「新人なのですが、仕事が辛いです。仕事はできないし、毎日家を出るとき憂鬱で…。解決法を教えて下さい。」
本記事では、このような疑問を解決していきます!
仕事が辛い新人の方は、「会社の12の嘘」を知ることで、悩み解決の糸口が必ず見つかります。
社会には、無知な新人を苦しめる、上の立場の人たちにとって都合の良いルールや風習が存在します。
有名な例でいうと、「サービス残業が当たり前」という風習がそうです。
労働環境がかなり問題視されてきた今でも、当たり前のようにサービス残業をさせている会社はたくさんあります。
これは、会社はお金を払わないで、従業員に仕事をさせるための都合の良いルールです。
あなたを都合よくコントロールしたい人たちに思考が侵食される前に、しっかりと会社がついている12の嘘を知っておきましょう。
12の嘘をしっかりと知れば、仕事が辛い新人の悩みの緒が必ず見つかります。
「仕事が辛い新人が知るべき」会社の12の嘘
「仕事が辛いです。新人なので職場の雰囲気にも馴染めず、仕事もわからないことだらけ。その上、上司はすぐに怒ってきて、仕事に行くの辞めたいです。」
「仕事が辛い」という新人の方は、会社の12の嘘を知ることで、「会社が辛い」を解消できます!
【あなたを利用するための、会社の12の嘘】
1 | 「給料かやりがいか」の嘘 |
2 | 「評価が全て」の嘘 |
3 | 「正当な評価」の嘘 |
4 | 「モチベーションを上げる」の嘘 |
5 | 「休むのは悪いこと」の嘘 |
6 | 「代わりはいない」の嘘 |
7 | 「大手なら一生安泰」の嘘 |
8 | 「サービス残業当たり前」の嘘 |
9 | 「パワハラ、セクハラ当たり前」の嘘 |
10 | 「新人はまず3年続けろ」の嘘 |
11 | 「転職は逃げ」の嘘 |
12 | 「仕事が生きがい」の嘘 |
それでは、1つずつ見ていきましょう。
1. 「給料かやりがいか」の嘘
「仕事が辛い新人が知るべき」会社の1つ目の嘘は、「給料かやりがいか」の嘘です。
- 「うちの会社は同業社と比べると給料がやや低いですが、やりがいがありますよ!」
- 「仕事はやりがいがあればいい。給料は二の次だ」
このように言っているのを聞いたことはないでしょうか?
前者は、やりがいを餌に新人を利用しようとしています。
後者は、給料が低いことを正当化しようとしたいいわけです。
「給料かやりがいか」ではなく、「給料もやりがいも」という選択肢を持ちましょう。
「AかBか」という選択肢があったときに、「AもBも」と考えられると視野が広がります。
2. 「評価が全て」の嘘
「仕事が辛い新人が知るべき」会社の2つ目の嘘は、「評価が全て」の嘘です。
- 「仕事ができる新人だと思われたい」
- 「仕事内容よりも評価を気にしてしまう」
心当たりはないでしょうか?
新人のころは誰でもこのように考えますよね。
「仕事が辛い」という新人は、評価を気にしすぎる傾向にあります。
「上司から自分がどう見えているか?」を考え出すと、一挙手一同に気が抜けず、ストレスが溜まっていく一方です。
実際に、新人の一挙手一同を監視している上司もいるかも知れませんが、気にする必要はありません。
あなたを一番見えているのはあなた自身です。
他人の目や評価を気にせず、あなたが満足のいく仕事を、ただ淡々とこなしていけばいいのです。
仮に悪い評価をもらおうとも、あなたの価値は変わりません。
3. 「正当な評価」の嘘
「仕事が辛い新人が知るべき」会社の3つ目の嘘は、「正当な評価」の嘘です。
- すごい仕事をするグループは、A評価
- 普通の仕事をするグループは、B評価
- 普通の仕事をできないグループは、C評価
- 「なんでオレがC評価なんだよ!」
- 「なんであいつよりも評価が低いんだよ!」
このように、納得のいかない評価をもらったことはないでしょうか?
- 「C評価ってことは、私は仕事ができないんだ…」
そもそも全く同じ仕事をしているわけでもない人たちを比べることなど不可能。
評価をするのが人間ならなおさらです。
正当な評価など存在しないので、全く落ち込む必要はありません。
しかし、どうしてもいい評価がほしいという人もいますよね。
そのような人は、仕事を頑張るよりも、上司に気に入られるようにする方が効果的かもしれません。
つまり、それくらい評価は適当で、どうでもいいということです。
4. 「モチベーションを上げる」の嘘
「仕事が辛い新人が知るべき」会社の4つ目の嘘は、「モチベーションを上げる」の嘘です。
「仕事のやる気がでないよ。なんとかしてモチベーションをあげないと…!!」
このように意気込んだことはないでしょうか?
