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院試勉強はいつから?内部生・外部生の開始時期と6か月計画

院試勉強をいつから始めるかを示すアイキャッチ院試の始め方

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院試勉強は、いつから始めればよいのか。これは内部生も外部生もかなり迷いやすいです。

結論から言うと、外部受験なら6〜12か月前、内部進学なら3〜6か月前を目安にしてください。英語スコア提出、研究室訪問、研究計画書がある場合は、さらに早めに動きます。

ただし、開始時期は人によって変わります。見るべきなのは、内部か外部か、文系か理系か、英語スコアが必要か、研究室訪問が必要か、過去問が何年分あるかです。

この記事では、院試勉強の開始時期、内部生と外部生の違い、6か月計画、勉強時間の目安を整理します。全体像は院試勉強法ロードマップも合わせて確認してください。

院試勉強はいつから始めるべきか

まず、ざっくりした目安を出します。

受験タイプ開始時期の目安最初にやること
外部受験6〜12か月前募集要項、研究室、過去問、英語を確認する
内部進学3〜6か月前過去問と専門科目の穴を確認する
英語スコア提出あり9〜12か月前TOEICやTOEFLの受験日を押さえる
研究計画書あり6〜9か月前志望研究室と先行研究を確認する
社会人受験9〜12か月前日程、学費、勤務調整を確認する

この表は、あくまで安全側の目安です。すでに専門科目が得意で、英語も提出済みなら短くできます。逆に、外部受験で過去問が難しい場合は、1年前から始めても早すぎません。

内部生、外部生、文系、理系で院試勉強の開始時期を調整する図解
内部生、外部生、文系、理系で院試勉強の開始時期を調整する図解

最初に公式情報を確認する

院試勉強で最初にやることは、参考書を買うことではありません。募集要項と公式ページを確認することです。

文部科学省の大学院入学者選抜実施要項でも、大学院入試では募集人員、出願資格、選抜方法、試験日程などの情報が示されます。実際の試験科目や日程は大学・研究科ごとに違うため、必ず志望先の公式ページで確認してください。

公式情報の見方は、院試で最初に見るべき一次情報で詳しく整理しています。古いまとめ記事だけを見て進めるのは危険です。

外部生は6〜12か月前に始める

外部生は、内部生より早めに始めた方が安全です。理由は、情報量の差があるからです。

内部生は、授業、先輩、研究室、過去問の入手経路を持っていることが多いです。外部生は、それを自分で集める必要があります。

外部生が最初にやることは、次の5つです。

  1. 志望研究科の募集要項を読む
  2. 過去問を入手する
  3. 研究室ページを確認する
  4. 英語スコアの要否を確認する
  5. 研究室訪問や説明会の時期を確認する

外部受験の流れは、外部院試の対策記事で詳しく扱っています。外部生は、勉強時間より先に情報不足を埋めることが大切です。

内部生は3〜6か月前でも間に合うことがある

内部進学の場合、3〜6か月前からでも間に合うことがあります。出題範囲や研究室情報を把握しやすく、過去問にもアクセスしやすいからです。

ただし、内部生でも油断は禁物です。英語スコア提出が必要な場合、希望研究室の競争がある場合、専門科目に苦手がある場合は早めに動いてください。

内部生がやるべきことは、過去問を見て、現在の授業内容と入試範囲のズレを確認することです。授業で扱った内容でも、院試では解き方や深さが違うことがあります。

文系と理系で開始時期は変わる

文系と理系でも、開始時期は変わります。

区分早めに見るもの開始時期が遅れるリスク
理系専門科目、数学、研究室、英語過去問の解法習得に時間がかかる
文系研究計画書、論述、先行研究、語学研究テーマの具体化が間に合わない
学際系出題科目、面接、研究テーマ何を勉強するか曖昧なまま進む

