。
これまでどれだけ勉強してきたとしても、試験当日に勉強した内容を忘れてしまっていたら元も子もありません。
試験当日にこれまでの勉強を確実に覚えておくために、新しい問題よりも今までの復習を中心に勉強してみてください!
先程述べたように、『解ける問題、あと少しで解ける様になる問題を確実にとる』というイメージですね。

- 「復習中心と言っても、新しい問題を解いては行けないわけではありません。勉強していて足りないと思った知識は、しっかりと吸収していきましょう!」
やること⑤:時間を測って過去問を解く
大学院受験1ヶ月前からやることの5つめは、「時間を測って過去問を解く」です。
時間を測って過去問を解くことは、以下の2つのメリットがあります。
① 試験本番の集中力を身につける
② 試験の最適な時間配分を把握する
院試って、長い試験だと制限時間2時間30分とかありますよね。
でも、一人で対策しているときに150分もぶっ続けで勉強することはあまりないはずです。
試験本番で集中力を切らさないためにも、模擬試験のように時間を測って過去問を解いてみてください!
自宅で過去問を解く際に、1年分一度に解いてみることってあまりないですよね。
「過去問が解けても、制限時間に間に合わない」というケースはたくさんあります。
実際に時間を測って過去問を解くことで、試験当日の最適な時間配分、問題を解くペースを把握しておくと実力を発揮できます!

- 「試験で使う筆記用具、腕時計などを使って、なるべく院試本番と同じ環境で模擬試験をしてみてください。こうした少しの工夫で、当日に実力を発揮できるかどうかが分かれます!」
やること⑥:食事や睡眠時間を固定する
大学院受験1ヶ月前からやることの6つめは、「食事や睡眠時間を固定する」です。
食事の時間や睡眠の時間を固定するのは、当日にベストパフォーマンスを発揮するためです。
- 本番で普段以上の力を発揮する人
- 実力はあるのに本番で力を発揮できない人
あなたの周りにも、このような人がいないでしょうか?
実力があっても、本番でその力が発揮できなければもったいないですよね。
- 「院試当日に睡眠不足で頭が働かない」
- 「院試当日にお腹がいっぱいで集中できない」
こういった事態になることは、十分考えられます。
厳しい言い方をするのであれば、当日に普段の力を発揮できないのはその人の実力です。
当日にベストパフォーマンスを持ってくるのも、合格に必要な能力。
1月前から食事や睡眠の時間を一定にして、身体を慣らしておくことで、試験本番で最大のパフォーマンスが発揮できます!

- 「特に体調不良は気をつけたいですよね。食事、睡眠をコントロールすることで、自身の体調もコントロールしてください!」
やること⑦:優先チェックノートをつくる
大学院受験1ヶ月前からやることの7つめは、「優先チェックノートをつくる」です。
院試前日や当日に見返すためのノート(ページ)。多くても見開き1ページ以内に収めるのがおすすめです。
院試の前日や、試験当日に見返すためのノートです。
- 「あれ、なんだったっけ…」
- 「なんか注意しようと思ってたのに忘れちゃった…」
- 「試験前に確認しようと思ってたのどこだったっけ…」
試験前日や当日にこのように思った経験はないでしょうか?
しかも、その内容を思い出せないとモヤモヤしていやな感じがするんですよね。笑
このような事態を防ぐためにも、『試験前にもう一度見直しておきたい!』という内容をメモしておきましょう。
- よく忘れてしまう公式
- 出題頻度の高い単語の意味
- 間違いやすい問題の注意点 など
ただし、注意点があります。
それは、『優先チェックノートに書きすぎないこと』です。
ノートに何枚もチェックしなければいけない項目を作ってしまうと、むしろ直前に焦る原因になります。
優先チェックノートは、多くても見開き1ページに収まるようにするのがおすすめです。

- 「『座右の銘』『やる気の出る言葉』などを書いておくのもいいですね。『試験前日や直前に何をみたいか』を考えてみてください!」
やること⑧:当日のスケジュールを確認する
大学院受験1ヶ月前からやることの8つめは、「当日のスケジュールを確認する」です。
- 起床時間
- 家を出る時間
- 当日の服装
- 当日の持ち物
- 電車に乗る時間
- 乗り換えの電車
- 会場につく時間
- 昼食に何を食べるか
- 試験の時間
- 帰宅時間 など
わからないって、不安ですよね。
このように試験当日のスケジュールを事前に確認し、イメージしておくだけで不安は少なくなります。
また、「当日の忘れ物」や「遅刻」を防ぐことにも繋がります。

- 「試験当日のスケジュールは、紙に書いてまとめてみてください。電車が遅れた場合、雨が降った場合なども想定しておくと、当日焦らずに対応できますよ!」
やること⑨:前日、当日泊まる宿を探す
大学院受験1ヶ月前からやることの9つめは、「前日、当日泊まる宿を探す」です。
志望大学が家から遠い場合は、泊まる宿も事前に探しておくといいです。
宿を探すのが遅くなってしまい、少し遠いホテルしか予約できなかった
実際に、このような話を聞いたこともあります。
「泊まろうと思っていたホテルが予約いっぱいだった」など、不要な焦りを防ぐためにも、事前に予約しておきましょう。

- 「慣れていない土地で受験するのは緊張しますよね。だからこそ、事前に準備しておくことで安心できる環境をつくっておくとグッドです!」
やること⑩:残り1ヶ月で何ができるかを考える
大学院受験1ヶ月前からやることの10つめは、「残り1ヶ月で何ができるかを考える」です。
正直、いちばん大切なのが『やること⑩』です。
これを考え抜くことができれば、合格できる可能性もグッと高くなります。
- 残り1ヶ月をどのように過ごすのか?
- 残り1ヶ月でどんな問題を解くのか?
残り1ヶ月を何となく過ごすのではなく、合格するために頭をフル回転させましょう!

- 「考えるのは『できていないこと』ではなく『これからできること』だけでOKです。考え抜くことができれば、院試合格まで一直線です!!!」
大学院受験は1ヶ月前からラストスパート!
いかがでしたでしょうか。
院試1ヶ月前からやること10選をおさらいします。
① 面接の対策をする
② 小論の対策をする
③ 過去問を総復習する
④ 復習中心の対策をする
⑤ 時間を測って過去問を解く
⑥ 食事や睡眠時間を固定する
⑦ 優先チェックノートをつくる
⑧ 当日のスケジュールを確認する
⑨ 前日、当日泊まる宿を探す
⑩ 残り1ヶ月で何ができるかを考える
院試は、残り1ヶ月を切ってからがラストスパートです!
「1ヶ月切ったからペースを落とそう」ではなく、「ラストスパートで1日10時間は勉強しよう!」という気持ちで残り1ヶ月を過ごすようにしてみてください!
残り1ヶ月全力を出しきって、第一志望合格を勝ち取ってください!
記事内に記載したリンク、おすすめリンクをまとめておきます。
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