モチベーションは上げるのではなく、勝手に上がるものです。
もっといえば、抑えようとしても勝手に上がってくるのが本当のモチベーションです。
スポーツの試合の前や、大好きなゲームをする前などを思い出してみてください。
勝手にモチベーションが上がってきますよね。
上げようとしなければやる気が出ない時点で、その仕事はあっていない可能性があります。
無理にモチベーションを上げ続けると、段々とストレスが溜まっていき、いつかポッキリ心が折れてしまいます。
1年以上モチベーションを無理に上げようとしているのであれば、モチベーションの上がる仕事を探すのがおすすめです。
5. 「休むのは悪いこと」の嘘
「仕事が辛い新人が知るべき」会社の5つ目の嘘は、「休むのは悪いこと」の嘘です。
うつ病になる人は、真面目で仕事熱心な人が多いと言われています。
- 「どんなに体調が悪くても会社を休まない」→「休息がとれずストレスがどんどん溜まる」→「限界を迎えてうつ病になる」
「会社を休むのは悪いことだ」という思い込みがあるせいで、身体も精神も限界を迎えてしまうのです。
ちなみにですが、本当は休みたいと思っている人ほど、「休むのは悪いこと」と嘘をつきます。
あなたが躊躇せず休めるのが羨ましいだけなので、気にする必要はありません。
いちばん大切なのは、会社ではなく、あなたの身体です。
身体を壊すくらいなら、休まなければいけないのです。
6. 「代わりはいない」の嘘
「仕事が辛い新人が知るべき」会社の6つ目の嘘は、「代わりはいない」の嘘です。
ここで伝えたいのは、「代わりがいないから休めない」「代わりがいないから仕事を辞めづらい」と思う必要はないということです。
会社というのは、突然社長がいなくなってもなにも影響がないかのように回り続けます。
日産や東芝の粉飾決済が話題になりました。
実際に、社長(しかも日本を代表する大企業の)が退任しても何もなかったかのように回り続けています。
- 「君の代わりはいないから、サービス残業してくれ」
- 「君の代わりはいないから、会社を辞めないでくれ」
- 「君の代わりはいないから、来月は休まないでくれ」
このように言われても、気にする必要はありません。
歯車が一部欠けても、問題なく回ります。
もし代わりはいない仕事がしたければ、独立しましょう。
7. 「大手なら一生安泰」の嘘
「仕事が辛い新人が知るべき」会社の7つ目の嘘は、「大手なら一生安泰」の嘘です。
大手企業でも、45歳になった途端にいつクビを切られてもおかしくありません。
まずは下記をみてください。
ここではごく一部の記事だけ紹介しています。
「富士通」「コカ・コーラ」に加え、「NEC」「日本ハム」「アルペン」「カシオ計算機」「キリン」などの大企業がリストラを発表しています。
銀行はもっと悲惨です。
みずほ銀行は19,000人削減、三菱UFJは9,500人の業務量削減、三井住友は5,000人の業務量削減を発表しています。
- 「家のローンも残っているのに、いきなりクビを切られるなんて…」
- 「30年以上、この会社のためだけに働きてきたのに…」
人工知能(AI)やIoTなどの科学技術が急速に進歩している今、「人員整理」と称した大手企業のリストラの波はどんどん広がっていくでしょう。
「大手なら一生安泰」なんて、もはや都市伝説。
- 働きながらスキルを身につけられる
- 市場価値を高められる
- 副業で稼ぐ
会社名にしがみつかず、自分のことは自分で守らないと、利用するだけ利用されてポイッと捨てられてしまいます。
現時点では、45歳以上がリストラの対象になることが多いです。
しかし、今より好条件で仕事を探すなら、30歳までに転職しないと厳しいという現実があります。
自分のことは自分で守りましょう。
8. 「サービス残業当たり前」の嘘
「仕事が辛い新人が知るべき」会社の8つ目の嘘は、「サービス残業当たり前」の嘘です。
「当たり前でしょ」と思うかもしれませんが、サービス残業が0の会社はほとんどないです。
「新人で給料分の仕事もできていないので、残業しても申請しづらいです」
ただでさえ残業申請しづらいのに、上司がみんなサービス残業していたら流されてしまうのではないでしょうか?
1日30分未満であればまだいいですが、1日1,2時間サービス残業している人は要注意です。
それが当たり前だと思ってはいけません。
サービス残業は、会社が無料であなたを利用している時間です。
つまり、サービス残業をしている人は、自分を安売りしているのと同じです。
安売りになれてしまえば、成長もそこまで。
もっと高い価値を出して会社に恩返しをするためにも、サービス残業をするのはやめましょう。
サービス残業が当たり前の会社であれば、転職してもOKです。
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9. 「パワハラ、セクハラ当たり前」の嘘
「仕事が辛い新人が知るべき」会社の9つ目の嘘は、「パワハラ、セクハラ当たり前」の嘘です。
- 「参加強制の飲み会」
- 「強要される余興」
などもこれにあたります。
わたしの友人はこのように言っていました。
「新人は余興しろと言われて、20時間以上余興の練習につかった(練習時間は給料出る)」
「給料がでるなら良いじゃん」という人はいいですが、「仕事で自分自身を成長させたい」という人にとってはただの時間の浪費です。
今紹介したのはマシな例ですが、10人中9人がセクハラ・パワハラというような環境にいるのであれば部署異動や転職を視野に入れましょう。
誰かに相談するでもOKです。
自分一人で抱え込んでも、職場環境を解決するのは正直難しいです。
しかし、行動すればパワハラ、セクハラの環境から抜け出すことはできます。
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10. 「新人はまず3年続けろ」の嘘
「仕事が辛い新人が知るべき」会社の10こ目の嘘は、「新人はまず3年続けろ」の嘘です。
- 3年以内に辞められたら、採用や研修、給料でかかった費用がムダになる!