文系は、筆記科目だけでなく研究計画や面接の比重が大きいことがあります。理系は、専門科目の過去問演習に時間がかかることがあります。

研究計画書が必要な人は、早めに研究計画書の書き方を確認してください。

6か月前からの院試勉強計画

ここでは、外部受験でも使いやすい6か月計画を示します。すでに準備が進んでいる人は、途中から入ってください。

院試勉強を6か月前から直前まで進める流れ
院試勉強を6か月前から直前まで進める流れ
時期やること到達目標
6か月前募集要項、過去問、研究室、英語を確認何を勉強するか決める
5か月前専門科目の基礎を復習頻出範囲を一通り見る
4か月前過去問を年度別に解き始める弱点を一覧化する
3か月前苦手分野を集中補強典型問題を解けるようにする
2か月前本番時間で過去問演習時間配分を決める
1か月前面接、研究計画、最終復習説明できる状態にする

6か月計画で大切なのは、最初の1か月で全体像をつかむことです。最初から完璧に理解しようとすると、過去問に入るのが遅れます。

勉強時間の目安

勉強時間は、受験タイプと現在地で変わります。時間だけを見ても意味はありませんが、目安がないと計画を立てにくいので、ざっくり示します。

状況平日休日補足
外部受験・基礎から2〜3時間5〜7時間6か月以上を想定
外部受験・基礎あり1.5〜2時間4〜6時間過去問中心にする
内部進学1〜2時間3〜5時間専門の穴を埋める
英語スコア未提出毎日30〜60分追加模試や本番受験を入れる提出期限から逆算する

時間を増やすより、過去問に近い勉強を増やす方が大切です。10時間読書しても、問題が解けなければ点数にはつながりません。

参考書選びに迷う人は、院試参考書の記事も見てください。

過去問は早めに見る

過去問は、基礎が終わってから見るものではありません。最初に見ます。

最初に見る目的は、解くことではなく、出題範囲と難易度を知ることです。解けなくても問題ありません。むしろ、最初に解けない部分を知るから、勉強範囲を絞れます。

過去問の年数は、院試の過去問は何年分解くべきかで整理しています。最低でも複数年分を見て、頻出範囲を確認してください。

英語スコアは先に動く

TOEIC、TOEFL ITP、TOEFL iBTなどのスコア提出が必要な研究科では、英語を後回しにしないでください。

英語は、試験日、結果返却、提出期限の都合があります。専門科目より早く締切が来ることもあります。

TOEFL ITPを使う人は、TOEFL ITP対策記事も確認してください。

研究室訪問は勉強計画にも影響する

研究室訪問は、志望理由を固めるだけではありません。勉強計画にも影響します。

先生や学生に話を聞くことで、入学前に補うべき分野、研究室で使う知識、面接で説明すべき内容が見えます。

研究室訪問の全体像は、研究室訪問の記事で確認してください。研究テーマがまだ決まっていない人は、研究テーマ未定でも研究室訪問してよいかも参考になります。

直前期にやること

直前期は、新しい参考書を増やさないでください。やることは、過去問の解き直し、間違いの確認、面接準備、当日の持ち物確認です。

  1. 過去問で間違えた問題を解き直す
  2. 頻出公式や定義を説明できるようにする
  3. 研究計画や志望理由を1分で話す
  4. 試験日程と集合場所を確認する
  5. 睡眠時間を崩さない

面接がある人は、院試面接対策を使って、想定質問を声に出して練習してください。

開始が遅れた人の立て直し方

もう時間がない人は、全部を完璧にやろうとしないでください。

まず、募集要項と過去問を見て、出る範囲を絞ります。次に、取れる問題を増やします。難問を追いかけるより、頻出分野の標準問題を落とさない方が現実的です。

残り期間優先すること捨てること
3か月頻出範囲の基礎と過去問出ない範囲の深掘り
1か月解ける問題の精度を上げる新しい参考書の追加
2週間間違いノートと本番時間演習広すぎる総復習

