【受験生なら勉強中スマホ封印】依存度別10のスマホ設定とアプリ2選

「やっぱり、勉強するならスマホ封印したほうがいいよね?
いつも勉強中にSNSやアプリが気になって全然集中できないんだけど、対処法が知りたい!このままじゃスマホのせいで集中して勉強なんてできないよ!」
このような疑問を解決していきます。
本記事を読むことで、上手にスマホと付き合い、勉強や作業時間を大量に確保できるようになります!
受験時代にスマホを4,5時間いじっていた
ニールセンデジタルの2018年12月の日本におけるスマートフォン利用時間やアプリの利用状況の調査によると、1日あたりのスマホの平均利用時間は『3時間5分』にも及ぶそうです。
実は、私はスマホゲームにはまっていたころは1日4,5時間はスマホをいじっていました。
1日の活動時間をおよそ17時間とすると、その4分の1近い時間をスマホをいじっている計算になるのでかなり恐ろしいですね。
東大の大学院を受験すると決意してからも勉強時間が全然確保できなかったのですが、1日の時間の使い方を見直してようやく「スマホいじりすぎ」問題に気づきました。
スキあらばポケットから取り出してスマホを触っていたのですが、スマホ封印をしてからは一気に勉強時間が増え、院試対策もぐんぐんはかどりました。
そして、結果的に東大院の受験した専攻すべてに合格することができました。
今はスマホの利用時間は1日30分前後におさえています。
スマホの危険性
おはようございます☀️
— くろまあくと 作家ブロガー (@akuto_kuroma) 2019年9月5日
仙台市の中学生2万人以上を対象にした研究では以下のことがわかっています
【スマホ利用が1時間増えるごとに、テストの平均点が5点ずつ下がる】
本気で受験や資格に臨んでいるのであれば
スマホ利用は【1日1時間以内】がおすすめです‼️
【スマホ利用が1時間増えるごとに、テストの平均点が5点ずつ下がる】
本気で受験や資格に臨んでいるのであれば
スマホ利用は【1日1時間以内】がおすすめです‼️
このように、スマホ利用時間が増えるごとにテストの点数が下がるという研究結果があります。
他にも、『記憶力の低下』『意欲低下』『うつ病』『睡眠の質を下げる』などの危険があり、受験生だけでなく、学生や社会人の方もスマホの利用には注意したほうが良さそうですね。
スマホの危険性と脳に与える影響については、以下の記事で詳しく紹介しています!
👉【受験生必見】スマホの危険性と脳に与える影響『1日1時間まで』
本記事では、「スマホともっと上手に付き合いたい!」という人向けに、スマホを自然といじらなくなる依存度別10のスマホ設定や、2つのおすすめのアプリ、2つのおすすめツールを紹介していきます!
受験生必見:依存度別の10のスマホ封印設定
それでは、依存度別に10のスマホ封印設定を紹介していきます。
普段からあまりスマホをいじる習慣がない人は、Level1の設定だけで問題なく「勉強時間の確保」と「集中して勉強」ができるようになります。
しかし、いつもスマホが気になって仕方ないという人は、もっとLevelの高い設定をする必要があります。
どのLevelの設定をすれば、十分な勉強時間と集中力が確保できるのかを考えて、自分にあったレベルのスマホ設定を実践してみて下さい!
Level1:通知を切る
Level2:機内モードにする
Level3:階層を下げる
Level4:制限する
Level5:電源を切る
Level6:非表示にする
Level7:持ち歩かない
Level8:アンインストールする
Level9:料金プランを変える
Level10: 解約する
それでは1つずつ見ていきましょう。
依存Level1:通知を切る
依存Level1の受験生におすすめのスマホ封印設定は、「通知を切る」です。
もし、勉強中机の上にスマホをおいている受験生の方がいるなら要注意です。
通知が来るたびに画面が明るくなり、注意力・集中力が遮断されます。
読書中に話しかけられると、もう一度読み直すときに読んでいたところより少し前から読み直します必要がありますよね。
これは勉強も同じで、何度か集中が途切れるだけでもかなり勉強効率は下がってしまいます。
おそらく、机の上にスマホをおいている状態では、本来の集中力の3分の1の力も出せていないでしょう。
まずは、すべてのアプリの通知を切るところから始めてみて下さい!
