
- 「受験勉強のスケジュールの立て方がわかりません」
- 「絶対に合格できる勉強スケジュールの立て方が知りたいです」
- 「受験の勉強スケジュールを立てたけど、これでいいのか不安です」
本記事では、このような悩みや疑問を解決していきます!
受験は勉強スケジュールが合否を決める

- 「受験の勉強スケジュールの立て方がわからない」
- 「勉強のスケジュールを立てたけど、これで良いのか不安」
あなたも、受験の勉強スケジュールに不安を感じていないでしょうか?
スケジュールが決められないから、なにを勉強すればいいかわからない。
スケジュールに不安があるから、正しい勉強ができているか不安。
大切な受験であればあるほど、スケジュールが決まらないと不安ですよね。
受験の勉強スケジュールをで悩んでいる人は多い!
専門科目は4月から。それまでは英語の勉強に集中しようと思っています。
もっと予定を前倒ししたほうがいいでしょうか?
3月:過去問をさらっと確認する
4月:教科書や参考書で基礎を固める
5月:過去問を解く
6月:分からない知識を補充するこの勉強計画で大丈夫でしょうか?
私は院試サークルを運営しています。
毎年、東大、京大、東工大などの難関大学に、何名も合格者を出している大所帯のサークルです。
そのため、上記のような質問をたくさん受けてきました。
受験の勉強スケジュールの正しさを判断する方法
【受験の勉強スケジュール】
3月:過去問をさらっと確認する
4月:教科書や参考書で基礎を固める
5月:過去問を解く
6月:分からない知識を補充する
あなたは、このスケジュールは正しいと思いますか?正しくないと思いますか?
合格できる根拠がないなら、誤ったスケジュール。
私は、いつもこのように伝えています。
誤った勉強スケジュールは、目的地が間違っている地図のようなもの。
スケジュール通りに勉強しても、合格できるのかわからないスケジュールなら、いっそないほうがましです。
正しいスケジュールと誤ったスケジュールの違い
どちらも、「専門科目は4月から取りかかる」のは同じです。
正しいスケジュールと誤ったスケジュールの違いは、青字の部分です。
誤ったスケジュールには、合格できる根拠がありません。
正しいスケジュールには、合格できる根拠があります。
根拠があるかどうかが、正しいスケジュールと誤ったスケジュールの違いです。
受験は勉強スケジュールが合否を決める!
正しい地図を使えば、目的地に到達できます。
誤った地図を使えば、目的地に到達できません。
地図とは、勉強のスケジュール。
目的地とは、受験の合格です。
要するに、正しい勉強スケジュールがあれば、受験に合格できます。
そして、受験に合格する勉強スケジュールは、誰にでも立てることができます。
それでは早速、受験に合格する立て方を見ていきましょう。
受験に合格する勉強スケジュールを立て方
受験に合格する勉強スケジュールの立て方を紹介します。
逆算して勉強スケジュールを立てます。
① 過去問を分析する
② 対策にかかる時間を見積もる
③ 逆算して1日のスケジュールに落とし込む
④ 修正を繰り返し、スケジュールの精度を上げる
1つずつ見ていきます。
ステップ①:過去問を分析する
受験に合格する勉強スケジュールを立てる1つめのステップは、「過去問を分析する」です。
受験対策の目的は、本番の試験で合格点を取れるようにすることです。
そのためには、過去問を解けるようにする必要があります。(大抵の試験は、過去問と似たような問題が出題されます)
参考書や教科書に手を付ける前に、まず過去問の分析からスタートしましょう。
- 出題頻度の高い問題
- 出題頻度の低い問題
- 出題頻度の高い分野
- 出題頻度の低い分野 など
出題頻度の高い問題・分野から対策することで、受験勉強の効率は格段に上がります。
過去問の重要性は、以下でまとめています。
合わせてご覧ください。
👉【院試は過去問命】東大合格者はなぜ参考書より過去問を優先するのか
ステップ②:対策にかかる時間を見積もる
受験に合格する勉強スケジュールを立てる2つめのステップは、「対策にかかる時間を見積もる」です。
本番の試験で合格点を取れるようになるため、対策に必要な時間を見積もりましょう。
ポイントは、「なるべく小さい単位で見積もる」です。
まずはおおよその数字で大丈夫です。
以下のように、さらに細かく対策時間を見積もることで、必要な時間の誤差はどんどん減っていきます。
・確率統計:50時間
ー参考書A:20時間
ー参考書B:10時間
ー過去問解く:20時間
ステップ③:逆算して1日のスケジュールに落とし込む
受験に合格する勉強スケジュールを立てる3つめのステップは、「逆算して1日のスケジュールに落とし込む」です。
・英語:200時間
・数学;100時間
【試験本番までの時間】
・5ヶ月(約150日)
これらの条件を、以下のように1日のスケジュールに落とし込みます。
・2時間(= 300時間 ÷ 150日)
【1日あたりの勉強スケジュール】
・英語:1時間30分
・数学:45分
※必要な勉強時間にバッファをプラスする
これは勉強時間だけを計算したものです。
以下のように、勉強内容までスケジュールに落とし込むことで、スケジュールの精度は高くなります。
<一日あたりの勉強時間>
・数学:45分
<勉強内容>
・~2ヶ月目:参考書A
・2~3ヶ月目:参考書B
・3~5ヶ月目:過去問を解く
ステップ④:修正を繰り返し、スケジュールの精度を上げる
受験に合格する勉強スケジュールを立てる3つめのステップは、「修正を繰り返し、スケジュールの精度を上げる」です。
ステップ④により、”絶対に”受験に合格できる勉強スケジュールを作成できます。
1度立てたスケジュールの通りに進むことは、まずありえません。
- 病気になり、1週間まったく勉強できなかった
- 問題が難しくて、思っていたよりも時間がかかった
- 当初の見積もりが甘く、もっと時間が必要なことがわかった
このような、不測の事態は必ず起きます。
不測の事態が起きるたびに修正を繰り返し、スケジュール精度は100点を目指しましょう。
スケジュールの精度が100点で、スケジュールの通りに勉強できれば、受験は100%合格できます。
受験に合格するスケジュールは”逆算”して立てる!
いかがでしたでしょうか。
受験に合格する勉強スケジュールの立て方をおさらいします。
① 過去問を分析する
② 対策にかかる時間を見積もる
③ 逆算して1日のスケジュールに落とし込む
④ 修正を繰り返し、スケジュールの精度を上げる
受験にとって勉強スケジュールは、目的地を示す地図のようなもの。
受験の合否は、勉強スケジュールで決まります。

- 「逆算してスケジュールを立て、実行する能力は社会人でも必須のスキルですね」
逆算してスケジュールを立てる習慣は、社会に出てからも必ず武器になります。
- 逆算してスケジュールを立てるのはめんどくさい
- ただ目の前の勉強だけしていたい
このような気持ちもわかります。
しかし、スケジュールを立てずに受験直前になって大慌てしても後の祭り。
受験に合格するスケジュールを立て、大学受験、大学院受験を成功させてください!
記事内に記載したリンク、おすすめリンクをまとめておきます。
また、勉強効率を上げる勉強法の有益な情報は下記にまとめています。
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