遅れたと感じても、最初に過去問を見るだけで方針は変わります。不安なまま参考書を読むより、出題範囲を確認してください。

まとめ:院試勉強は公式情報と過去問から逆算する

院試勉強の開始時期は、外部受験なら6〜12か月前、内部進学なら3〜6か月前が目安です。

ただし、英語スコア、研究計画書、研究室訪問、社会人受験がある場合は、早めに動いてください。

最初に見るのは、募集要項と過去問です。そこから、専門科目、英語、研究室、面接準備へ分解します。

開始時期に迷っているなら、今日やることは一つです。志望研究科の公式ページを開き、試験科目と日程を確認してください。そこから院試勉強は始まります。

ケース別の開始時期

最後に、よくあるケース別に開始時期を整理します。同じ院試でも、状況によって必要な準備はかなり変わります。

ケース開始時期優先順位
外部受験で専門が違う12か月前基礎科目、研究室、過去問
外部受験で同系統6〜9か月前過去問、英語、研究室訪問
内部進学で研究室を変える6か月前志望研究室、面接、専門の穴
内部進学で同じ研究室3〜6か月前過去問、英語、卒研との両立
社会人受験9〜12か月前日程、研究計画、勤務調整

外部受験で専門が違う人は、早めに始めてください。知識の穴を埋めるだけでなく、志望研究室との接点を作る必要があります。

内部進学でも、研究室を変える場合は早めに動きます。同じ大学内だから簡単とは限りません。研究室ごとに求める知識や面接で聞かれることが変わります。

1日の勉強スケジュール例

開始時期が決まったら、1日の形に落とします。長時間の理想スケジュールより、平日に回せる形が大切です。

時間帯やることポイント
朝30分英語または暗記判断が少ない作業にする
昼15分公式ページや研究室情報を確認スマホでも進む作業にする
夜90分専門科目の演習過去問や章末問題を解く
寝る前10分明日の最初の1問を決める翌日の着手を軽くする

平日に毎日3時間取れない人でも、朝30分、夜90分、週末に長めの演習を入れれば前に進めます。完璧な日を待たず、回る形を作ってください。

卒業研究や授業と両立するコツ

院試勉強は、卒業研究や授業と重なります。特に理系の学部生は、研究室配属後に時間が読みにくくなることがあります。

両立のコツは、重い作業を週末に寄せ、平日は短い復習にすることです。平日に過去問を丸ごと解くのが難しいなら、解説を読まずに1問だけ考える日を作ります。

卒業研究が忙しい時期は、英語や暗記のように短時間で切れる作業を残しておくと続きます。逆に、専門科目の大きな演習は、まとまった時間がある日に入れます。

開始時期より大切なこと

院試勉強は、早く始めれば必ず受かるわけではありません。早く始めても、公式情報を見ずに参考書だけ読んでいれば遠回りになります。

逆に、開始が少し遅れても、過去問から逆算して頻出分野に集中すれば、立て直せることがあります。

開始時期は大切です。ただ、それ以上に大切なのは、何を見て、何を捨て、どの順番で進めるかです。募集要項、過去問、研究室、英語期限。この4つから逆算してください。

よくある質問

3年生から始めるのは早すぎますか

早すぎません。ただし、3年生のうちから毎日長時間やる必要はありません。志望研究科、研究室、入試科目、英語スコアの有無を確認するだけでも十分です。

早く始める人ほど、最初は情報収集と基礎固めに時間を使ってください。過去問を見て、出る範囲を知り、授業で扱う内容とつなげるだけで後が楽になります。

4年生の春からでも間に合いますか

外部受験でも、4年生の春から間に合うケースはあります。ただし、英語スコア提出や研究室訪問が必要なら、すぐに動いてください。

春の時点でやるべきことは、募集要項の確認、過去問の入手、英語スコアの確認、研究室への連絡です。参考書を買う前に、受験に必要な条件を固めます。

1日何時間やれば受かりますか

時間だけでは決まりません。1日5時間読んでも、過去問が解けなければ合格には近づきません。逆に、1日2時間でも、出題範囲に絞って演習できれば前に進みます。

目安としては、平日1〜3時間、休日3〜7時間です。ただし、最初に過去問を見て、必要な量から逆算してください。時間は目的ではなく、計画を回すための枠です。

参考にした一次情報・研究

制度や学習法は、年度や研究の蓄積で見方が変わります。この記事では、次の公式情報と研究レビューを土台にしています。

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