依存Level2:機内モードにする
依存Level2の受験生におすすめのスマホ封印設定は、「機内モードにする」です。
そもそも機内モードとは、「データ通信」「Wi-fi」「Bluetooth」「GPS」のすべてを一括OFFにすることができる機能のことで、一時的にSNSなどの通知ややりとりを中断することができます。
通常の電波が入っている状態だと、「SNSの通知が来ていないか気になる」という状態ですよね。
しかし、機内モードにすると通信を一時的に制限することができるので、通知が来ることはありません。
「機内モードをOFFにする」という一手間を加えるだけで、段々とスマホから手が遠ざかるようになります。
これでもまだまだスマホが気になって仕方ないという人は、もっと上のLevelの対策を試して下さい!
依存Level3:階層を下げる
依存Level3の受験生におすすめのスマホ封印設定は、「階層を下げる」です。
スマホを開くと、無意識で必ず開いてしまうアプリってありますよね。
私の場合は、「ライン」「ツイッター」「インスタ」などがそうです。
スマホを日常使いしている人にとっては当たり前ですが、勉強時間を確保したい受験生にとっては「直したい悪習慣」と言えます。
対策は、必ず開いてしまうアプリの「階層を下げる」ことです。
必ず開いてしまうアプリは、おそらく画面を開くとすぐにクリックできるところに配置されていると思いますが、これを変えます。
何回もクリックしたり何回もスライドしたりしなければ開けない、階層の深いところにアプリの位置を動かすのです。
「開くのが少し面倒くさくなる」というだけで、アプリを開く回数を減らすことができます。
依存Level4:制限する
依存Level4の受験生におすすめのスマホ封印設定は、「制限する」です。
以下の昨日を利用することで、スマホ全体の利用や、個別アプリの利用を制限することが出来ます。
・【アンドロイド】:Digital Wellbeing
例えば、「ツイッターは1日30分以上使えないようにする」「夜21時から朝の8時まですべてのアプリを使えないようにする」などといった設定が可能です。
「スマホを触っていたら気づいたら30分経ってしまっていた」というような時間のロスを防ぐことができるので、今までよりもさらに勉強に時間を割くことができるようになります。
一度思い切って設定するだけで勉強時間を増やすことができるので、受験生はぜひ今すぐに設定してみて下さい。ずっと受験対策が捗ることを実感できると思います。
おすすめの設定も合わせて紹介します。
慣れてきたらだんだん時間を短くしてみてください。
依存Level5:電源を切る
依存Level5の受験生におすすめのスマホ封印設定は、「電源を切る」です。
機内モードよりもさらに上の設定です。
電源をつけるのは数十秒~数分の時間がかかるので、機内モードよりもさらに効果の高い設定です。
例えば、「勉強を始めるときに電源を切る」「家を出たら連絡を取る時以外は電源を切っておく」などを実践してみて下さい。
”思い切って電源を切る”ことに慣れてしまえば、スマホ離れがどんどん進みます。
依存Level6:非表示にする
依存Level6の受験生におすすめのスマホ封印設定は、「非表示にする」です。
iphoneでの設定方法は以下です。
①「設定」をクリック
②「スクリーンタイム」をクリック
③「コンテンツとプライバシーの制限」をクリック
④「コンテンツ制限」をクリック
⑤「App」をクリック
⑥「4歳以上」をクリック
この設定で、「ツイッター」「インスタ」などのSNSを非表示にすることができます。
各アプリの年齢制限の確認方法はこちらです。
①「設定」をクリック
②「スクリーンタイム」をクリック
③「〇〇のiphone」をクリック
④スライドして対象のアプリをクリック
⑤「年齢制限指定」項目を確認
※各アプリの使用制限を追加する際は「制限を追加」をクリック
例えば、毎日ツイッター2時間開いている人が非表示の設定にすると、1日に丸々2時間の自由に使える時間が増えます。
この浮いた2時間を勉強時間に変えると、志望校合格の可能性はグッと高くなります。
依存Level7:持ち歩かない
依存Level7の受験生におすすめのスマホ封印設定は、「持ち歩かない」です。
「スマホを持ち歩かないなんて無理」と思う人は、ほんの小さな外出から始めてみて下さい。
例えば、「地元の図書館に1時間勉強しに行く」などです。
スマホを家に置いたまま外に出てしまえば、外出中はスマホを気にすることなく集中して勉強することができます。
30分でもいいので、「スマホを持ち歩かない」を実践してみて下さい。
「本当はこんなに集中力があったのか」とびっくりするくらい勉強がはかどります!