- 部下に辞められると、自分の仕事が増えて困る!
「新人は3年続けろ」には、このような思惑が隠れています。
もちろん、「3年は続けないと仕事の面白さがわからない」という方もいると思います。
しかし、何年も続けないと面白くないような仕事なら、結局あまり面白くないでしょう。
さらにいえば、「第二新卒」の需要はかなり高いです。
👉転職を成功させたい第二新卒の方
スキルがなくても需要あるのは第二新卒までですし、1つの会社に一生身を捧げる時代も終わっています。
「特別なスキルが身につく」「給料が高い」などの事情がないのであれば、無理して3年間もその仕事を続ける必要はありません。
👉次を決めずに退職ってありなの?
11. 「転職は逃げ」の嘘
「仕事が辛い新人が知るべき」会社の11こ目の嘘は、「転職は逃げ」の嘘です。
- 「転職なんて逃げてるだけだ」
- 「転職してもどうせうまくいかない」
社内でこのような意見を聞いたことはないでしょうか?
結論から言えば、転職で環境をリセットして成功した人はたくさんいます。
わたしの友人も転職したことにより、次のように変わりました。
- (転職前)週6日勤務。残業月80時間。月収26万
- (転職後)週5日勤務。残業月10時間。月収32万
いわゆるブラック企業に勤めており、サービス残業もたくさんやらされていたそうです。
転職で、給料も自分の時間も獲得しました。
「転職が逃げ」という人は、「本当は転職したいけど、勇気がなくてできないだけ」です。
キャリアスタートでは、「転職すらできないと思っていたのに、年収が100万円以上アップした」という事例がたくさんあります。
自分の人生の選択肢を増やすことが、悪いはずありません。
12. 「仕事が生きがい」の嘘
「仕事が辛い新人が知るべき」会社の12こ目の嘘は、「仕事が生きがい」の嘘です。
- 「今の仕事はすごい楽しいです」
- 「仕事が生きがいです」
あなたの周りにこのような人がいないでしょうか?
- 「お金がもらえないとしても、今の仕事を続けますか?」
この質問に本心からYesと答えられるのであれば、それは立派なことです。
しかし、9割以上の人がNoと答えるのではないでしょうか?
無理に仕事に生きがいを見出そうとする必要はありません。
無理に仕事に生きがいを見出そうとしても、ますます自分を苦しめることになってしまいます。
「生活のため」「お金のため」という考え方もOK。
あるいは、「お金がもらえなくても続ける仕事」が見つけられれば最高です。
仕事が辛い新人の方へ
仕事が辛い新人の方は、マイナビジョブ20’sやリクルートエージェントをまずはチェックしてみてください。
- 「そもそも転職したほうがいいの?」
- 「今よりも給料のいい会社に入れる?」
- 「どんな求人があるの?」
このような疑問を解決することができます。
1人で悩まず、一度プロに相談してみてはいかがでしょうか。
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仕事が辛い新人の人は、会社の嘘を知ることから始める
いかがでしたでしょうか。
会社の12の嘘をおさらいします。
1 | 「給料かやりがいか」の嘘 |
2 | 「評価が全て」の嘘 |
3 | 「正当な評価」の嘘 |
4 | 「モチベーションを上げる」の嘘 |
5 | 「休むのは悪いこと」の嘘 |
6 | 「代わりはいない」の嘘 |
7 | 「大手なら一生安泰」の嘘 |
8 | 「サービス残業当たり前」の嘘 |
9 | 「パワハラ、セクハラ当たり前」の嘘 |
10 | 「新人はまず3年続けろ」の嘘 |
11 | 「転職は逃げ」の嘘 |
12 | 「仕事が生きがい」の嘘 |
上の立場の人たちにとって都合の良いルールや風習は気にしなくてOKです。
身も心も嘘に侵食される前に、会社の12の嘘を知っておきましょう。
「仕事が辛くて限界」と思っている新人の方は、環境をリセットすることも大切です。
1人では解決できないときは、プロに無料で相談してみるのもおすすめです。
400万あるうちのたった1社のせいで、あなたがつらい思いをする必要はありません。
いざというときに効率よく就職をサポートしてもらうこともできるので、一度就職サイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。
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最後に、12のポイントを記載しておきます。
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