依存Level8:アンインストールする
依存Level8の受験生におすすめのスマホ封印設定は、「アンインストールする」です。
不要なアプリの断捨離をしましょう。
つい開いてしまうアプリやゲームに時間を取られないもっとも効果的な方法は、アンインストールです。
「目の前の受験」と「ゲームを楽しむ時間」のどちらが大切かを一度しっかりと考えてみて、「ゲームは受験が終わってからにしよう」と決意したら思い切ってアンインストールしてしまいましょう。
まずは使わなさそうなアプリやゲームからでOKです。
徐々につい開いてしまうアプリやゲームをアンインストールしていきましょう。
依存Level9:料金プランを変える
依存Level9の受験生におすすめのスマホ封印設定は、「料金プランを変える」です。
どうしてもスマホに時間が取られるのであれば、料金プランを変更するのも一つの手です。
毎月使えるデータ容量を下げることで、強制的にスマホ利用時間をセーブすることができるようになります。また、スマホ利用料が下がるのでちょっとした節約にもなります。
ここまで来ると最終手段という感じがしますが、本当に受験に専念したい人は検討してみて下さい。
依存Level10:解約する
依存Level10の受験生におすすめのスマホ封印設定は、「解約する」です。

「スマホを解約するなんて全然現実的じゃないよ!」
このように思う人もいるかも知れませんが、実際にわたしの周りで東大に合格するためにスマホを解約した人がいます。
彼は自分のことを「ネット依存症レベルでスマホが手から離れない」と言っていたので、本当に最終手段だったのでしょう。
結果的に、「集中力」と「勉強時間」取り戻し東大に合格しました。
とはいえ、やはり最終手段です。
もっとLevelの低い対策でも「集中力」と「勉強時間」を取り戻すことはできます。
受験生の方は自分にあったスマホ封印設定を行うことで、どんどん勉強が捗るようになります!
今すぐ設定できる方法ばかりなので、ぜひ試してみて下さい!
スマホ封印のおすすめアプリ2選
次にスマホを封印するためのおすすめアプリ2選を紹介します。
① Forest(有料)
② スマホをやめれば魚が育つ(無料)
スマホ封印アプリ①:Forest(有料)
受験生が勉強中スマホを封印するためにおすすめなアプリの1つ目は、「Forest」です。
自分で時間を設定して、その間スマホを触らなければ木が育ち、スマホを触ってしまえば木が枯れてしまうというアプリです。
また、たくさん木を育てると、色々な種類の木を育てることができるようになり、不思議とコンプリートしたくなってしまいます。
- 「なんとなく木を枯れさせたくない」
- 「もっと色々な木を育てたい」
という気持ちにさせてくれるので、不思議と勉強中にスマホをつい触ってしまうのを防ぐことができます。
スマホ封印アプリ②:スマホをやめれば魚が育つ(無料)
受験生が勉強中スマホを封印するためにおすすめなアプリの2つ目は、「スマホをやめれば魚が育つ」です。
先程紹介したForestの無料バージョンみたいなアプリです。
設定した時間以内にスマホを触ってしまうと、アイテムがロストしてしまいます。
そのため、せっかく溜めたアイテムがもったいなくて、触りたくてもスマホが触れなくなります。
一度育て始めるとだんだん愛着が湧いてくるので、「スマホを触りたくない」という不思議な気持ちにさせてくれるアプリです。
レベル上げや、モンスターの育成などが好きな人は、魚を育てるのにハマっているうちにスマホ離れができるようになると思います。
気になる方は、チェックしてみて下さい。
また、休憩時間になったからといってスマホをいじるのも絶対に辞めたほうがいいです。
「記憶の衝突」が起こり、せっかく勉強したことが無駄になってしまいます。
勉強の効率を最大化する休憩術は、こちらの【デフォルト・モード・ネットワーク】勉強効率を最大化する究極の休憩法の記事でまとめているので、あわせてご覧ください。
スマホを封印のおすすめツール2選
次にスマホを封印するためのおすすめツール2選を紹介します。
強制的にスマホを触る時間を減らしたいという方にはとてもおすすめです。
① スマホ封印太郎
② タイムロッキングコンテナ
スマホ封印ツール①:スマホ封印太郎
受験生がスマホを封印するためのおすすめのツールの1つ目は、「スマホ封印太郎」です。
スマホ封印太郎は、スマホを一時的に封印するためのツールです。
封筒のようなものにスマホを入れ、「合格まで封印する」などの宣言を書いて上から貼ります。
シールは剥がれやすくなっており、一度封印すると破かなければスマホを取り出すことができません。
「数時間スマホを触らないようにしたい」ではなく、数日、あるいは数週間スマホを封印したいという方におすすめです。
スマホ封印ツール②:タイムロッキングコンテナ
受験生がスマホを封印するためのおすすめのツールの2つ目は、「タイムロッキングコンテナ」です。
タイムロッキングコンテナは、正真正銘”スマホを強制的に触れなくする”ツールです。
スマホ封印ツールよりも、こちらのほうがおすすめです。
スマホ封印太郎は消耗品ですが、こちらは何度でも使うことができます。
① タイムロッキングコンテナにスマホを入れる
② 時間をセットし、ロックする
③ 制限時間が過ぎたらスマホを取り出す
例えば、スマホを入れた状態で1時間セットすると、タイムロッキングコンテナはロックされ、時間が来るまでスマホを取り出すことはできなくなります。
高い商品だと1万円以上しますが、このタイムロッキングコンテナは4,000円くらいで買うことができます。
「絶対にスマホを触れない環境」を作ることで、スマホで時間を浪費しすぎることも、勉強中にスマホに気を取られて集中が途切れることもなくなります。
おそらく、最も簡単にスマホを封印し、「勉強時間の確保」と「集中して勉強」ができるツールなので、気になる方はチェックしてみて下さい。
まとめ:受験生はスマホ封印で合格率が数倍に跳ね上がる
いかがでしたでしょうか。
受験生がスマホを封印するためのスマホ設定、アプリ、ツールをおさらいします。
Level1:通知を切る
Level2:機内モードにする
Level3:階層を下げる
Level4:制限する
Level5:電源を切る
Level6:非表示にする
Level7:持ち歩かない
Level8:アンインストールする
Level9:料金プランを変える
Level10: 解約する
【スマホ封印のおすすめアプリ2選】
① Forest(有料)
② スマホをやめれば魚が育つ(無料)
【スマホ封印のおすすめツール2選】
① スマホ封印太郎
② タイムロッキングコンテナ
繰り返しになりますが、スマホをの長時間利用は「記憶力低下」や「意欲の低下」を招きます。
実際に、仙台市の中学生2万人以上を対象にした研究では【スマホ利用が1時間増えるごとに、テストの平均点が5点ずつ下がる】ことが分かっています。
「スマホをいじっている時間だけ勉強時間が少なくなる」以外にも、勉強中の集中が途切れる、勉強した内容が記憶に残らなくなるなどのデメリットがあります。
そのため、受験生はスマホを封印するだけで合格率はかなり上がると思われます。
自分にあったスマホ封印法を実践し勉強時間や集中力を高めて、ぜひ第一志望校の合格を掴み取って下さい!
スマホの危険性と脳に与える影響は、以下の記事で詳しく紹介しています!
👉【受験生必見】スマホの危険性と脳に与える影響『1日1時間まで』
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